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月色カフェは二人で
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*青い秘密を共有するふたり
これは、俊介と美和や梓親子が到着する2時間ぐらい前に遡る。
「いい匂い……」
稲積 柚春
は店内に一歩踏み入っただけで香る甘みに頬を緩める。傍らの
ウォルター・B
も心なしか表情が柔らかいように思えた。
「この香りは安らげるね。気に入ったのかい?」
ウォルターの言葉に、柚春はうん、と1つ頷いた。
普段のウォルターと少し違うように思うのは、今が
『ウォルターさんの時間』
だからだろうか? 少女は少しだけ背伸びしたような気持ちでウォルターの隣を歩いた。
この二人は
秘密
を共有している。そのくすぐったくも大切な秘密から、少しずつ距離を縮めつつある……と、柚春は感じている。
店の奥に通された2人は、花が活けられた器に目を見張る。
「とても感じがいいね」
「うん。お花の飾り方も綺麗……」
ウォルターと二人っきりで、同じものを見て、些細な感情を共有する。それが少し照れてしまうも、やはり嬉しくて。
傍らの彼を見上げ、小さく微笑む。
(お月見の時期が近かったし、月の名前とか、『月が綺麗ですね』の返しとか、色々覚えてみたけど……)
不思議そうに見つめ返すウォルターに気付き、少し頬を赤くしてそっぽを向く。そんな少女の仕草に微笑みながら、ウォルターは店員からメニューを受け取った。
「どれにしようか?」
「美味しそうな物ばかりですね」
こうして一緒にメニューをみるのも楽しくて。小さなことでも微笑みが溢れてしまう。
「ご機嫌だね、稲積」
「ウォルターさんと一緒だから、かな」
でも、なぜ二人っきり? ворはダメかな? そんな疑問を思い出したがすぐに微笑みを強める。
(月に手が届くかもしれないからね?)
向かいに座るウォルターに、にっこり微笑んで見せる。
「ねぇ、ウォルターさんは告白とか、ストレートに言う方が好きかな? 僕はロマンチックなことも好きだけど参考に聞きたいな」
それとなく問いかける彼女に、ウォルターはくすり、と笑う。
「そうだね……。柚春は、どっちだと思う?」
(えっ?!)
そんな風に問いかけられるとは思わず、少し狼狽える。少し焦ったような表情で考える彼女に愛しさをほんのりと覚えながら、彼はコーヒーを口にした。
(何故だろうね。彼女の前だと、呼吸が楽になっているように思うよ)
確かに、『彼女』の存在に安らぎを覚えている。だが、それだけではないかもしれない、と偶に考えている自分がいる。
「急がなくていいよ。『今の君』の優しさが、素敵なのだから。いずれ大人になったとしても、『その時の君』の優しさが胸に響くかもしれないね」
すこしきょとん、となる柚春に、ウォルターは優しい眼差しを向けるのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
コメディ
定員
10人
参加キャラクター数
6人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2022年08月25日
参加申し込みの期限
2022年09月01日 11時00分
アクション投稿の期限
2022年09月01日 11時00分
参加キャラクター一覧
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