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\ オーバータイム!/
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流氷がやってきた!
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◆特別な景色と日常風景
稲積 柚春
と
ウォルター・B
は流氷の噂を聞いて寝子ヶ浜海岸にやってきた。
「うわあ! 本当に流氷だ!」
海面を埋め尽くすように、純白の氷が海岸に押し寄せている。巨大な氷塊が互いを軋ませながら迫る様子は圧巻だ。
「北の方にも引っ越したことはあるけど、流氷は見たことなかったな。まさかこんな所で見られるなんて……ワットは見たことある?」
「僕も初めて見るねえ」
彼の目はきらきらと輝いていた。目の前の光景に釘付けなのは柚春も同じだった。
「船も爽快だろうし、生き物も探したいし、それからそれから……どれから遊ぼう。すぐには決めきれないからワットが選んでよ」
「そうだねえ」
彼は観光砕氷船『パリンコ号』を指さした。氷を砕きながら走る遊覧船だ。2人で船に乗り込むと、ゆっくりと発進した。一面真っ白な流氷のなかを進む迫力や振動は想像以上のものだった。
「あはは! すごいねワット!」
「うん!」
珍しく彼が分かりやすくはしゃいでいた。その姿が微笑ましく思えて、彼のマフラーをそっと整えた。
「まだ見たことのない景色で見たいものはある? 今まで見てきたなかで、僕にもおすすめのものとか」
「うーん、そうだねえ」
真剣に考える彼の横顔を見つめる柚春。
(時間が足りないねってくらい、ワットとあちこち行けたらいいな)
今回のように、流氷のほうから2人のほうに来るなんてことは珍しいだろう。待つだけではなく、やはり自分から向かう必要があるのではないか。
(ワットが卒業まで待っててくれるとは言ったけど、それを大人しく聞いて何もしないのは違うよね)
それぞれの思考にふける2人に割って入ったのはシャチだった。大きな音を立てて、流氷の隙間から飛び出してきた。
「わぁ! ワット、今の見た?」
「うん! すごかったね!」
「やっぱり水族館とは雰囲気が違うし、写真より迫力があるね!」
はしゃぐウォルターの横顔を見ながら、彼の手を取った。
「こうやって、新しい景色をワットと見れたらいいな。ワットの隣で……これからもずっと」
「稲積……」
柚春は握った手に少し力を込める。
「特別な景色じゃなくていいの。見慣れたものが当たり前にそこにある幸せを、ワットと感じたいなって」
ウォルターは静かに彼女の言葉に耳を傾けている。
「だいすき。一緒に来てくれて、ありがとう」
その言葉に、彼は小さく頷いた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
星織遥
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
コメディ
定員
10人
参加キャラクター数
5人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2024年03月01日
参加申し込みの期限
2024年03月08日 11時00分
アクション投稿の期限
2024年03月08日 11時00分
参加キャラクター一覧
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