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LIQUID -Star Chronicle- 白瞳戦争編
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【サイドクエスト『邪教の足取り』】
「……なぁぁ~~んで、こんなことに……」
ぼやきながらも、アオイ(プレイヤー:
仙藤 蒼
)は妖艶に腰をくねらせる。薄布は滴る汗に透けてしまいそうだし、そもそも服というには露出が多すぎる。手足を振り上げるたび括りつけられた鈴がしゃんしゃんと鳴り、下卑た顔つきの男たちが野太い歓声を上げた。
「ほらアオイ、笑顔笑顔! バレちゃうわよ!」
「マーナは適応力高すぎ!」
相棒、マーナと幾度もクエストをこなすうち、それなりに付き合いも長くなってきたが、時に意外な一面を覗かせることもある。過去のバイト経験が活きたと語るが、一体どんなアルバイトだったのだろうか。
むすっと唇を引き結んだままのアオイに、マーナは色っぽくしなだれかかり、抱きすくめて男たちを喜ばせつつ、
「仕方ないじゃない? シャローテが暴走して突っ込んじゃうから、わたしたち皆して捕まっちゃったんだし」
「なっ、わたくしのせいですの!? にっくきバリスタール教団の野望を打ち砕くため、わたくしは……!」
「はいはい。踊ればいいんでしょ、踊れば! 今は我慢だよ、シャローテ」
その名も、<蜂蜜の館>。表現としてはいわゆるストリップクラブ的な描かれ方に留まるが、調べてみればその実態はまさしく娼館である。
コーフィル国首都・マデリーンにて、邪神バリスタールを崇める教団の調査を進めていたアオイとマーナ。前回のクエストから続けて合流した、サイディア王国のとある貴族のご令嬢、シャローテとともにコーフィルへと乗り込んだが、このご令嬢がすこぶるトラブルメーカーなのだった。
「しっかしまさか、正面から突っ込んでくとはねえ」
「いくら怪しいからって、まずは下調べとかなんとかあるでしょ」
「ぐっ。そ、そんなのまどろっこしいですわ! バーンと行って、ドカーンとやっつければいいのですわ!」
「貴族の語彙じゃないよねもう……」
夜な夜な密談を交わしているというコーフィルの有力部族長と邪教バリスタールの幹部、その情報を得た彼女らは、現場へと踏み込んだ。踏み込んだというのはまさしく文字どおりであり、様子を伺い捕縛の隙を探っていたアオイとマーナに先んじて、シャローテは実に堂々たる名乗りを上げ、突撃を敢行したのだった。
結果、三人はあえなく返り討ちとなり、こうして娼館へ売り飛ばされてしまった。まずは露出過多な踊り子の衣装で客の劣情をあおり、その後は客でも取らされようか……というところだが、マーナは前傾姿勢で胸を強調しながらも冷静に言った。
「でもアオイ、これってチャンスかもよ?」
「ん、どゆこと?」
「あそこ見てよ、ほら」
アオイも負けじと足を開き、煽情的ポーズを演出しながらに、マーナの示す方向を覗き見る。
「あっ。あの紋章……!」
「例の教団、バリスタールの印よね」
枝葉にコーヒー豆を三つ配置したような、邪教の紋章が旗に描かれていた。どうやら娼館は、教団と密接な関わりがあるらしい。
「わたくし、見たことがありますわ!」
シャローテがたわわな双丘を振りしだいて言う。彼女はNPCだが、デザイナーの趣味が反映されてか非常にスタイルがよい。
「ある時わたくしの家へ、コーフィルから行商の者がやってきましたの。その時に、あの紋章を幌に刻んだ荷車を見かけましたわ」
聞けば彼女の知る限り、サイディアの複数の貴族へ、同様の紋章を背負う行商人が出入りしていたという。
アオイはふむ、とうなずきつつも高々と足を振り上げる。
「つまり教団は、真っ当な商売人の顔も持っていて、そこで稼いだ資金を邪神の復活に費やしてる……とか? このアヤシイ店もその一環かしら」
と。そこまで考えが至ったところで、にわかに周囲がざわめき始めた。
「うん? 何かしら……」
「ご、ゴブリンだ! ゴブリンの襲撃だーーー!!」
声が上がる。叫び声、悲鳴にまじり、甲高い奇声が届いた。
発生中のワールドクエストより、ゴブリンの襲撃イベントがまさに今、この瞬間に起こったらしい。
脂ぎってでっぷりとしたターバンの男が慌てふためきやってきて、
「な、なんてことだ。ワシの館がゴブリンなぞに……!」
「ワシの? あんた店長? ってことは、教団の幹部? これもあんたの仕込みなわけ?」
アオイがその襟元を捕まえすごむと、男はすくみ上った。
「な、なにおう! 貴様ら、いったい教団の何を知っている? ええい、ここから生かしては返さんぞ!」
そこからは大乱闘、大乱戦となった。
マーナがバフ魔法を飛ばし、アオイとシャローテを強化する。アオイの<龍突拳>が男の横っ面をかっ飛ばし、会得した暗殺教団の技を披露するシャローテが、ナイフ投げで部下たちを蹴散らす。
さらに話を聞きたいところだが、乱入したゴブリンがそれをさせてはくれなかった。
「マーナ、シャローテ! 教団の連中は自業自得だけど、罪のない客や娼婦の人たちが巻き込まれるのは忍びないわ。助けるわよ!」
「オッケー、いきましょアオイ!」
「やってやりますわー!」
3人は見事な連携でゴブリンを次々に仕留め、撃破してゆく。
事が片付く頃には、周囲にゴブリンの姿はなく。代わりに、
「さて、店長さん。いや、バリスタール教団の幹部さん?」
「ちょーっとお話、聞かせてくれるかしら?」
「いやといっても聞き出しますわよー!」
「ひっ、ひいいーーー!!」
にっこり
男から首尾よく、次なるクエストの目標を聞き出すことができたのだった。
邪教バリスタール、その目論見を暴く一連のクエストは、まだ続く。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
墨谷幽
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
冒険
バトル
ゲーム
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2023年03月16日
参加申し込みの期限
2023年03月23日 11時00分
アクション投稿の期限
2023年03月23日 11時00分
参加キャラクター一覧
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