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\ オーバータイム!/
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☆13歳のころ
土曜日。
「ただいま」
梓 智依子
は、バイト先から旧市街の自宅に帰ってきた。
「おかえり」
返事は奥のほうから聞こえた。
声のした部屋へ向かうと、4歳の娘の楓が何かを一心に見ているのが目に入った。
祖父母も一緒に、何やらアルバムを見ているようだ。
「アルバム見てるの?」
と声をかけると、祖父がこちらを向いて言った。
「楓ちゃんにママの昔の姿を見せてるんだよ」
「えっ?」
ちょっと恥ずかしくなって、アルバムを覗き込む。
そこには、赤ん坊のころから、今の楓の年齢と同じころのものなど、いろんな写真が納まっていた。
「ママ、かわいいね」
一丁前な楓の言葉に、顔をほころばせる。
「楓に似てるかしらね?」
「んー、わかんない」
瓜二つというほどではないが、どことなく似ているかもしれない。
ページをめくっていくと、やがて、1枚の写真に目が留まった。
13歳の頃の自分だ。
あの頃最先端だった、タンクトップの上から着る肩の出るTシャツ。
ジーンズのショートパンツに左右色違いのカラフルなニーソックス。
ハイカットスニーカーには二色の大きなリボン。
その目は未来を信じて疑わない希望に満ちていた。
昨日のことのように、思い出す。
この写真が撮られたころ、智依子は本格的にプロのダンサーになろうと思って、それまで通っていたスタジオから有名スタジオに移った。
(そこで出会った一回り上のコーチに恋をして──あの冬の夜に二人は結ばれた)
子供のような恋だと人は言うかもしれない。
けれどいつまでも子供ではいられないということを、智依子は身をもって知ることとなった。
まさかあの一夜で楓を身ごもることになるとは、想像もしていなかった。
(あれからいろいろあったし、あの時に思い描いたものとはまた違った道を歩んだけど。でもね)
「ママ?」
気が付くと楓が不思議そうな顔をして智依子を見上げていた。
(今は楓と出会えたことが幸せだよ)
心の中で言って、微笑みかけた。
「このおようふくかわいいね。かえでもきてみたい」
「そうね、もう少し大きくなったらね」
これから楓のアルバムも、たくさんの写真で埋まっていくことだろう。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
天村花海
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
10人
参加キャラクター数
7人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2022年11月22日
参加申し込みの期限
2022年11月29日 11時00分
アクション投稿の期限
2022年11月29日 11時00分
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