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秘密の高級レストランにて
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レンガで舗装された小道。森の奥へと続いている。
木々の隙間からオレンジ色の明りが見えた。少し進んでみると、立派な洋館が立っていて、ランタンの明りが煌々と輝いている。
そこまで進んで、
綾辻 綾花
は不安になり、
早川 珪
へと無意識に体を寄せた。
はっとして2人顔を見合わせる。
「綾辻さん、もしかして怖い?」
「あ、いや、そういうわけじゃないです」
少し怖いとは思うが、一緒にいるのが珪だと思うとそこまで不安にはならない。
「進もう」
珪の手にはレストランへの招待状。どうやらこの先に食事が出来る場所があるようだが。
突然目の前に現れた建物に目を丸くする。
看板には『RESTAURANT』の文字。洋風の建物で、ここがレストランだとしたら高級そうだ。
綾花と珪は顔を見合わせてから、扉のベルを鳴らした。
「いらっしゃいませ。お待ちしておりました。こちらへどうぞ」
スムーズな動作で案内をしてくれるのは執事服のウェーター。初老の男性で柔和な雰囲気がある。
通されたのはシャンデリアが吊るされた個室だった。クロスの敷かれたテーブルと椅子が2脚。
「さあ、こちらへ」
綾花は緊張しながらも、部屋の中へ。
「少々お待ち下さいませ」
ウェーターがすぐに退室して行った。
「凄く高そうですね。この格好が雰囲気に合うなんて」
「ああ、僕もさすがにこういうレストランは」
そこで言葉を止めた。
まったく来たことがないのか、それとも回数が少ないのか。後者だとしたら、一人ではないだろう。それはそれで気になるところだ。
戻ってきたウェーターにドリンクを注文し、その後に『創作おまかせコース』を注文することにした。
運ばれてきたのは、細長く、大きな皿だった。皿と表現して良いのだろうか。向かい合って座るお互いの目の前まで届くほどの長さなのだが、迷路のようになっているのだ。
「これは迷路皿です。ここをご覧ください」
巨大迷路を上から眺めたような不思議な光景、ウェーターが示したのは綾花と珪の丁度中間地点。そこには、前菜のサラダにメインのステーキ、スープにパン、デザートが2人分並んでいた。
「あ、美味しそ」
綾花が言い終わる前に、メインの料理達が迷路皿に突入した。
「な、なんですか、これ」
メインのサラダに入っている千切りレタスがジャンプしながら、手を振っている。
「美味しく召し上がって下さーい」
「あ、は、はい」
慌ててフォークを伸ばすが、するりと交わされてしまった。
「綾辻さん、そのステーキの付け合せのポテト、止めてくれるかな?」
迷路を通ってこちらへ来るポテト。綾花は行く手をフォークで塞ぐ。
「先生、今ですよ!」
「よし」
珪が伸ばした。フォークがポテトを捉え、無事彼の口へと届いたのだった。
「や、やりました」
「ああ……って、僕ばかり食べるのも悪いから挟み撃ちで行こう。まずは前菜」
「はい!」
連携プレーが鮮やかに決まり、お互いに料理を消費して行ったのだった。
疲労感が出てくる頃には、美味な料理をふんだんに味わうことができ、満足することが出来た。
あれだけの大逃走だったというのに、デザートは普通の盛り合わせ、ティラミスとシフォンケーキとプリンが少しづつ乗っている。
「お疲れ様でした。ごゆっくり」
ウェーターが去って、静かな時間が訪れた。
「美味しかったですけど、やっぱり疲れましたね」
「最後は息ぴったりだったね。僕は楽しかったよ」
珪の笑顔にほっこりする。
「……先生、嫌いなものとかありませんでした?」
「ああ、そういえばなかった。別に伝えてたわけじゃないけど」
「私もです」
嗜好も分かっているのだろうか。
食事が進み、少しだけ眠気が出てきた。時間的に夜遅くなのかもしれない。
「大丈夫かい? 顔が赤いけど」
「へ? ちょっとふわふわするだけで、大丈夫ですよ」
この場の雰囲気に飲み込まれてしまったのか、珪も顔が赤いような。
(赤面した先生、なんだか新鮮です)
いつもよりずっと子供っぽく感じる。手を伸ばし、彼の頬に触れる。
「! ど、どうかしたかい?」
珪、ドギマギ。あまり見ない反応だ。
「はい、あーんしましょ」
スプーンで生クリームをすくって彼の口元へ。
「……参ったな。デザートにアルコールが少し入ってたのかな」
そんなことを、呟きつつ、珪はプリンを一口。
「ふふ、どうですか」
「ああ、美味しい」
場酔いというやつなのかもしれない。ふわふわした時間を楽しんだ。
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あとがき
担当マスター:
高城ヒト
ファンレターはマスターページから!
雰囲気のある高級レストランで過ごす一時、いかがでしたでしょうか?
不思議な料理の数々はあなた専用だったのかもしれません。
ご参加ありがとうございました!
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担当ゲームマスター
高城ヒト
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
定員
10人
参加キャラクター数
5人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2023年06月21日
参加申し込みの期限
2023年06月28日 11時00分
アクション投稿の期限
2023年06月28日 11時00分
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