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【球技大会】冬の熱き決戦!
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<3年3組 卓球>
「俺卓球はへたっぴで、早打ちとか無理だぞ」
そう言いつつ、
桜井 ラッセル
は人助け好きで頼まれると叶えたくなってしまう。
結局助っ人要員で卓球ダブルスに駆り出されていた。
「直ぐに休憩できるようキンキンに冷えたペットボトルのお茶とタオルも用意しとくか」
試合前にそう思って準備していると。
「寝子高って浴衣で卓球するのか? すごいな。桜井は着なくていいのか?」
声をかけてきた相手を見てラッセルは目を見張る。
「……海道!? 来なくていいって言ったのに何でいるんだよ!?」
ラッセルの小学・中学の頃の友人、
海道千里
だった。
本土から大学見学の一環で暫く遊びにきていて、先日の木天蓼大学のオープンキャンパスで偶然にも再会した。
ニャイン交換して球技大会の話も確かにしたが……。
「出ると知ったら来ないわけにはなぁ」
そう言う海道の後ろからは他の友達も顔を出した。
「うー……活躍できねーの知ってて来てるな……」
ジト目でにらむラッセルに笑顔を向ける。
「もし勝ったら打ち上げで奢ってもらうからなー!」
ラッセルは叫ぶが、海道は動じない。
照れ隠しの悪態はラッセルの最大級の甘えであることを、小学校高学年からのつきあいで海道はわかっているのだ。
「差し入れに桜井の好きなチーズケーキも南蛮チキンもあるから拗ねるな。拗ねるな。がんばれ!」
「チーズケーキ? ……言われなくても頑張るけど……」
嬉しさを露骨に出すまいと、目線をはずす。
(腕はアレだけど、勝負事は燃える方だから頑張りてぇな、気力で)
そして卓球の試合が始まった。
相手チームの息の合った攻撃に苦しみつつ、必死で食らいついていく。
「よっしゃあ!」
なんとか追いついて球を返せば、うまいところに落ちて相手のミスを誘い。
ペースを崩したところへ、畳みかける!
(今の見たか!)
ちらりと海道のほうを見ると。
笑顔で手を振る姿が見えて、ラッセルはニヤリとした。
「よし、勝ったぞ! 次は野球だ! この調子でいくぞ!」
差し入れの南蛮チキンを頬張り、ラッセルは満足そうに笑う。
(応援してもらうと力が出るもんだな。次の野球、応援頑張ろう)
ラッセルは思う。
もちろん自分で活躍できればなおいいのだが。
<3年2組 VS 3年3組 野球>
午後は着替えて野球の試合へと向かう。
海道たちも当然のように応援についてきた。
「相手は2組か。頑張るぞ」
その頃、実況を任された青山絢は放送席についていた。
「こんなふうになってるのね……」
見慣れない機材や、窓から見えるグラウンドを珍しそうに見回す。
実況は初めてだが、バニー姿でステージに立つよりはずっと楽なはずだ。
(野球のルールを知っててよかったわ。それに……)
同じ学年と言うことで、選手の情報もよく知っている。
「始まるわね」
絢は深呼吸をしてマイクのスイッチを入れた。
「次は3年2組と3年3組の野球です……先攻は3組です」
「英二君、頑張れー!」
応援席でののこが声援を送っている。
2組の佐藤英二はののこに手を振って、守備位置のセンターに向かった。
(そんなには球は飛んでこないだろうけど集中して取組んでミスの無い守備を目指そう)
「チャンスだ、がんばれー!」
3組のベンチではラッセルが声援を送っていた。
そこに実況の声が流れてくる。
『2番の茂部くん、いいスイングです。最近5組の桃川さんと両想いになったので彼女にいいところを見せようとしてます』
「……なんだそりゃ? 実況、詳しすぎだろ」
ラッセルのつぶやきに、チームメイトの
遠藤 健
が言う。
「俺彼女いなくてよかった……」
「いや、それ、よかったのか……?」
突っ込みつつ、自分もゴシップがなくてよかったと内心ほっとしているラッセル。
『打ちました!』
フライが英二の元へ飛んできた。
「オーライ」
英二はフライを落着いてしっかりと捕球し、慌てずランナーの様子を確かめて送球する。
『センター佐藤くん、ナイス送球です。ツーアウト。同じクラスの野々さんの応援が効いてるようです』
(えっ、何この実況……)
恥ずかしい、が気にしている場合ではない。
英二は気持ちを切り替えて試合に集中することにした。
ラッセルはサードとして守備をこなした。
ピッチャーの遠藤は悪くなかったが、相手はコツコツとランナーを進めてくる。
絢の実況はゴシップだけではなく、プレイについても的確だった。
「ランナー2塁3塁、ここで佐藤選手の打順です。ピッチャーとしては打たせてダブルプレイ、あわよくばトリプルプレイを狙いたいところですね」
英二は思う。
(堅実な犠打を目指して頑張ってみよう。コツンと当ててジャストミートだ)
英二の打ったボールはいいところに落ち、見事1点先取した。
「得点はどうなった?! ……もうちょっとか、挽回もなるなる! がんばれー!」
ラッセルは悔しがりつつ、応援の声を上げるのだった。
そして次の回。ノーアウトでラッセルの打順が回ってきた。
『寝子祭では銀河のプリンセスを披露した桜井くん、ここでも活躍することができるでしょうか』
(勘弁してくれよ……)
当時司会を務めた絢のアナウンスは赤面ものだが、ラッセルは気合を入れてバットを振る。
「当たった!」
全力で走る。
「セーフ!」
「よし! 次の打席遠藤か、頼む!」
しかし残念ながら、遠藤は凡打に終わり、ラッセルはホームベースを踏むことはできなかった。
結果、2組が1点差で逃げ切り。
「やったー!」
ののこが歓声を上げたのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
天村花海
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
学校生活
スポーツ
コメディ
定員
30人
参加キャラクター数
18人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2023年05月28日
参加申し込みの期限
2023年06月04日 11時00分
アクション投稿の期限
2023年06月04日 11時00分
参加キャラクター一覧
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