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更衣室の落とし物
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一礼して出ていく綾と入れ替わりに、
冴木 竜司
が職員室にやってきた。
「高野先生、怒りは御尤もだが、少し落ち着いて浅井先生の話も聞いてください。
……状況証拠だけで実際、浅井先生が女子更衣室から下着を取った所を見たわけじゃないでしょ?
浅井先生は更衣室で忘れ物がないかチェックしていて下着を見つけたんだそうです。
……場合によっては名誉棄損ですよ、高野先生」
「かもしれないが、盗まれた生徒が実際にいるんだ。名誉を傷つけたというならいくらでも謝るが、潔白を証明できるのか?」
「俺は今有志の人達が持ってくる情報を吟味してからでも告発は遅くないと言っているんです。
……だから、どうか待ってもらえませんか! お願いします!」
竜司は職員室の床に座り、土下座した。
「うちからもお願いや」
満帆も頭を下げた。
「わかったから頭を上げろ。私だって大ごとにしたいわけじゃないんだ」
高野先生は諦めたように言い、職員室を出ていった。
蓮は言葉の裏の感情を汲み取ろうと高野先生を観察していた。
(悔しい思いが強いようですね。信じたいのに、裏切られた思いなのでしょうか)
残された月詠が考えをまとめるように話し始める。
「プール後は間違いないとして、プール後最後に出た男子か、その後男子更衣室に忍び込んだ者か……。
前者で浅井先生が最後ならばその前に出た者が怪しい。後者は愉快犯か意図的か不明。人外かもしれないな」
「そうですね、私も動物が盗んだ下着を持ち主に返そうとした可能性を考えていました。
それから、親御さんから生徒に下着を届けてほしいと頼まれたとか」
蓮も自分の思い浮かべた可能性を話す。
「ともあれ、浅井先生は白だろう。
女性を苦手な者が女子の下着を盗もうとする高野先生の想像が私にはわからないのだが、まあ浅井先生も男だし。
浅井先生を好きな女子が浅井先生の野生を引き出す為に仕掛けたのかも、などと思ったのだがな」
「えーっ? 浅井先生は確かに人気あるけど、そういうのとはちょっとちゃうような……?」
満帆が考え込む。
「犯人がまだ気づいてないなら現場に戻ってくるんじゃないかな。或いは再犯を犯す。
下着でうまく釣れないかな……何なら私の下着を貸すが」
月詠の発言に竜司が固まった。
「ええっ! そ、それはちょっと大胆すぎる釣りじゃないか?」
「スパッツ履くから無問題だ」
さらっと言ってのける月詠だった。
●いちごパンツがもう一枚
「ちょっといいかしら? 大江山さんが最後に更衣室を後にしたと聞いたのだけど」
何人かに聞き込んだ後、
神無月 綾
は
大江山 結月
にそう切り出した。
「あわわ! 事情聴取早ッ! ……えっ? いちごパンツ……知らないっスね……?」
どこからどう見ても女子生徒の結月だが、実は男の娘である。
本人曰く「女装は『真の漢になる為の戒め』っス。したくてしてるわけじゃないっスよ」とのことだが……。
「確かに自分が最後だったっスね。怪しい人……? 特に心当たりはないっス」
と否定した結月は。
「パンツ泥棒なんて漢らしくないっス! 結月も捕まえるの手伝うっス!
そこの君、パンツ泥棒のことを知らないっスか?」
と男女問わず聞き込みを始めた。
そこへ高野先生がやってきて綾を手招きした。
「神無月、ちょっと」
綾は高野先生についていき、結月は一人になった。
どっと冷や汗が噴き出す。
(……あれ、結構可愛くて気に入ってた柄なのに。
……やっぱり、着替えの手間を省くのに男子更衣室に隠すなんてことしなければよかったっス……)
「うぐ、落し物の件……言い出そうにも言い出せないっス……」
「おい、パンツ泥棒を探してるのか? ならこいつだ」
空音の首根っこをつかんだ士が通りかかった。
「えっ、女の子がパンツ泥棒っスか?」
「うう、士くんのだけだよ、他の人のは取ってないよ……」
「まったく……いつも以上にアクティブだったな……ほら帰るぞ! 缶詰部屋で御説教だ」
去っていく二人を見送りながら、結月は悩む。
「どうすればいいっスか……」
「これは……」
高野先生は「持ち主がわかった」と浅井先生から受け取ってきたいちごパンツを綾に確認させていた。
「私のではありません」
「何、確かなのか?」
「確かに苺模様ですが、柄が違います」
「……そうか」
高野先生は途方に暮れた。
これでは持ち主とパンツ、二つともが不明なことになる。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
天村花海
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
学校生活
コメディ
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年11月03日
参加申し込みの期限
2013年11月10日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年11月10日 11時00分
参加キャラクター一覧
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