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眠れば天使、起きれば悪魔、遊ぶ姿はsuper cute!
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可愛い物が大好きで、花屋でバイトをする
京極 花音
。
その名前だけをみれば、愛らしいお嬢さんで小さな子どもにも好かれやすそう――と、思うだろう。
「い゙やぁああああ!!」
しかし実態はそうではない。
長身な上、意外と力仕事が多い花屋のバイトを軽々とこなす体格、そこに強面である。繊細な花束を扱う器用さや優しさを持って接客業をしていても、柔和な笑顔を見せられるわけじゃない。
園児たちを威圧するだけでは飽き足らず、仲良くしようと微笑んだつもりの三白眼は、普段から眉間に皺を寄せているだけあって鋭さを増すばかり。
(……やっぱダメか)
その『笑顔』がどれくらいの破壊力だったかというと、あまり驚いた様子を見せることのない
梓 智依子
でさえ、咄嗟に楓の腕を引いたくらいである。
小さな子でなくとも驚かせてしまうことがあるのはバイト先でも経験済みだし、昔から子どもに好かれた試しがないのだ、この展開は予想していた。……いや、ここまでとは思っていなかったけれども。
手伝いとして馳せ参じた以上、迷惑をかけて帰るわけにもいかないが、このままでは園児たちに近づくことすらままならない。
(だからと言って、今更この顔を優男に替えられるわけもないしな……)
花音がしょんぼりとする様子に、楓はおかしそうに笑った。一緒に遊びたいのに、見た目が怖がられて仲間に入れてもらえない……まるで絵本の中の狼や熊のようだと思ったらしい。
「おにいちゃん、へんしんできたらよかったね!」
変身と聞いて思い出すのは、花音も小さい頃に見ていた戦隊ヒーローだ。戦うときに纏うスーツなら、確かにどんな顔をしているか見えはしない。
「そっか、お面なら……ありがとう」
ふっと力を抜いて笑った顔は、さっきよりも怖くない。楓に対してもしゃがんで返事をしてくれるし、交流会に来るくらいだ、彼の本質は優しいのだろうと智依子は微笑みを浮かべる。
「切っ掛けさえ掴めたら、仲良くなれますよ。一緒に頑張りましょう」
こくりと頷いて、花音はおもちゃ箱にヒーローのお面が無いかを探しに行く。気づけば楓も、同年代の子どもたちと仲良くなって、積み木遊びをしていた。
普段から楓という自身の子育てはもちろん、おもちゃ屋というバイト先の関係で小さな子どもと触れあう機会の多い智依子は、小さな子供の相手をするのは慣れた物だ。
(でも、こんなにたくさん集まると勝手が違うわね)
いつか、と思うほど明確でもないけれど。子供と関われる職業に就ければと思っていた智依子にとって、今回の保育士体験はありがたいことだった。
目指す物によって、必要な資格が違うように。どういう形で子どもたちと関わりたいのか考えるには良い機会だ。
そこに楓がいるからと贔屓目で見ずに全体をよく見て――と思ってた矢先、楓が声を張り上げている。
「つみきは、みんなのなんだよ! よこどりはダメ!」
「なんだよ新入りのクセに! どーせママがいるからカッコつけてんだろ」
ケラケラと笑って、反省の意を見せない少年。名札によると『ゆうま』という名の彼は、積み木でも人気のパーツを持って、楓の正義感を小馬鹿にしていた。
あんなに嘲り大丈夫だろうか。智依子は楓ではなく――少年の安否を心配した。
智依子も楓と同じ年頃に少々覚えがある。ちょっかいをかけられ応戦したら、勢い余って返り討ちで泣かせてしまい、やり過ぎではないかと窘められた記憶が。
(……クラスでもかなり乱暴者の男の子だったから、先生もびっくりしてたし)
そんなお転婆時代を過ごしても、こうしてお淑やかに育つ物なので安心して欲しい。
そう当時の先生に伝えられたらいいのだけれど、もしかしたら智依子を良く知る人物は小首を傾げるかもしれない。
「ママが見てないからいじめっ子なの? かっこわる~い」
笑われた分は笑い返して、相手が動揺した隙に楓は奪われた積み木を取り返した。
2人が口喧嘩で済んでいるうちに、仲裁に入らなくてはならない。智依子はそろそろ頃合いかなと、手を叩いて睨み合う2人の意識をこちらに向けようとした。
「ねぇ、おねえちゃんもいっしょにあそぼ?」
くいっと園児に手を引かれ、タイミングを逃す。ちょっと待ってねと微笑み返すより早く、ゆうまは腕を振り上げていた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
浅野 悠希
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
NPC交流
定員
10人
参加キャラクター数
7人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2022年09月19日
参加申し込みの期限
2022年09月26日 11時00分
アクション投稿の期限
2022年09月26日 11時00分
参加キャラクター一覧
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