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【バレンタイン】チョコレート・アンド・ファンタスティカ
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「修君、見て。雪だるまの着ぐるみが歩いてる!」
「本当だ。小さい子もいるけど、親子連れかな?」
七夜 あおい
が見る先に、
八神 修
もまた目を向けた。
待ち合わせをしたお昼過ぎ。
今日の寝子島は、バレンタイン一色だ。
あちこちに描かれたイラストを見つけてはしゃぎ、愛らしい着ぐるみたちと会話をしつつ歩いていると、ちょうど腰のあたりに、七色の光がふわっと広がった。
なにかと思えば、小さなユニコーンが、虹色のたてがみを揺らしながら、翼を羽ばたかせて飛んでいる。
「うわあ、可愛い! ねえ、ついていってみてもいい? 修君!」
「もちろん!」
修がうなずくとあおいは「ありがとう」と破顔して、ゆっくりユニコーンの後を追う。
と、行き着いた先では、チョコレート妖精の着ぐるみが、チョコを配っていた。
「食べて食べて!」と差し出されたそれを受け取って、あおいと修は口に入れた。
あまーい味が、口の中にふわわーん。
同時に二人の周りに、小さな妖精が、ふわわーん。
「うわあっ! 可愛い!」
「流石は寝子島だ。可愛いね。お名前あるのかな」
思わず尋ねた修の言葉は、妖精にしっかり通じたようだ。
妖精は小さな羽でぱたぱた飛んで、宙に「チョコ」と大きく書いた。
それが名前か、チョコレートの精という意味なのかはわからない。
が、修とあおいは「そっかチョコっていうんだね」と笑って顔を見合わせた。
その二人の優しいやりとりを、見守る者があった。
バレンタイン妖精のプリンセスである。
視線に気づき振り返った修とあおいは、そのあたたかな眼差しを見つめ――。
気づけば、チョコレート・ハートフルランドにやって来ていた。
「こういうフシギなら歓迎だね」
「うんっ! 行こう、修君!」
あおいは修の手を取って、元気に走り出した。
まず向かったのは、くるくるまわるチョコレート・フォンデュのメリーゴーランドだ。
「すごーい、噴水になってるチョコの下でユニコーンに乗るなんて、一生に一度の体験かも!」
ウエハースのボートに乗って滑るチョコレートのウォータースライダーは、最初は一人用にチャレンジし、二度目は二人用を一緒に楽しんだ。
「これは一人用より二人用の方が速いんじゃないか? あおい、大丈夫か?」
「ちょっとびっくりしてるけど、修君がいてくれるから平気だよ!」
その後、全アトラクションを満喫した二人は、最後に、遊覧船でハートフルランドを巡るショコラクルーズに参加することにした。
「あおい、これを受け取ってほしい」
船上で、修はあおいにプレゼントを手渡した。
それを見るなり、あおいがはっと顔を上げる。
「もしかして、作ってくれたの?」
箱にリボンをかけたシンプルなラッピングと、座り猫のシルバーチャームで気づいたのだろう。チャームは以前、あおいと作った銀猫に、あえてイメージを寄せていた。
「うん、手作り。中も見てみて」
修の返事に、あおいは箱の蓋を開け、感嘆の息を吐いた。
「すごい……カップケーキがこんなにたくさん……! トッピング全部違うし、作るの大変だったんじゃない?」
驚きと喜びで、あおいの目はきらきらと輝いている。
それを宝石のようだと思いながら、修は「そんなに大変じゃなかったよ」と返した。
「とても簡単なんだ。混ぜて焼くだけ」
「本当?」
「ホントだよ。ホットケーキミックスでね」
あまりに純粋にほめてくれるので照れくさく、つい、作り方を解説してしまう。
と、あおいは「それなら私にもできるかな……」と呟いた。
「できるよ! 帰ったらレシピメールする」
「ありがとう。じゃあうまくできたら食べてね、修君! チャームは修君が作ってくれたジュエリーポーチにつけるよ」
この日一番の笑顔に、修は見惚れた。
(大好きなあおい。君の笑顔が見れるなら、それだけで俺は幸せになれるんだ)
そう、思ったのに。
あおいはなんと、修にチョコを贈ってくれた。
猫形のチョコが詰まったボックスだ。
「修君の手作りチョコに対して、これじゃ申し訳ないんだけど……待ち合わせの前に買って来たの」
「あおいが俺のために選んでくれたんだ。とても嬉しいよ! ありがとう!」
告白の返事は、まだもらえなかった。
しかしこの日、修は最高のバレンタインを、あおいとともに過ごしたのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
瀬田一稀
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
NPC交流
定員
1000人
参加キャラクター数
18人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2024年02月14日
参加申し込みの期限
2024年02月21日 11時00分
アクション投稿の期限
2024年02月21日 11時00分
参加キャラクター一覧
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