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隠れてないよと知らせるように谷間へ痕をつけて、零れる下側を優しく揉みしだく。彼だけが与えてくれる肌が粟立つ感触に飲まれることを、見られているという羞恥が押しとどめた。
せめてもう少し暗がりであったなら。もう少しだけ、息の上がるほどの口づけをしてくれたなら。手放しきれない理性が、逆に綾花の感覚を鋭敏にさせている気がする。
「珪さんっ」
呼べば目線を合わせてくれるのに、笑みを浮かべて舌を出す。優しく這って湿った跡が外気にさらされると、いつまでも触れられているかのようだ。
身を捩れば背筋を指が滑り、腰を手のひらが撫で。その度に漏れる吐息すら、見えているのではないか。
「ごめんね、今夜はどうしてもしっかり見ておきたかったから」
明日になったからって、何かが大きく変わるわけでもない。それでも、こうやって恥じらう新妻な綾花を見られるのは今夜までだ。
太腿を滑り落ちる手にビクビクと身体を揺らし、ふるりと綾花の細腕から姿を現す頂きに珪は唇を寄せる。
「あっ、ああ……っ!」
軽く啄めば、吸われることを心待ちにするように主張し始め、押し返すように舐め上げれば何度も立ち上がって珪の舌先を楽しませた。
「や、待って」
しっかりと注がれる視線に堪えかねて、綾花は珪の肩を力ない手で押し返した。やっぱり少し明かりを落としてからにしようと、ほんの少しだけ待って欲しいと言うつもりだったのに、がら空きになってしまった胸を見逃してくれるはずもない。
「もう待たないって、言ったよね?」
指先で転がされれば、断続的に声が上がるのを止められなくて、綾花は珪の肩を握りしめた。執拗に責め立てられれば、もうこのまま快楽に身を委ねてみようかなとも思う。
だけどまだ、珪は何も言っていない。
「珪さ……おぼえて……?」
「忘れるどころか浮かれてる。だから綾花にダメって言われて拗ねてたんだ」
構って欲しくていじわるもするし、子供じみた独占欲もある。困らせることばかりしてしまうのは、綾花がくるくると表情を変えてくれるのが可愛くて、もっと色んな感情をぶつけて夢中になってほしいから。
「……格好悪いでしょう?」
大人であり続けるのは難しく、優しいだけでは飽きられてしまいそうで。格好良く澄ませていようにも、取り繕えなくなっていて、彼女は幻滅するかもしれないけど――。
「珪さんは……格好良いですよ」
彼の頭に手を伸ばし、指先に髪を絡めるようにして撫でてみる。
そこまで不安に思っているなどとは考えてもみなかったが、珪がいじわるなのは……知っている。それはもう学生時代から、こちらの気持ちを知っていてはぐらかすこともあったし、恋人となったときも子供のようにからかってみせたりして。
そうやって気さくな物言いができる関係になれたって、綾花にとって珪が格好良いことは変わりない。
「珪さん、愛してます」
だから綾花はめいいっぱいに微笑んだ。出逢い結ばれた幸せと感謝が伝わるように、キスを贈る。
軽く触れるはずだった唇は開かれて、応えるように舌を絡め合えば、珪は穏やかな顔をしていた。
「っは……、僕も愛してる。結婚してくれて、ありがとう」
まるで新婚初夜を迎えたときのようなやりとりに、胸いっぱいになりながらも珪の手は止まらない。繋がるために慣らそうと伸ばされた指先は、ぬかるみを見付けてゆるゆると撫で回した。
「ねぇ綾花」
もうすぐ新婚ではなくなる。
だからといってしっかりした夫婦になれるわけではないし、初めてのことに戸惑うのだって仕方がない。
手探りなのは、珪も綾花も一緒だ。だから支え合えるように、2人いる。
「子供を作ること……意識してもいいかな」
タイミングを整えるのも、長くその身で育てるのも、命がけの出産だって女性の仕事で、男の珪が出来ることなど数少ない。それでも、綾花と家族として繋いでくれる子供を望んでいるのは我が儘だろうか。
突然の言葉に瞬き返す綾花を見ても、珪は動揺などせず指を押し進めていく。じわりじわりとした進みは、腰に響くほどじれったくて、綾花は切なげに吐息を零した。
「僕と、家族になってくれる?」
「もちろんです……っ!」
何度目かの口づけが、綾花の艶やかな声を塞ぎ込む。
甘くて長い夜は、まだ始まったばかり――。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
浅野 悠希
シナリオタイプ(らっポ)
プライベートシナリオS(400)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
恋愛
NPC交流
定員
1人
参加キャラクター数
1人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2023年05月24日
参加申し込みの期限
2023年05月31日 11時00分
アクション投稿の期限
2023年05月31日 11時00分
参加キャラクター一覧
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