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君に、酔う
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宮祀青果店です、と告げた覚えはある。
桐島 義弘
のアパートへ、新鮮な野菜を届けに来たのだ。扉を開け、いつもと違って髪を下ろし、ラフな彼の姿にときめいたのも覚えている。
その直後が分からない。なぜに
宮祀 智瑜
は今、義弘に押し倒されているのだろうか。
「義弘……せんせい?」
「すまん! すまん、宮祀……! さっきから、おかしいんだ。身体が熱くて……火照っていて、どうにもたまらなくて」
義弘は酔っているようだった。室内に空き瓶、空き缶の類は見当たらないが、ともかくべろんべろんに酔っている。
どこか苦しそうでもある。何かに耐えているような。
思いのほか彼の力は強く、智瑜には跳ねのけられない。こんなにも彼は力強かったのか。
震える手が、意を決したように智瑜の肩に触れる。少しずつ下がり、彼女の腕をなぞり、鎖骨のラインをなぞり、胸へと向かう。その頂へ触れる直前に、びくりとして彼は手を引っ込めようとする。
智瑜はそれを優しく押し止め、包み込み、自ら触れさせた。
「……いいんですよ。義弘先生。私のこと、好きにしてください」
「み、宮祀……!」
真夏のように暑く、二人の額には汗が滴った。
やはり震えたままの彼の手が、ゆっくりと智瑜の上着をはだける。覗く花柄のブラジャーの上から手のひらを添えた。智瑜の肩がぴくりと跳ねる。こんなにも近く、深く、ゆっくりと触れられたことがあっただろうか。
「義弘先生も、脱いでください」
「い、いや。しかし。私は」
「いいんです。脱がせますね」
熟れた果実を思わせる朱に染まった表情で、智瑜は彼の胸元へするりと手を滑り込ませる。彼は許容と拒絶の板挟みに陥り、ふくよかな智瑜の胸へと顔を埋めた。
風が吹く。桃色の甘やかな香りをはらむ風だ。窓も扉も閉じているのに、吹き荒んだ。
「先生……かわいいです」
「からかわないでくれ。その……慣れていないんだ。私は」
「ふふ。やっぱりかわいい」
智瑜は彼の背中に手を回し、抱きすくめる。そのまま身体ごとぐるりと一回転し、今度は智瑜が彼へとのしかかった。
「先生。先生……ねえ、義弘先生。私のこと……すき、ですか」
「私は……」
「それとも、キライですか? 私のこと、女の子として見られませんか」
「言えない……」
「何が言えないんですか? 義弘先生」
「言えないんだ。言ってはいけないんだ、私は……教師だから……」
葛藤に沈み込む彼を間近に見つめていると、智瑜にもこみ上げるものがあった。自分を押えられそうにない。
智瑜もまた、風に酔っているのだった。
「いいんです。いいんですよ、義弘先生……義弘、さん」
彼をかき抱き、胸を押し付ける。自ら導き、彼の手のひらへ添わせる。足を絡ませ、太ももで彼のしなやかな足を挟み込む。
純情だし、一途だと智瑜は自分を俯瞰する。彼と淫らな快楽に耽りたいと望むが、恋する乙女として純粋で真っすぐな想いが故と考える。普段の楚々とした智瑜と、今の淫靡な智瑜は必ずしも矛盾せず、両立し得るのだ。
「智瑜って。智瑜って、呼んでください」
「智瑜……ああ、智瑜!」
再びぐるり回転し、彼が上から智瑜を押し潰さんと覆いかぶさる。上も下も乱暴に取り払われ、下着のみとなった智瑜を見つめ、彼ははっとしてつぶやく。
「綺麗だ……」
「ぜんぶ、義弘さんのものですよ。好きにしていいんですよ」
ちゆ、ちゆとうわ言めいてつぶやきながら、彼は智瑜の首筋を吸った。くすぐったさにみじろぎするも、拒むつもりは毛頭ない。
彼が指をバックベルトからホックへかけて滑らせたところで、
「……あれ? 義弘さん……義弘先生?」
聞こえてきたのは彼の立てる、静かで安らかな寝息だった。
その後にどう帰ってきたものだか、智瑜には思いだせない。自分で服を着たのだろうか、タクシーでも拾ったか、それとも徒歩だったろうか。智瑜もしこたま酔っていたらしく、全くもって記憶が飛んでいた。
覚えているのは彼の荒い息づかいや、たどたどしく触れた手の感触。そのやわらかさ。結局酔いに任せて一線を越えることはなかったが、おぼろげながらにあたたかい記憶として智瑜の胸には残っている。
翌日に学校へ行くと、数学の授業の後、義弘が智瑜を呼んだ。
「あー。宮祀……つかぬことを尋ねるが。昨日、私の部屋に来たか? 宮祀青果店の箱があったが、応対した記憶が無くてな」
「はい、私が届けましたよ。でも義弘先生、お酒を飲んでたみたいで。酔っぱらってたんじゃないですか?」
「本当か? そんな覚えはないんだがな……」
ふと、彼は智瑜の首元へ目を向ける。
「宮祀、その首、どうした? 怪我でもしたのか」
可愛らしい猫柄の絆創膏が一枚、何かを覆い隠すように貼られている。
智瑜は上目遣いに彼を見て、悪戯っぽく微笑み、言った。
「先生のえっち」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
網 透介
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
お色気
NPC交流
定員
10人
参加キャラクター数
8人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2023年01月19日
参加申し込みの期限
2023年01月26日 11時00分
アクション投稿の期限
2023年01月26日 11時00分
参加キャラクター一覧
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