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waに染まる猪口齢糖と伝統技術の饗宴 in サロネコ1371
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*三人なかよく……。
『ねぇねぇ、千歳。これ凄くない?』
「チョコの表面に浮世絵……。本当にすごいわね」
小山内 海
と
橘 千歳
は展示された作品を見、目を輝かせる。その巧みな技巧を確かに感じ、表情を輝かせる。その少し後ろで
御剣 刀
もまた「凄いな……」と頷いた。
普段から仲良くしている3人は、この『サロネコ』にも仲良く足を運んだようだ。
「どんな創作チョコがあるのか楽しみにしていたのだけど……、見た目が和を感じさせるものから、素材に拘ったものまで、見てるだけでも楽しいわよね」
とお菓子作りを嗜む千歳がほくほくした笑顔でいいつつも、ちらり、と刀を見て一言。
「まぁ、刀は食べる専門でしょうけど」
「まあな」
目に付いた美味しそうなものは全部確保していた刀は、こくり、と頷く。海と千歳はそんな刀に苦笑したりしているが。
『和菓子とチョコレートの組み合わせって、最近は結構よく見るよね』
「どれもこれも興味深いわ。こっちのチョコレート大福もなかなか美味しいわね」
海と千歳が仲良く並んで楽しそうにしている姿を見ながら、刀はほっこりする。そうしながらも、そっと瞳を細めた。
彼にとって、海も千歳も同じぐらい好きで、とても大事な存在である。
(海も、千歳も……そう思ってくれている筈。だけど、目に見えなくて不安になるんだよなぁ)
だから、ことあるごとに『確認』している自分がいる。抱きしめたり、愛を囁き、キスをして。まぁ、本当は少しずつでも『その先』へ行きたいとは思っているが……。
まぁ、こういう機会を利用して『確認』しようとも考えたもののさすがに人の目が多すぎた。故に純粋に、2人と過ごす時間を楽しもう、と心を切り替える。
「二人とも、桜風味のチョコレートがあったんだ。食べてみないか?」
近くにあった試食品を貰い、仲良く製作実演を見学していた千歳と海に持っていく。
「形も桜型で可愛いわね。いただこうかしら?」『私も1個もらおうかな』
二人とも、可愛い桜型のチョコレートに微笑み、早速口にする。刀も「いい香りだ」と期待しながら口にし、上品な味わいと甘じょっぱいジュレに瞳を細める。
「これ、なかなか上品な味だな……。チョコレートなのに桜餅みたいだ」
刀がぽつりと漏らした言葉に、海がこくり、と頷く。千歳もまた、緑茶を飲みながら「春らしい一品ね」と瞳を細めた。
暫くあれこれと食べていた3人。千歳は「いろいろ試したいけど、あんまりたくさんは食べれないし……」と悩み、今だけは刀が羨ましいと苦笑する。目の前では、『それ、どこにあったの?』と海が刀に聞いていた。
のんびりと会場を散策していると……?
『これ、もしかしてチョコレートで作っているのかな?』
海の記した言葉に、刀と千歳は目が丸くなる。というのも3人の目の前にある和菓子は、チョコレート製の籠に入れられていたのだ。
「本当ね……。とても繊細な作りをしているわ。どれだけの時間がかかったのかしら?」
「これが作っている風景の映像か……。根気強さがものをいいそうだな」
千歳と刀が頷き合っていると、海もまた同じことを考えたのだろう。真剣な表情でしばしその映像を見る。
(よくテンパリングされたチョコの艶やかさ、ちゃんと描けたらいいな……)
海は色々なチョコレート細工を真剣な表情で観察する。その最中、彼女は、鞄に入れた『あるもの』を思い出し、少しだけ心配そうな顔になる。だが、首を振って技巧を凝らした細工を眺め続ける。
(こういうの見るとちょっとうずうずしちゃう! 私もこういう風にチョコに絵を描いたりする練習とかしてみようかなぁ)
帰宅したら、早速やってみようかな? と考える海。夢中であれこれ考える彼女を千歳と刀は優しい眼差しで見守っていた。
と、ここで千歳は外の方を見て何かに気付く。
「二人とも、野点コーナーに行ってみない? ちょうど空いているみたいだから」
千歳の声で我に返った海は『本当?』と彼女に見せる。刀もまた興味を示し、そろって野点コーナーへと行ってみる事に。
柔らかい風に、青い空。その下で抹茶と和風なチョコレートを楽しむ。これはこれでとても贅沢な雰囲気に満ちていた。当初「野点……? よく考えてみたらよく知らないんだけど大丈夫か?」と少し緊張した刀だったが、こういう事に詳しそうな千歳がいることで「なにかあれば突っ込んでくれるだろう」と緊張がほぐれていた(そして、千歳がアドバイスをくれたおかげで海共々野点を楽しめた)
「チョコ食べた後なら紅茶と言いたいところだけど、抹茶も悪くないわね。それに、とても清々しいわ」
『気持ちがいいね』
「あぁ……、そうだな」
3人でほのぼのまったりした後、海はカバンから二人へと手作りのチョコを渡す。
「いいの?」
『うん。折角こういうイベントに来るんだからって思って』
千歳が目を丸くし、海が頷くと彼女は嬉しそうに「ありがとう」と言った。刀は「えーっと、次、次までには何か用意するから!」と妙に慌てていた。
千歳も刀も『大好き』で『愛している』
キスより先に進みたい気持ちはもちろんあるけれど……、そういうのは三人一緒に気持ちが揃ってから、ね?
海は想いを秘めたまま、二人に抱き着く。と、刀も千歳も受け止めてくれた。今は、この温もりの共有で心が温かくなる。
「「ありがとう」」
二人の言葉に頷く海。千歳は海と刀に微笑み、小さく頷いた。
(このままこの時間が続けばいいとも思うけど、確かに人目もあるし……)
そう考えながらも千歳は「せっかく海が作ってくれたのだから」と今、3人で食べる事を提案すれば、刀も「そうしようか」と微笑んだ。
3人の甘くておいしい時間はもう少し続きそうだ。
「そういえば」
3人でのんびりした所で、刀がふと、何かを思い出す。
『どうしたの?』
海が不思議に思い問いかけ、千歳も頷く。刀は「実は……」とパンフレットを取り出し、
「ここのカフェで、このイベントに纏わるコラボメニューやテイクアウト商品が販売されているんだ。帰りに買っていけたらな」
と、カフェの項目や書かれたメニューを指さした。
「やっぱり、刀君は食べる専門ね」
『そうだね』
千歳と海の言葉に、刀は顔を真っ赤にしたのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
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シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
NPC交流
定員
30人
参加キャラクター数
22人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2023年02月19日
参加申し込みの期限
2023年02月26日 11時00分
アクション投稿の期限
2023年02月26日 11時00分
参加キャラクター一覧
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