this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
〈ダストと魔階72柱〉占拠されたスタジアム、窮地の人々を救え
<< もどる
1
2
3
つぎへ >>
奇襲をかけ、スタジアムの真白がいた側に到着した常闇は自身の胸をさする。あるはずのものがないというのは少々心地が悪い。
今の彼女は転換カプセルの効果で身体能力が上昇していた。代わりに一定時間、胸を失って貧乳になっているが。
「ここは確か、真白さんが担当していたはずでは? 移動したのでしょうか……」
辺りにはまだ人質が残っている。その状況下で真白が移動したとは考えにくい。だがまずは人質を救うのが優先、と常闇は意識を切り替える。
物陰に身を隠し女性に覆い被さって生気を奪っている札束シモベの首を、背後からコンバットナイフで裂く。音を立てないように静かに首を失った身体を転がし、再び物陰へ。
獲物を探して徘徊している札束シモベに忍び寄ると背後から首を落とす。膝を落とし札束シモベは崩れ去った。
「……体が残るタイプと崩れるタイプに違いはあるのでしょうか?」
そんな事を考えながら、常闇はまた一つ、また一つと札束シモベを片付けていき、ついにはそのエリアの人質を全て解放した。
その後、全裸のティオレ、上半身の衣服がボロボロで何故かずぶ濡れの紫苑と合流する。
「あ、あのティオレさん。服は一体……それになんだかずぶ濡れですね、紫苑さんも」
常闇の言葉に二人はそれぞれ笑って返した。
「服かい? あいつらにやられたよ。ま、減るもんじゃなし別にいいさ」
「水責めとかされましたからねぇ。ちょっと下がすーすーしますが、戦えますよぉ」
その言葉を聞いた常闇は、このままロマリスと戦う男性陣の下へ連れて行っていいものかと考えるが今は一刻を争う。彼らは必死に猛攻に耐えているのだから。
「あの二人なら大丈夫ですよね、うん、きっと……」
そう思い、常闇は八神たちの下へティオレ、紫苑と共に走るのだった。
スタジアム中央ではいまだロマリスの猛攻が続いていた。
身体中をボロボロにしながらも、八神と御剣の瞳に宿る闘志は消えていない。
八神は盾を握る手に力をこめる。既に使い物にならなくなったボロボロの盾がなんとも頼りないが、ないよりもマシである。
真正面から放たれたビームを盾の上を滑らせるように弾き、辛うじて八神はそれをいなした。
それを見たロマリスが拍手をする。岩の上に座り、実に楽しそうだ。
「あははは、マジ? そんなボロボロの盾で弾くとかウケるんですけど!」
笑っていたロマリスは何かに気付き、コインの大盾を展開、それで何者かの銃撃を弾いて見せた。視線の先にはティオレがいる。勿論、全裸だった。当然、男性陣は一瞬困惑する。
「は? 全裸の襲撃者とかマジヤバ案件でしょ!? あはははは!」
「ちっ、防ぎやがった。完全に死角からの一撃だったってのに」
全裸でも何も隠すことなく立っているティオレは苦々しい顔を浮かべた。
「助けに来ましたよぉ、みなさぁん!」
御剣と八神の前に躍り出たのは紫苑だった。その瞬間、スカートがふわりと舞う。何かを見た気がした男性陣は見なかったことにし、目をそらす。
常闇が続けて現れ、コンバットナイフを構える。
「遅くなりました、八神さん。さあ、反撃の時間です」
「よし、もうこっちに攻撃しない理由はない、皆、行くぞっ!」
ロマリスはふわりと浮遊すると悪魔の羽を広げ、無数のコインを浮かび上がらせた。
「あはは、そうじゃなくっちゃね。いひひ、ほらほらぁ殺し合おうよぉ!」
無数のビームを全方位に放ったロマリスを見て、八神は盾の機能を活性化させビームバリアを広げる。
「皆、こっちへ! あれは俺が防ぐっ!」
ビームバリアにぶつかったビームが弾け黄色い粒子となって消えていく。
背後の翡翠色の装甲を展開し巨大な砲身を作ろうとロマリスは距離を取った。そこに八神が盾を投げる。ビームバリア展開用に分離していた盾たちがロマリスの装甲の隙間に入り込み、結合を防いだ。
展開が阻害され、空中でバランスを崩したロマリスへ常闇が迫る。
ロマリスは彼女を止めようとビームを放つが、それは紫苑とティオレの射撃で相殺された。
「このっ、人間がっ調子に乗るなァぁあ!」
コインを無数に呼び出すとそれらを常闇に向かってロマリスは放った。
「行けっ! 勢いを止めるな!」
「やっちゃってくださいよぉ!」
加速した御剣とダストが常闇に降り注ぐコインの雨を切り払い、彼女の手を握って空高くへと投げ飛ばす。
ロマリスに急接近した常闇のコンバットナイフがロマリスの右鎖骨を貫いた。ロマリスの動きが止まる。
「が、ふっ……あがっ……ッ!」
「貴女は、普段は余裕なのにこの周辺を狙われた時だけ、回避に徹底していました。ということはここに攻撃されてはならない部位があると踏んだんです。どうやら、正解のようですね」
身体から翡翠色の煙を放ちながらロマリスの身体がひび割れていく。
「いぎっ、がぁああ、人間風情があぁあ、あたしをぉお、ありえ、ありえないぃい!」
「強いんですよ、集まったら……人間は」
地上へと落ちたロマリスと常闇。常闇は更に深くコンバットナイフを捻じ込む。ロマリスは断末魔の悲鳴をあげた。
「ぎぃいやぁあああああああーーーー!」
びくんと脈打ったロマリスの身体が砕け散る。その身体から翡翠色の影が抜け出していく。
「ダストから聞いている、あれを何とかしないと奴は滅せない、逃がすものか!」
回収した盾を再び放ちビームバリアを発生させた八神はバリアに突っ込んだ。その中で盾本体を掴むとその切っ先で翡翠色の影を貫く。
「弱い人間風情に、このあたしがっ! 悪魔たるあたしがぁあああッッ!」
「ヒトはか弱い。だから連携する俺達は“群れの生き物”なのだよ」
ぐっと切っ先を押し込むと弾けるようにして翡翠色の影は消え去った。
こうして人質は解放され、事件は終結を見たはずだったが……探しても探しても真白の姿はついに見つかることはなかった。
それから数日後、女性が夜道で姿を消すという事件が発生するようになる。
ダストの店で話し合った一同は思うのだ、まだ終わっていないのだと。
<< もどる
1
2
3
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
〈ダストと魔階72柱〉占拠されたスタジアム、窮地の人々を救え
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
ウケッキ
前回シナリオ
〈ダストと魔階72柱〉寝子島に襲来!? 悪魔娘!
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
バトル
お色気
定員
20人
参加キャラクター数
6人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2023年03月24日
参加申し込みの期限
2023年03月31日 11時00分
アクション投稿の期限
2023年03月31日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!