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今日が今日であればいいさ
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なるほど、と言ってついまた懐手したのは、
伊織 源一
なりに
詠 寛美
の提案に驚いたためかもしれない。
「……理解した。微力ながら協力しよう」
深くうなずいた。
「そんな重々しく答えねーでも」
はははと寛美は笑った。
「なんだか仇討ちの加勢を頼んだみたいな気分がしてきたぞ。もっと気楽に気楽に」
「大仰だったか」
いやいや、と寛美は首をふった。
「笑って悪かった。考えてみりゃそうじゃねーな」
寛美は楽しげに言うのである。
「ずっしり重々しいくらいのほうが、伊織らしくていいかもしれねぇ」
「そうか」
「そういうこと」
通じあったように寛美と視線を交わすと、久方ぶりに出会ったがゆえの薄い緊張の膜のようなものが、ふっと溶けたように源一は感じたのである。
「さっそく、向かうとしよう」
しかし数歩行ったところでところで、ちょっと待ってくれと断って伊織は足を止めた。背のナップザックを前に回し、手を突っこんでスマートフォンを取り出す。布張りのハードケース入り、布は無地のエクルベージュ色だ。ずいぶんとけばだっており、留め金周辺にいたっては剥げて白い地がのぞいている。中身のスマホ本体にしたって数世代は前の型落ち品だ。けれど丁寧に扱っているらしく、表面の光沢は新品と大差なかった。伊織の大きな手からすれば子どもの玩具みたいに見える。
「家の祖父に連絡を入れたい」
出るとき、昼前には戻ると伝えていたからな――と寛美に告げたところで電話がつながった。
『おうどうした?』
いよいよ卒寿を迎えたというのに、祖父の声には相変わらず張りがある。
「高校時代の知人と路上でばったり会って、買い物に付き合うことになった。街に出る」
ほう、という祖父の語尾が跳ねた。
『だったらメシも外だな。あいわかった』
妙に上機嫌な祖父の声色である。源一が誰かと出かけるのが珍しいからだろうか。
ゆっくりしてこいやとやはり嬉しげな祖父に、
「そういうことで」
短く返事して源一は電話を切った。
待たせたなと寛美に言う。
「行くとするか」
電話をザックに戻した源一に、寛美が白い歯を見せた。
「仲良さそうだな」
「俺と祖父がか?」
「ああ」
「……そうか?」
祖父の声は聞こえていないだろうから、自分のぶっきらぼうな言葉しか聞いていないはずだがと源一は思う。むしろ素っ気なかったような気がするくらいだ。
「だってよ」
寛美が言う。
「伊織、ずっといい顔してたから」
「いい顔……?」
思わず我があごをさする源一である。自分ではとんとわからないが、少なくとも寛美にはそう見えたものらしい。
「うらやましいな、そういうの」
格別に感慨を含めるわけでもなく、さらりと寛美は言い添えた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
桂木京介
シナリオタイプ(らっポ)
プライベートシナリオSSS(600)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
NPC交流
定員
1人
参加キャラクター数
1人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2022年08月07日
参加申し込みの期限
2022年08月14日 11時00分
アクション投稿の期限
2022年08月14日 11時00分
参加キャラクター一覧
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