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寝子島高校
夢みる。したいこと
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篠原 翠響
は夢の中にいた。
(ふむ。これはファンタジーな世界?)
そこは、どこか童話の中のような世界だった。
気がつけば、翠響は身長が10分の1以下に縮み、背中からは透明な四枚の羽が生えていた。ご丁寧に衣装までレオタードのようなよくある妖精っぽい衣装になっている。ただし、そこまで露出は高くなく、胸も強調されていないので、いわゆるな○う系ファンタジーの世界ではないようだ。
「ミユラ、そんなところでぼーっと浮いてないで、早く会議に行くよ」
「え、ああ、うん。ごめんごめん」
翠響は、自分と同じような格好をした蒼いの妖精にそう叱られて、「ほら、こっち」と促す彼女に従った。
巨大な木の洞に作られた巨大な(それは妖精にとって巨大という意味だが)会議場ではキノコの椅子に座った妖精達がみんな一様に難しい顔をして悩んでいた。
会議の末席に加わって話を聞いてみると、どうやらこの世界では人間による環境破壊などが原因で、妖精種が絶滅の危機にあるらしい。
妖精はなんとか汚染された環境を魔法で浄化する方法で頑張っているらしいが、情勢はかなり厳しいらしい。
「ふむ。そこのキミ。何かいいアイデアはないかね?」
「え? あたし?」
とそこで、翠響は唐突に意見を求められたので、自分なりの考えを語ってみることにした。
「んー、とりあえず今やってることっていわゆる対処療法だよね? でも、それじゃあキリがないし、いっそ原因からなんとかするってのはどう?」
「ふむ。面白い。やってみるといい」
「丸投げ!?」
翠響は思わず叫んだ。
「……仕方ないなぁ。とりあえずやってみるか」
幸い今の翠響には妖精の力が使えるようだ。植物を操り、清浄な空気を司る力。
まず人間界と妖精界の出入り口に行き、植物で物理的に出入り口を塞いでみる。世界ごと切り分けたかったが、そちらは上手くいかなかったのだった。
「ん。こっちは意外と上手くいきそうかも……って、あれ?」
翠響は世界を物理的に切り分け、次に空気を清浄化していったが、そこでふと汚染の発生源が他にあることに気づいた。
それは森の中に立ちこめる深い霧だ。
「この霧……どこかに続いてる? って、これ、寝子島じゃない?」
霧の中を翠響はのぞき込み、驚きに大きく目を見開いた。
片夏 阿呂江
は夢を見ていた。
「儂の名前は片夏阿呂江! 寝子島高校の一年生なのじゃ!」
それは無自覚な夢で、現実の阿呂江は狐妖怪の集落に住む妖怪の女性であったが、夢の中ではごく普通の人間として暮らしていた。彼女の人間への憧れがそのような夢を彼女に見せたのだ。
「お嬢様。おはようございます。では、学校に参りましょう」
「うむ! くるしゅうない!」
夢の中でも阿呂江は普段と変わらぬ口調で会話をし、それは夢の中で無理のない設定として昇華されていた。彼女は寝子島の名家の娘で、独特の口調は厳格な父の影響ということになっていた(だいたいあってる)。
夢の中で、阿呂江は憧れだった普通の人間としての学園生活を満喫していた。
一限目は体育で、朝から持久走をさせられた。
二限は現実でも苦手な化学。
「……突然ですが、今日は抜き打ちテストを行います」
「なんじゃとっ!?」
阿呂江が思わず悲鳴を上げると、同様にクラスのあちこちからブーイングが起きたものだった。
(……むむむ。まったくわからん。しかも、体育の疲れで眠気が……。しかし、儂は仮にも名家と呼ばれる家の娘。堂々と居眠りをするわけには……)
気がつけば、寝落ちして放課後になっていた。
「まあ、過ぎたことは仕方なかろう! さて、部室に顔を出す前に、図書室に寄っていくのじゃ!」
阿呂江は切り替えが早かった。
夢の中の阿呂江は文芸部所属だが、本を書くより、異世界を舞台とした本を読み、想像を巡らせる方が好きだった。ちょうど現実の彼女が異世界の「ひと」の暮らしに憧れを抱いていたように。
だから、だろうか。
「おや……? 図書室の中に不思議な霧が広がっておるぞ?」
見るからにあやしげな霧が図書室にたちこめていても、彼女は躊躇することなく中に入っていた。
その向こう側に不思議なファンタジー世界が広がっているとも知らずに。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
水月 鏡花
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
冒険
SF・ファンタジー
定員
10人
参加キャラクター数
5人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2023年02月25日
参加申し込みの期限
2023年03月04日 11時00分
アクション投稿の期限
2023年03月04日 11時00分
参加キャラクター一覧
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