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【2】雑談と補充
それから時間は過ぎて、今は午前10時を少し回ったところだ。
店内には相変わらず客の姿はなく、蘭月は真美にレジの使い方のコツを、教えているところだった。
ひとしきりレクチャーしたあと、他に教えることは……と考え、思い出す。
「そうや。モップの置き場所、変わったんやった。それもついでに教えとくわ」
「はい、お願いします」
うなずく真美を連れて、蘭月はバックヤードへと入って行った。
そこで蘭月は、掃除用具の置き場所の変更などについて、真美に説明する。真美は、メモを取りながら、真剣な表情でそれを聞いていた。
やがてそれを終えると、蘭月はふと胸に呟いた。
(ネコンビでのバイトも、3年目かー)
そんな彼女に、真美が言った。
「先輩、いろいろ教えていただいて、ありがとうございます。先輩の教え方ってすごくわかりやすくて、助かります」
「ま、ここのバイトの中じゃ、長い方やからね」
蘭月は思わず胸を張る。そして、続けた。
「ちゅうても、あたしも高校卒業近いし、そうなったらここのバイトも続けるかわからへん」
「そうなんですか……。あ、卒業後の進路とかは、決まってるんですか?」
真美に問われて、蘭月は笑って答える。
「コンビニスイーツとか流行のスイーツ追っかけてるうちにな、自分でも作ってみたくなってんよ。せやからパティシエ目指して、製菓専門学校を狙ってみよかなーって」
「素敵ですね! 受験、がんばって下さい!」
「おおきに。さて、そろそろ売り場に戻ろか」
目を輝かせる真美に言って、蘭月は売り場へと足を向けた。
「はい!」
うなずいて、真美もそのあとに続く。
「福井ちゃん、冷蔵の缶コーヒー補充頼むで」
「はい!」
蘭月の言葉に、真美はカートに缶コーヒーの入ったダンボールを乗せて、冷蔵ショーケースへと向かった。
それを見送り、蘭月は客が来たのでレジに入った。
落合 まゆら
は、寝子高の近所で所用を済ませたあと、買い物のためにネコンビへと立ち寄った。
(寝子高へ通ってた時は、学校帰りによくここへ立ち寄って、イートインでネコチキとか食べてたなあ。卒業して、寝子島アニメーション学院へ入ってからは、あまりこの辺に来なくなったけど)
などと思いつつ、サンドイッチのコーナーへと向かう。
BLTサンドを手に取って、缶コーヒーがほしいと冷蔵ショーケースの所へ歩き出した。
ケースの前には真美がいて、まだ補充作業をしている。
ふとまゆらは、真美の傍のカートを見て、息を飲んだ。ダンボールがカートの上から半分はみ出して傾き、そこから中身の缶コーヒーが落ちそうになっていたのだ。
一方、レジにいる蘭月もそれに気づいた。
(缶コーヒー、重いし硬いしで、ぶつかるとめっさ痛いねん! うっかり中身ぶちまけたら、コーヒーの染みと匂いでえらいことになるし!)
胸に叫んで、とっさに髪につけていたリボンをほどいて、彼女はそちらに投げる。
途端に、ろっこん「カラミツク」が発動して、リボンが今にも落ちかけていた缶コーヒーにからみつき、そっとそれを床に下ろした。
それを見て、まゆらがホッと息をつく。
だが次の瞬間、真美の腰がカートに当たった。衝撃で缶コーヒーが1本横に倒れてころがり落ちそうになる。
「待って!」
慌てて駆け寄ったまゆらは、その缶コーヒーを受け止めた。
「あ……!」
彼女の声にふり返った真美が、ようやく事態に気づく。ダンボールをカートに載せ直すことで、缶コーヒーが落ちるのは完全に免れた。
「だ、大丈夫ですか?」
「平気平気」
真美の声に笑ってみせて、まゆらは受け止めた缶コーヒーを示した。
「ちょうどよかった。これ買うよ」
そのまま彼女はレジへと向かう。
レジでは、やれやれと安堵の息をついた蘭月が、まゆらを迎えた。
「止めてくれて、おおきに。助かりました」
「何事もなくて、よかったよ」
礼を言う蘭月に、まゆらも笑って答える。
やがて、会計を終えるとまゆらは、店をあとにした。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
織人文
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
10人
参加キャラクター数
7人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2023年07月20日
参加申し込みの期限
2023年07月27日 11時00分
アクション投稿の期限
2023年07月27日 11時00分
参加キャラクター一覧
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