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- 学年：職業
- 00月00日生 00歳
- AAA000000
もふもふもふもふもふもふもふも
◆昼下がりの訪問者
１２月のある日のこと。
その日は梓 智依子は学校もバイトも休みだった。家には彼女と５歳の娘・楓だけ。地主の祖父母は用事があって本土に出かけており、帰りは夕方過ぎになるらしい。だから今日は２人で１日留守番だ。
しかしのんびりしてはいられない。智依子は朝から忙しく立ち働いている。
掃除に洗濯、それに食事の支度もある。それらが終わっても今度は翌日のごみ回収のためにその仕分けをしたり、買い物に出かけたりと休む暇がない。そうして慌ただしく過ごすうちに昼過ぎになった。
昼ご飯をさっと作って楓とテーブルを囲む。
「いただきます」
昼食を２人で食べた後、智依子は少しだけ横になり束の間の休息を得る。
今日は太陽が出ているから、窓から差し込む日差しで暖かい。すこしうとうとしてきたが、朝干した洗濯物のことが頭をよぎる。
（そろそろ取り込まないと……）
体を起こして庭に出ると洗濯物をカゴに取り込む。すると庭にぼちぼちと猫が２匹やってきた。
（どこから来たんだろう）
そんなことを思っていると、次第に猫の数が増えてきた。まるでここで猫の集会を開きかねない感じだ。
「ねこがたくさんだー！」
庭の猫たちに気づくと楓は部屋を飛び出して、そのなかに突進しようとする。智依子は楓を宥めつつ、庭の猫たちを眺める。
（なんで今日に限って？）
庭に猫が集まってきたのか、今ひとつ理解できないでいた。今日は冬の日にしては暖かいからだろうか。庭で日向ぼっこでもしているかのように寛いでいる。
「ねこー！」
ぼんやり考え事をしているうちに楓が猫たちの中へ飛び込んで、もふもふなでなでし始めた。
（引っかかれたりしないだろうか）
内心ハラハラさせられるが、むしろ猫たちは楓を歓迎しているように見えた。楓も安心した顔で猫たちに包まれている。そのうちに智依子のほうにも猫がやってきて甘えてきた。邪険に扱うのも気が引けて、智依子も猫の相手をする。
（少しくらい、こんな時間があってもいいかな）
朝からずっと忙しかったので、この時間がとても緩やかに感じられた。２人は夕方になるまで猫たちと庭で遊んだ。
１２月のある日のこと。
その日は梓 智依子は学校もバイトも休みだった。家には彼女と５歳の娘・楓だけ。地主の祖父母は用事があって本土に出かけており、帰りは夕方過ぎになるらしい。だから今日は２人で１日留守番だ。
しかしのんびりしてはいられない。智依子は朝から忙しく立ち働いている。
掃除に洗濯、それに食事の支度もある。それらが終わっても今度は翌日のごみ回収のためにその仕分けをしたり、買い物に出かけたりと休む暇がない。そうして慌ただしく過ごすうちに昼過ぎになった。
昼ご飯をさっと作って楓とテーブルを囲む。
「いただきます」
昼食を２人で食べた後、智依子は少しだけ横になり束の間の休息を得る。
今日は太陽が出ているから、窓から差し込む日差しで暖かい。すこしうとうとしてきたが、朝干した洗濯物のことが頭をよぎる。
（そろそろ取り込まないと……）
体を起こして庭に出ると洗濯物をカゴに取り込む。すると庭にぼちぼちと猫が２匹やってきた。
（どこから来たんだろう）
そんなことを思っていると、次第に猫の数が増えてきた。まるでここで猫の集会を開きかねない感じだ。
「ねこがたくさんだー！」
庭の猫たちに気づくと楓は部屋を飛び出して、そのなかに突進しようとする。智依子は楓を宥めつつ、庭の猫たちを眺める。
（なんで今日に限って？）
庭に猫が集まってきたのか、今ひとつ理解できないでいた。今日は冬の日にしては暖かいからだろうか。庭で日向ぼっこでもしているかのように寛いでいる。
「ねこー！」
ぼんやり考え事をしているうちに楓が猫たちの中へ飛び込んで、もふもふなでなでし始めた。
（引っかかれたりしないだろうか）
内心ハラハラさせられるが、むしろ猫たちは楓を歓迎しているように見えた。楓も安心した顔で猫たちに包まれている。そのうちに智依子のほうにも猫がやってきて甘えてきた。邪険に扱うのも気が引けて、智依子も猫の相手をする。
（少しくらい、こんな時間があってもいいかな）
朝からずっと忙しかったので、この時間がとても緩やかに感じられた。２人は夕方になるまで猫たちと庭で遊んだ。
シナリオ
シナリオデータ
シナリオスケジュール
- シナリオガイド公開日
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- 2023年06月23日
- 参加申し込みの期限
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- 2023年06月30日 11時00分
- アクション投稿の期限
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- 2023年06月30日 11時00分
