とある日の帰り道。
綾辻 綾花と
早川 珪はどこからともなく漂ってきた霧に飲み込まれ、気づけば知らない夜の森の中に立っていた。
「……?」
戸惑っていると、自分達の格好がさっきと変わっていることに気づく。
「なんで」
綾花はショートスカートのドレス姿だった。ウエディングドレスのようなものではなくて、パーティや結婚式に参加した帰りのような、いわゆる正装だ。珪の方はタキシードである。
そして手には何やら金色に縁取られた封筒を持っていた。招待状と書かれており、中を確認すると、文字通りレストランへの招待状らしい。ドレスコードがあるらしく、何故こんな格好をさせられたのかなんとなく理解できた。
「レストランに招待されている……ということかな」
二人が立っているのはレンガで舗装された小道。森の奥へと続いている。
「ん?」
木々の隙間からオレンジ色の明りが見えた。少し進んでみると、立派な洋館が立っていて、ランタンの明りが煌々と輝いている。
扉の上に掲げられている看板には『restaurant』とある。食事が出来るレストランということだろうか。
「いらっしゃいませ」
はっとする。大きな扉の前に現れたのはタキシード姿の初老の男性だ。
「当レストランにようこそ。お席に案内致します」
綾花と珪は顔を見合わせる。
「あの、招待された覚えがなくて」
綾花が少し戸惑いながら言う。
「このレストランは相応しいお客様のみをご招待致しております。その招待状には代金も含まれておりますので」
つまり無料で料理を振舞うということらしい。
「さあ、こちらへ」
少し迷ったが、彼に従うことにした。
高城ヒトです。よろしくお願いします。
綾辻 綾花さん、ガイドへの登場ありがとうございました。
概要
今回は強制的に招待された不思議な高級レストランでコース料理を食べるシナリオになります。
〇コース料理の種類〇
① 海の幸コース
② 山の幸コース
③ 創作おまかせコース
料理のメニューは詳しく指定することもできます。マスターに完全おまかせでもOK。
このレストランで出される料理は、この世のものとは思えない美味しさを味わえるとのことです。
また、ちょっと不思議な効果があったりもするとか?
・素直に料理の美味しさを味わったり
・不思議な創作料理に戸惑ったり
・しゃべる料理達とお喋りを楽しんだり
・逃げたり抵抗したりする料理達と追いかけっこしたり
・時には料理の効果で酔ってしまい、ふだんとは違う行動を取ってしまったり
・料理長とお話も出来ます
コース料理を楽しんでもらいたいです。
NPCについて
登録済みのNPCなら、特定のマスターが扱うキャラクターを除き、基本的に誰でも登場可能です。
Xイラストのキャラクターを描写する場合、
PCとXキャラの2人あわせて「1人分」の描写なので、無関係の行動などはお控えください。
※Xキャラだけで1人分の描写とすることも可能です。
その場合は、PCさん自身は描写がなく、Xキャラだけが描写されます。
Xキャラのみの描写をご希望である旨を、アクションにわかるようにご記入ください。
※Xキャラをご希望の場合は、口調などのキャラ設定をアクションに記載してください。
Xキャラ図鑑に書き込まれている内容は、そのURLだけ書いていただければ大丈夫です。
ご参加お待ちしています!