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寝子☆刑事(ねこデカ)!
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そんな一幕があるとは知らないままに、時治郎は引き渡しの現場にやって来た。
(何か騒ぎがあったらしいが……俺の知ったことじゃねえ)
目の前の仕事を的確にこなす。昔からの彼の流儀だ。
(ここは重要な機会だ。うまくすればアジトを吐かせることができる)
じっと息を詰める時治郎。
白昼の交差点が、静寂に包まれる。
その瞬間!
バッ!
飛び出してきた黒いジャージの男が、突然ボストンバックを奪ったかと思うと、一目散に走り出した!
「逃がすか!」
飛び出す時治郎。
胸ポケットから取り出すのは、愛刀椿丸ならぬ、チタン製のボールペン。
「梓式古流剣術の技の冴え、目に焼き付けよ!」
言うなり犯人の背後から跳躍。
肘で相手の首を絡め取る。
そのままボールペンで背中を撃つ。
「ぐわっ!」
急所を的確に打たれ、犯人はがくりと膝をつく。
その腕の取って、ぐるりとねじり上げる。
見事な格闘のテクニック。
「てめえらのアジトはどこだ?」
「くっ……誰が言うか……」
「言えッ!」
「こ……この先のビルだ……」
すかさず時治郎はイヤホンごしに怒鳴る。
「旧市街N街北西部のビルに、手の空いている連中は急行しろ! 俺もすぐ行く!」
このチャンスを逃してはならぬ。
*
「了解!」
英二と莉鳥は時治郎の無線を受け、旧市街N地区へ急行する。
「北方面のビルって……さっき見かけたやつだね」
「ドンピシャ! 私たちの捜査も、いい線いってたってことね」
丹念な捜査を朝から繰り返していた二人。
地道な聞き込みによって、真相に肉薄していた。
時治郎の無線にすぐさま反応できたのは、二人の的確な捜査能力あってのことだ。
「行くわよ!」
「あっ、ま、待って……」
陸上部で仕込まれた健脚で走り出そうとする莉鳥に、英二は必死で追いつこうとする。
*
「了解(ラジャ)」
短く答えて、清恋は身支度を整える。
猫誘拐の犯人と、警察が接触したらしい。
このままアジトに突入する流れだ。
何とか支援したい。
ぶーっ!
その時、清恋の携帯がけたたましく鳴った。
「清恋です。これから猫誘拐犯のアジトへのりこみます」
「おい、それどころじゃない!」
「え?」
「犯罪シンジケートの本拠地が見つかったんだ!」
*
「ひいいいいいいい!!」
ダミーの車の中で、想花は縮こまっている。
とんでもないものを見つけてしまった。
まもなく星山たちがチームを組織して、犯罪シンジケートに乗り込むらしい。
それを、自分も支援することになった。
「逃げたらだめだ……逃げたらだめだ」
必死で呟く。
その瞬間、アジトのビルに駆け込む人影が二つ。
「あれ、まだチームが来てないのに、あれは……」
*
「到着! 一番乗りです!」
時治郎の指示したビルに到着した莉鳥と英二。
盛大に息を切らす英二に対し、莉鳥は元気そのものだ。
まもなく時治路先輩もやってくるだろう。
だが、こちらには余裕がない。
人質の確保が第一だ。
「空けてください!」
ドアをノックする莉鳥。
「んだよ……うっせえな……」
警戒心もなく開かれるドア。
中からでてくるのは、人相の悪い男。
「おっ……女を頼んだ奴でもいるのか……いい女だな、俺とまず一発やらねえか?」
「あなた方に、猫誘拐の容疑がかかっています」
ずいと警察手帳を突き出す莉鳥。
「「「「何だと!!」」」」
署までご同行……という言葉を発しそうになって、莉鳥は言葉に詰まる。
背後には、壁をぶち抜いて作った巨大なロビー。
そこには大量の武器と、男たちの姿があった。
とても、猫を誘拐するような連中に見えない。
その瞬間、男が莉鳥を突き飛ばし、逃げ出した。
「待てっ!」
慌てて追跡する莉鳥。
ビルから飛び出して、旧市街からどんどん離れていく。
「おとなしくしろ!」
莉鳥の絶叫が響き渡る。
*
「どういうことだ……」
一方、ビルの部屋の中を覗き込んで言葉を失う英二。
「てめえら、警察か!」
どう見ても怪しそうな、暴力慣れして男たち。
彼らが一斉に、英二ににじり寄ってくる。
ぐっと肩を掴まれて、中に連れ込まれる英二。
(一体、どうすればいいんだ……)
命の危険を覚え、英二は目を瞑る。
その瞬間!
「人喰い時治郎、推参だ!」
ドアが蹴破られる。
犯人を確保し、居場所を連絡したのち、時治郎も相手のビルに急いでいた。
「ここから近いぞ……ついているな」
ほくそ笑む。
誘拐の失敗を気づかれる前に素早く仕留めなくちゃいけない。
逆上した仲間が何をするかわからない。速攻でしとめる必要がある。
徹底的に力押しで責め立てる。
そのつもりだった。
「――相手がちと、多いな」
だが、時治郎にも計算外だった。
なぜか、猫誘拐のアジトに、大量の武器、それに屈強な男たちがいる。
まるで、犯罪のシンジケートみたい。
――まあ、こんな荒事はいくつもこなしてきたな。
おのおのナイフを抜きはなち、自分を囲ってくる相手に、時治郎はボールペンを構えた。
「――犯人たちよ! お前たちは完全に包囲されている!」
その瞬間、星山の声が響き渡った。
そちらに気を取られる犯人たちの隙をのがさず、跳び蹴りをきめる時治郎。
突入してくる星山とエリートたち。
その中にはガクガク震える想花や、清恋の姿もある。
「畜生!」
大声を上げて警察隊に突っ込む男たち。
さすがに格闘慣れしていない星山、腰が引ける。
このままでは、双方無傷ではいられない。
――ガアーーーーン!!!
その時、銃声が響き渡った。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
ぱーすぺ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
推理・サスペンス
定員
10人
参加キャラクター数
6人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2023年04月21日
参加申し込みの期限
2023年04月28日 11時00分
アクション投稿の期限
2023年04月28日 11時00分
参加キャラクター一覧
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