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\ オーバータイム!/
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そうだ、イタズラの練習をしよう
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カラー写真の載った冊子を広げ、
稲積 柚春
は息を呑んで
メアリ・エヴァンズ
に問う。
「この中に――ウォルターさんの好みはありますか?」
「そう、ですねぇ……」
好みじゃないからと、一瞥して無下に扱うこともあるまい。
それは柚春も重々承知しているのだが、
ウォルター・B
と素敵な夜のひとときを過ごせるならば、彼の好みを熟知した上で臨みたい。
「純白も綺麗だけど難しそうだし、やっぱり大人ならワイン色とかかな」
可愛く元気なポップカラー、上品な大人っぽさ……それが柚春にどうこうできるか、という点はひとまず置いておいて。彼をよく知るメイドのメアリならば、何かヒントをくれるだろうかと期待した。
「この中でしたらこちらの、全体は落ち着いていますがポップな差し色があるものとか」
「なるほど。可愛すぎず背伸びしすぎずで、いいですね! あとは心構えなんかも伺えると……」
「それは……ウォルターさまにお任せするほかありませんね」
きゃあきゃあと盛り上がる女性たちの輪に入るタイミングを逃し、ウォルターはドアノブに手をかけて固まっていた。
(……何の話? もしかして、メアリにそんなことまで知られてるの?)
一体いつ、そんな情報が漏れたのだろう。いくらメアリに家事を任せっきりだからって、そういった物の取り扱いは慎重に行ってきた。健全な青少年として興味を持つことに微笑ましく思われても、好みが露呈しない程度にダミーも織り交ぜてきたのに――ではなくて。
知っていたとしても、柚春に軽々しく話すメアリでもあるまい。違うはずだ。
「あら、ウォルターさま。どうかなされましたか?」
「ええっと……お茶のおかわりを貰おうかと思ってねぇ」
薄くドアが開いたのに気付いたメアリは声をかけ、柚春は慌てて冊子を片付ける。見られて困る物、なのだろうか。やっぱりそれは、アレなんだろうか。
メアリが紅茶の準備に席を外し、部屋には柚春とウォルターの二人きりとなった。
「ウォルターさん、お仕事お疲れ様です。あの……ハロウィンの予定は決まってる?」
「今のところは、特にないねぇ。お菓子を集めて回る子供でもないし」
「悪戯はしないの?」
ドキドキと見上げる瞳に、少しだけ考える素振りを見せて。ウォルターは唇に弧を描いた。
「悪戯されたい人にしても、面白くないからねぇ。そういう君は、メアリと悪戯の相談?」
「うん、そうだよ。ウォルターさんにだけの、特別な甘いイタズラ」
ふふりと恥ずかしそうに笑う顔と、先の話題とが相まって、青少年であれば何か期待に満ちたことが起きそうな予感がするのだろうが――いや、まさか本当に?
「じゃあ、僕も何か用意した方がいいかなぁ」
「ウォルターさんは甘いドキドキをいつもくれるから、悪戯でもお菓子でも普段と変わらないんじゃないかな」
だからね、と言い淀む柚春はなんとしても正解を聞きだしたいし、ウォルターはどんな爆弾が仕掛けられているのかとヒヤヒヤする。
たいして露出もしていないボートネックの襟元から覗く首のラインが、艶めかしく見えるように小首を傾げたのはわざとだろうか。
「もしもの話だよ。僕が『食べて』ってお願いしたら……ウォルターさんは食べてくれる?」
「えーっとぉ……?」
「僕が悪戯も何もできない、なんて思ってないよね?」
一歩距離を詰めて見上げる柚春の姿に、さすがのウォルターも警鐘を鳴らした。
「可愛いのと大人っぽいの、どっちで準備していたらいいかな」
「待って、待ちなさい。頼むから今はまだちょっと」
紅茶を運んできたメアリが、怪訝な顔でウォルターを見ている。
……当たり外れのあるファッジを口に放り込む悪戯を計画していると知っているのは、女性たちだけの秘密。
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あとがき
担当マスター:
浅野 悠希
ファンレターはマスターページから!
みなさまご参加ありがとうございます、浅野です。
お待たせ致しました、ハロウィンの少し前、準備編のシナリオでした。
10月の中下旬、特別なイベントがある方や待ち遠しい方と、色々いらっしゃって楽しく執筆させて頂きました!
ぜひハロウィン当日も、しっかり楽しんできてくださいねっ!
ご意見ご感想、もしくは「読んだよ!」の代わりにダイヤリーのページチェック入れて頂けると、めちゃくちゃ喜びます。
お時間ありましたら、よろしくお願いします~!
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
浅野 悠希
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
NPC交流
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2022年12月08日
参加申し込みの期限
2022年12月15日 11時00分
アクション投稿の期限
2022年12月15日 11時00分
参加キャラクター一覧
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