this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
君だけのchilling time
<< もどる
1
2
3
4
5
つぎへ >>
◆皆で囲む夕飯ほど、良いひと休みはない。
ビーフシチューが盛り付けられて数秒後、ふう、と一息ついた志桜里の後ろに控えていた獅百合。
どうやら志桜里が動き出そうとする瞬間を見極め、一足先に後ろを取って動きを封じ込めようとしていたようだ。
姉の肩に顎を乗せ、盛り付けられたビーフシチューに目を向ける。獅百合が特に目を引いたのは、肉の数が少ないビーフシチューだった。
「ん~? なーんかあたしのだけお肉少なくないかにゃー?」
「そう? 気の所為でしょう?」
「どーせ足りなかったら追加でよそうだけなのにー」
ぐりぐりと顎で肩を押し込みながら文句をつらつらと述べる獅百合。
姉という立場を利用した不平等だー、全員均等に渡すべきだーと獅百合が述べたところで、志桜里には全く効く様子がない。
むしろ姉という立場だからこそ、志桜里は逆に大人げない大人である獅百合の首にがぶりと強火の甘咬みを与える。
少し鋭い八重歯の食い込み方と言ったら、動物の甘咬みと差異はなく。しっかりと獅百合の首筋に噛まれた痕が残された。
「に"ゃ"ぁ"ーー!!??」
「ふふ。姉の嫉妬深さを見誤ったわね?」
甘くない甘咬みに対し悲鳴を上げた獅百合。
姉の本気というのはこういうのを言うのかと多少涙目になりながらも、志桜里から離れて秘月のいるソファへと逃げていく。
一方で秘月は獅百合の悲鳴で覚醒したようで、夢から現実へと戻ってきていた。目の前で広がる姉妹の仲良し(仮)に小さく笑いながらも、ゆっくりと身体を起こして凝り固まった筋をほぐすように動かす。
ビーフシチューのいい香りに鼻と胃の中が刺激され、良い目覚めとなったようだ。
「やっぱり、姉妹は仲がいいんだねぇ」
小さく笑いながら、秘月は用意されたビーフシチューを前に座り、少し涙目な獅百合も同じように席に着く。
共にそろって「いただきます」の声を上げてから、ビーフシチューを一口。
デミグラスソースの香りが鼻を通り抜けたかと思えば、牛肉の良い弾力が口の中で踊る。野菜の旨味もそのままギュッと濃縮された一口を形容する言葉は、ただ1つしか無いだろう。
「「美味しい~~!!」」
「それはよかった。おかわりはまだありますからね」
かつかつと、陶器のお皿とスプーンが当たる音が何度も響き、他愛のない話で花を咲かせる。
これが、これこそが3人のChillTime。冬場に鍋を一緒につつくようなひとときは、何物にも代えがたく、全てに勝る安らぎのひとときなのだ。
お皿が少し空になった志桜里はもう少し食べようと席を立つ。
それと同時、獅百合も同じように席を立つ。
鍋に残るビーフシチューを注ぎながらも、姉妹はある約束を結んだ。
――夜の秘月は姉のもの、と。
<< もどる
1
2
3
4
5
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
君だけのchilling time
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
御影イズミ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
10人
参加キャラクター数
5人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2022年11月20日
参加申し込みの期限
2022年11月27日 11時00分
アクション投稿の期限
2022年11月27日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!