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何故こんなところに旅館が?
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迷い込んでしまった不思議な旅館のロビーにて
「早川様と綾辻様ですね。お待ちしておりました」
そう言って笑顔で従業員のスーツ男性に声をかけられたのだ。
二人とも心当たりがない。
不安に駆られ、早川先生の手をギュッと握る。
「こちらへどうぞ。お二人のお部屋にご案内します」
5階最上階の「猫の間」と「本の間」は隣り合っていた。
襖を開くと、響き合っていた猫達が一斉にこちらを振り返った。
「!?」
「中々爽快な光景だな」
そう言いつつも、早川先生も動揺を隠せないようだ。
「みゃあ〜」
猫達が綾花の周りに集まってくる。
「ううっ」
綾花は耐えきれずにニャンコの背中をモフる。ふわふわのモフモフだった。
「ごゆっくり。早川様のお部屋はこちらです」
「あ、私も行きます」
早川先生が笑う。
「良いさ。ゆっくりしてて。後で大浴場に行こう。迎えに行くから」
「はい」
男性と早川先生が出て行ったところで、頭の上でぼんっという音がした。
「へ……?」
頭に耳が生えていた。
「こ、これは」
部屋の一部になってしまう呪いか何かだろうか。
「やっぱりここ、危ない場所なんじゃ」
慌てて廊下へ出ると、すぐにそれは引っ込んだようだ。一時的なものらしい。
「綾辻さん?」
「!」
手早く着替えたのだろう。浴衣姿の早川先生が部屋から出て来たのだ。
「大浴場、海並に広いらしいから今から一緒に行くかい?」
「はい」
猫耳を見られなくて良かったと思ってしまった。
入浴後は夕食なのだが、指定されたお食事処のテーブルには、真ん中に穴が空いていた。七輪を入れるための、焼肉屋さんのテーブルのようだが。
「お待たせしました。はい、こちら!」
何やら若いウェイターがテーブル横のスイッチを入れると、穴の中に水が湧き出てきた。まるで海の水のように青く、潮の香りもしてくる。
「こちらで釣って食べて下さいね〜」
ミニミニ釣り堀ということだろうか。釣り竿が渡される。
「これは、難しそうだ」
そう言いつつ、早川先生はどこか楽しそうに糸を垂らす。
「何が釣れるんですかね?」
「この大きさだし、ワカサギとかじゃないか? ほら氷の下にいる魚」
「テレビでやってますね」
小さくて可愛い魚なので、釣れたら観察しよう。そんなことを思っていると、
「ん!?」
早川先生の表情が固くなった。
「先生?」
「綾辻さん、ちょっと手を貸してもらえるかい?」
「は、はい」
釣り竿に手をつけてわかった。物凄い力で引っ張られている。
「お、大物ですよね」
「う、ううん。でも、このバケツから出てこられるのか」
確かに幅が足りない気がする。
「も、もうちょっと、よし、綾辻さん引っ張ってくれ」
「はいっ」
二人でなんとか勢いをつけてバケツの中から引っ張り出したのは、どうやら巨大なマグロだったようだ。
「! す、凄い」
天井に舞うマグロ、その瞬間、天井の穴から火炎放射が出て焼き尽くした。そして、厨房から出て来たシェフが高く跳んで、二刀流の包丁でカット。綾花と早川先生の前に落ちてきたのは皿に盛り付けられたマグロのステーキだった。
「斬新だな」
「私も始めて見ました」
顔を見合わせ、
「はは、これは凄いな」
「ですね。なんか、楽しくなってきました」
マグロステーキは絶品だった。
巨大な本の上、小さな本が蝶のように飛び交う静かな部屋で、綾花はウトウトしていた。座椅子に背中をつけていると、正面の早川先生が何か言っている。早川先生の部屋にお邪魔して、話をしていたはずなのに。
そこで1度意識が途切れて、気づくと真上に早川先生の顔があった。
「ああ、おはよう。部屋でちゃんと寝たほうが良いよ」
お姫様抱っこをされているらしい。
「はい、ありがとう、ございます……」
運んでくれているのだろう。
「ああ、また明日。猫さん?」
「にゃ? ……にゃああっ!」
完全に生えていた猫耳を見られてしまったのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
高城ヒト
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
SF・ファンタジー
定員
10人
参加キャラクター数
5人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2023年10月01日
参加申し込みの期限
2023年10月08日 11時00分
アクション投稿の期限
2023年10月08日 11時00分
参加キャラクター一覧
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