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【ネコミケ冬】ドキドキゾクゾク! つながれネコミケ♪
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ネコミケ1週間前のこと。
愛猫 萌々子
は、考えていました。
(久しぶりのネコミケです……前回思ったより人が来てしまい大変だったので、今回は一番信頼の置ける人に手伝ってもらいましょう)
「愛猫さん、真剣な顔して……話って何?」
そして萌々子の彼氏である
万条 幸次
は人気のない場所に呼び出されたのでした。
まるで告白でもするかのような真剣な顔に、何か不安を感じた幸次ですが。
「実は私、『のののガール!!』という漫画を描いていて……ネコミケに出るから手伝ってほしいんです」
なんだそんなことか、と拍子抜けした幸次は、
「ネコミケのことは知らないけど、俺にできることなら手伝うよ」
と軽くOKしたのでした。
「ありがとうございます! このことは、絶対内緒にしてくださいね。私のことはペンネームであぃびぃと呼んでください」
喜んだ萌々子は、幸次の手を取って感謝するのでした。
そして当日。
(なんとかぴりりちゃんに気づかれずに済みました)
同室の友人に隠れての執筆や準備はかなり大変でしたが、それを乗り越えた達成感は大きなものでした。
「えっ……?」
待ち合わせ場所に現れた、ヒーローショーの着ぐるみヒロインのような姿の女の子に幸次は呆然としました。
「私です、あぃびぃです。先輩もこれを着てください」
普通の服装で寮を出て、周囲に知り合いがいないのを確かめて途中で着替えて会場入りした萌々子でした。
(私自身はネットで性別不明年齢不詳となっているので被り物は絶対取れません! サークルの身内である先輩も知ってる人に見られたら、私の正体がばれてしまう可能性がありますし)
絶対身バレしないよう、マンガに登場するのんここと野音 のんこの制服衣装と被り物マスク姿の萌々子は、猫の着ぐるみを幸次に渡しました。
「そ、その姿は……」
明るい笑顔でアホ毛を揺らす着ぐるみの姿に既視感がありました。
しかし萌々子は皆まで言わせず。
「先輩は売り子と言う出店の補助係です。売り子ですと言えば作者と間違われないですよ。
……あとこの漫画の内容については私に一切聞かないでください、絶対に」
最後の怖い声に、顔を見なくても表情の見当がついて、何も聞くまいと幸次は決めたのでした。
「……先輩はこのブースでは必要時以外喋らないでください。実は描いてる人が女子高生で彼氏いるとか絶対知られたくないんですよー! 面倒ごととか起こしたくないので……」
「そ、そういうものなの?」
「それに正体不明の方が先入観なく感想もらえるじゃないですか」
そう言われては嫌だともいえず、幸次は着ぐるみ姿に着替えたのでした。
(なんかろっこんつかってるみたいな気分だな……)
ろっこん『猫チェンジ』で猫に変身できる幸次がそんなことを思っていると。
「あぃびぃさん、新刊ください」
さっそく新刊を求めてきてくれた人に、萌々子は嬉しそうに同人誌を渡します。
「ありがとうございます、一旦最終回ですがキャラクターはちょこちょこ描いていきますから!」
「がんばってくださいね~」
幸次は言われた通り黙ってその様子を見ていましたが、お客さんが去ると萌々子は言いました。
「さっき話した通り私が描いていたものが最終回なんです。やっぱりネコミケで直接出したくて……」
「そうなんだね」
本を開いてみようとした幸次は、急に紙を渡されました。
「それじゃ、おつかいお願いします、サークルを回って色々買ってきてください。これ買うリストと地図です」
「えっ、売り子はいいの?」
「お使いも売り子の役目ですよ! わからなければスタッフさんに聞いてください」
「……どうしてこうなった」
一人歩き出した幸次は思いました。
(それにしてもネコミケってものすごい人だ、お客さん……じゃなかった、一般参加者って言うんだっけ……が何万人って単位でくるのもこの人混みならわかる気がする)
「あ、サークルの1つ目はここか」
幸次は無事地図の場所にたどり着き、メモに書いてあった伝えるべき内容を読みます。
「新刊1部ください」
「はい、1000円になります」
着ぐるみの手で慎重にお金を取り出し、渡して。
(そうだ、もう一つ伝言)
「あぃびぃは終了後ご挨拶に行きます」
と告げると、
「あっ、あぃびぃさんのところの! のののガール、楽しみにしてます」
顔を輝かせてそう言われると、なんだか自分のことのように嬉しくなります。
(そして冊子一冊ゲット!)
お使いがうまくいって周囲を見る余裕が出てきました。
「向こうのステージでライブをやってるし、コスプレスペースだと撮影会もやってる。カメラ持ってくるんだったなあ……あの辺も後で行ってみようかな」
今は猫の着ぐるみだから知り合いがいても気づかれないはず、と思います。
(愛猫さんもあぃびぃとして、いつもとは違う自分でいられるのが楽しいのかもしれない……)
幸次はそんなことを思うのでした。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
茄子りんこ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
ホラー
SF・ファンタジー
定員
20人
参加キャラクター数
11人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2023年08月18日
参加申し込みの期限
2023年08月25日 11時00分
アクション投稿の期限
2023年08月25日 11時00分
参加キャラクター一覧
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