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◆重なる面影
片夏 阿呂江
は旧市街にある耳福池を訪れた。
正確には池のほとりにある洞窟の奥で暮らしている
大狐ノ 壱郎太
一家に会いに来た。彼女の訪問を壱郎太一家は歓迎した。
「壱郎太殿は父の旧友であったとか……ほおずき市の時はそうとは知らず大変失礼いたした」
阿呂江は深々と頭を下げる。
ほおずき市の時、阿呂江はここでほおずきを集める手助けをした。しかし壱郎太が病に臥せていたこともあり、込み入った話をする余裕はなかった。
「おまえさんが気にすることはないんじゃ」
壱郎太は穏やかに笑った。ところで、と話を区切り阿呂江の父について尋ねてきた。
「父は先日天寿を全うしました」
「そうか」
「しかし色々ありまして幽霊となりました。今も村長を続けております」
そこまで話すと壱郎太は神妙な面持ちを崩した。阿呂江もなんだか安心して柔和な表情を浮かべる。
「それにしても元気になって本当によかったのー、子ぎつねたちよ。ほれ、土産に片夏村のひらなつ温泉饅頭じゃ」
「わーい!」
饅頭をおいしそうに頬張る子ぎつねたち。阿呂江も話すべきことは話したので、談笑を楽しむ。
壱郎太は病も快癒し、元気そのものだ。淀みなく会話が弾む。すると饅頭を食べ終えた子ぎつねたちが壱郎太の尻尾に乗って遊び始めた。それを眺めていたら子ぎつねたちが阿呂江もどうかと誘ってきた。
「儂も来いと? うーん……じゃあちょっとだけ失礼して」
壱郎太にも断りを入れてからそっと尻尾に乗ってみる。
(おおーっ! ふわふわのもふもふじゃーっ!)
口には出さなかったが、思わず尻尾を撫でる。
(まるで父上のような……今は幽霊として居てくれるだけで十分じゃが、やはりこのもふもふが恋しくなるのう。儂も幼き頃はいつも九尾に上って遊んでいたのじゃなあ)
遠い記憶が阿呂江の心に蘇る。
(父上ぇ……)
沈痛な面持ちで彼女が尻尾にしがみつく。すると壱郎太がその頭を優しく撫でた。
「えっあっ壱郎太殿!? これは……これはとんだご無礼をーっ!!!」
自分の行いに気づいた阿呂江はすごい勢いで引き下がった。いつのまにか子ぎつねたちは別のところで遊んでいた。
「謝らなくていいんじゃ」
とても穏やかな声色だった。壱郎太は阿呂江の心を分かっていたのかもしれない。
「お気遣い、ありがとうございます」
それを感じ取った彼女は、穏やかな声色でそう返した。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
星織遥
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
動物・自然
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2023年06月23日
参加申し込みの期限
2023年06月30日 11時00分
アクション投稿の期限
2023年06月30日 11時00分
参加キャラクター一覧
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