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\ オーバータイム!/
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◆墓前での語り
倉前 七瀬
は先日
ウォルター・B
から教えてもらった獅子堂 敦の墓参りに向かっていた。今回はウォルターにも内緒で一人で電車に揺られている。だんだん寝子島から遠ざかり、本州へと向かっていく。
心地よく揺られているうちに眠気がやってきて、ついうたた寝してしまった。ぼんやりした意識の中、自分が夢を見ていることを自覚することがある。
今がまさにそれだった。そして、自分が死んでいる夢だと気づく。
(まさかこんな夢を見るとは……何かの暗示だろうか)
不思議な感覚のなか、目の前にはウォルターがいた。しかし後ろ姿で表情が見えない。
「ウォルターさん」
声をかけると、彼が振り返る。しかし、あと少しで表情が見えそうだと思ったところでアナウンスが流れて目が覚めた。どうやら本州に着くまでずっと眠っていたらしい。七瀬は軽く伸びをして電車を降りた。
敦の墓は、海が一望できる高台の墓所にある。相応な金額を出さなければ手に入らない一等地。七瀬の足はそのなかを進み、やがて彼の墓の前に来た。短く黙祷を捧げると、七瀬は語り掛ける。
「ここに来る途中、そんなことがあったんですよ」
その報告に返事はない。けれど、会話をしているような気分だった。
「夢の中のウォルターさん、どんな表情をしていたんだろう。泣いてくれたと思います? なんて、敦さんに聞くことじゃないですよねぇ」
七瀬は苦笑いを浮かべる。
「それにウォルターさんを置いていくなんて絶対しません。僕は諦めの悪い人間なので。ウォルターさんを悲しませるなら、死んでも死にません。なんてね」
その言葉になんとなく敦が笑っているような気がした。
「ところで敦さん、甘いもの好きですか? おはぎです! いえ、今の時季ならぼたもちと呼ぶのが正しいですね。僕の手作りですよ! ……といっても、あんこは市販品ですけど。お口にあうといいなぁ」
それを墓前に供えると高台をゆっくりと降りる。その背中を誰かが見つめているような気がした。帰りの電車に乗って、寝子島へと戻る。電車に揺られながら墓前で語ったことをゆっくりと振り返る。
(敦さんと、色々話せたと思いたいですねえ)
手にはお供えしきれなかったぼたもちが残っている。七瀬はスマホを取り出してウォルターに連絡を入れた。
「ウォルターさん。ぼたもち作りすぎたので、一緒に食べませんか?」
「もちろん」
電話越しにウォルターの弾んだ声が聞こえた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
星織遥
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
NPC交流
定員
10人
参加キャラクター数
5人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2024年07月10日
参加申し込みの期限
2024年07月17日 11時00分
アクション投稿の期限
2024年07月17日 11時00分
参加キャラクター一覧
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