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\ オーバータイム!/
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バトル・エアーが吹き荒ぶ
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「ワット!! 僕とデートしてるのに、他の女の人に目移りするなんて!!」
「そんなことないよぉ~、気のせいだよぉ気のせい。…………」
「ほらまたああああああ!!」
稲積 柚春
の回し蹴りが鋭く弧を描く。ぴっちりとしたショートパンツとオーバーニーソックスの形づくる太もも絶対領域は何とも健康的でまぶしく、
ウォルター・B
の目線を奪う……かと思いきや彼は背をそらして蹴りをするりと避けながらに、その瞳は通りすがるスタイルの良いギャルの尻へと流れていた。柚春、怒り心頭にオーラを爆発させ、乱打を見舞う。
多少はいい。許そう、と柚春は寛大である。少しばかりであるならばいい、最終的に自分のもとへ戻ってくればいいのだから。しかしながら隣に自分がいるにも関わらずこの態度、さすがにちょっと如何なものか?
「そりゃあ僕のお尻は少しばかりボリュームが足りないかもしれないけど!」
「いやいやそんなことはないよぉ、稲積には稲積の。…………」
「僕の何!? ねえちょっと、ワット!!」
見目の良いウォルターははっきり言ってモテる。隣りを歩いていれば見も知らぬ女性から笑顔で手を振られることも少なからずあった。
「だからって知らない人に手を振り返すかな普通!?」
「無視するのも失礼じゃない? やあやあ、どうも。ははは」
「ファンサをするなああああああ!!」
柚春が思わず彼の腕を捕まえ抱きこんでやると瞬間、電撃が迸った。ウン万ボルトの強烈な電流であるが、ウォルターは「ぐはあっ」と言って飛び上がった程度である。
「あれ、何か出た? ふふふん、僕を放っておくから。天罰だね♪」
「し、痺れた。ひどいなぁ、僕は誰にも誠実でありたいだけなのに。やあこんにちは、お嬢さんたち。調子はどうだい?」
「言ったそばから……もおおおおおお!!」
巨大な稲妻が二人を中心に落ちてスパークした。髪を若干焦がしながらもへらへらと笑うウォルターは、今日のところはどうも柚春にとって癇に障るムーブが止まらないらしい。これもまた闘争をもたらすバトル・エアーの影響か。
一方サキリと蛇腹剣の付喪神、ラッセルと晴月は巨竜ヒュドラー討伐にあたって連携を深めていた。
「行くよ」
「抜かりはない!」
蛇腹剣は炎の剣を振るう。彼女の本来の姿を模したように炎は鞭のごとく迸りヒュドラーを打ち据えるが、炎熱は硬い鱗には弾かれてしまう。
「ふッ!!」
サキリのマチェットが一閃し、ものの見事に首の一本を斬り飛ばす。が、首は瞬く間に再生し、凍てつく吐息をサキリへと吐きかける。
「主!!」
「く……なかなかやるじゃないか」
辛くもビルの屋上へ着地し、凍結したサキリの身体を蛇腹剣の炎があたためる間、入れ替わりにラッセルを抱えた晴月が飛び出してゆく。
「行くぞ、晴月!」
「うん、ラッセルと初めてのきょーどーさぎょうだね!」
「な、何言ってんだ照れるだろ……おわーっ!?」
稲妻のブレスがかすめてラッセルのおさげを数ミリほど消し飛ばした。炎や吹雪の息ならば晴月が吹かせる突風やあるいは風翼緑槍が起こす竜巻と相殺させ防ぐこともできたが、二人のように飛翔しつつの戦いに雷撃は厄介だ。
「くっそ、こんなにつえーのに首が再生するとか卑怯だろ! こうなったら……」
「こうなったら?」
「俺が、囮になる!!」
言うが早いかラッセルの身体は凛々しい猛禽の姿へと変じ、真っすぐにヒュドラーへ突撃を敢行した。その意図を察した晴月も続き、ラッセルに気を取られた竜の首の一本を、局所的な竜巻を起こして吹き飛ばした。今日は彼女の操る風も風速数倍増しのようだ。
凍結から回復したサキリは心配そうな蛇腹剣の頬をひと撫でして微笑むと、すぐに目線を巨竜の首たちへ向ける。
「ヒュドラー……聞いたことがあるな。英雄ヘラクレスは、その首を切断し傷口を焼くことで再生を防いだと」
「ならば、それは我の役割だな」
炎剣を振るい並び立つ頼もしい相棒にうなずき、再びマチェットを構えたところで、サキリは二つの人影を見つけた。
「うん? あれは」
「だからっ、デートの間くらい僕のほうを向いていてよ、ワット!」
「分かってるよぉ、僕はいつだって稲積を大切に思って、ねぇ? …………」
「よそ見をっ、するなああああああ!!」
発雷した特大の電撃が竜の首を一本消し飛ばしたことに、柚春はまだ気づいていなかった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
網 透介
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
バトル
定員
10人
参加キャラクター数
5人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2024年04月18日
参加申し込みの期限
2024年04月25日 11時00分
アクション投稿の期限
2024年04月25日 11時00分
参加キャラクター一覧
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