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<悪魔ダスト3>不定形魔獣と女子高生
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●夜に舞うは剣閃
夜の闇に響き合う剣戟音。
何度も振るわれる刀が僅かな光で照らされる道に幾重にも剣閃を描く。
「……不定形だが、斬撃がある程度効いている。これならやりようはあるな」
御剣 刀
はジェルバスターの攻撃を飛び退いて避けると、刀を握りなおして中段に構える。
この刀は他の物と同じ、アブナイ妄想を抱かせるサムライソードだが彼には効果がほぼ無い。
その理由は……既にあらゆる行為を金髪紅眼の女性ツクヨと共に体験しているからだった。できない妄想など恐らくはもうないのだろう。彼女との絆が刀の誘いを断ち切る力となっているのだ。
「中々に良い妄想の数々だがな、そういうことはもう体験済みだ。だがヒントにはなる……触手か、確かツクヨのあの髪も一部だけ動くんだよな」
そう言って思い出すのは、身体を重ねている時にだけ見れるツクヨの髪の動き。金髪の中で一部だけメッシュのように黒い髪の部分が彼女の感情に従って蠢くのだ。それをよく知っているのは彼だけだろう。
大きく広がってハンマーのように打ち下ろされるジェルバスターの攻撃を下を潜り抜けることでかわした御剣は右足を軸に回転すると、刀をいったん鞘へとしまう。
身体をろっこんの力で加速させると、ゆるやかになった世界の中で彼は瞬時に刀を抜き放った。舞うように何度も振るわれた剣閃がジェルバスターを切り刻んでいく。
無数の斬撃を受けながら、ジェルバスターは本能的にまずいと察したのか御剣から距離を取って逃走する。
「逃がしませんよぉっ……赤く燃え上がれ、焔の化身……爆ぜろ、爆炎っ、ブレイズボムっ!」
塀を飛び越えて現れたのは、ツクヨと姉妹かと見間違う如く瓜二つの姿を持つダスト。髪が黒く、目が青い以外はほぼ同じだ。服装は此方の方が随分とスポーティーな格好をしているが。
両手を合わせ、詠唱を完了させたダストの手の平から人の頭程の火球が放たれる。直進した火球はジェルバスターの命中し炸裂、夜に眩しい爆炎を巻き起こす。
「ギィィィィイイイイイ!」
「そっちに行きましたよぉっ、妙子さぁん!」
「は、はいっ任されましたッ!」
路地裏目掛けて逃げ出したジェルバスターの前に立ちはだかったのは、
白石 妙子
だ。だが今の彼女は普段と違い妙齢の女性と言うよりも若き少女にしか見えない。
それは見に付けた剛腕女子高生の効果だった。この制服は見に付けた女性を問答無用で“若い巨乳の少女”にしてしまう物だからだ。その代わりに強靭な腕力を手に入れる代物。
逃げようとしたジェルバスターを真正面から受け止め、妙子はまるでプロレスラーが相手と組み合うように魔性を引き留める。
「くっ、なんて重さなの! でも……ここで逃がすわけには、いかないのっ!」
組み合う妙子の身体にジェルバスターの身体が纏わりつき、制服を徐々に溶かすと同時に生気を奪い始める。
体から力が抜けていく虚脱感に耐えながら妙子は懸命にジェルバスターを押し留め続けた。
「どんどん……力が、抜けて、いく……でも、まだっ、私は、やれる、からっ!」
抑え込む妙子に覆い被さろうとジェルバスターは身体を広げる。残された力を振り絞って妙子はその攻撃を何とか凌いでいた。
「往生際が悪いなっ! これで終いだっ!」
空気を足場に駆け上がった御剣が大上段に刀を構え、力の限りジェルバスター目掛けて振り下ろした。深い斬撃を受けたジェルバスターの身体が揺らぐ。
その瞬間、無理やりに不定形の身体を巧みに使って妙子の身体の隙間を通り抜けようとしたジェルバスターの動きに、妙子はすかさずろっこんを発動させる。
ジェル状に変化した妙子の身体はジェルバスターよりも素早く路地裏へと後退すると、道幅いっぱいに体を広げて塞ぐ。不定形の壁となった妙子にジェルバスターは衝突し、それ以上は進めないようだった。
(不定形はあなただけの特権じゃないんですよっ、これなら逃げられませんっ)
「せぇえりゃあぁあーーッ!」
低い姿勢で走って剣を思いっきり振り抜くのは
姫神 絵梨菜
だ。彼女の刀がずんっと身動きできずに蠢いているジェルバスターの身体を斬り裂く。
逃げられないと判断したのか、ぐるりと身体を反転させたジェルバスターは身体をぶつ切りにし、雨のように絵梨菜目掛けて身体を降り注がせる。
「その手には乗らないよっ! こんなこともあろうかと、用意していましたのは……この傘ッ!」
ばさっと傘を広げると華麗な手さばきでくるくると絵梨菜は傘を回す。回転する傘に弾かれ、ジェルの雨は弾かれて地面へと落ちていく。
効果がないと判断したジェルバスターは体の一部を銃弾のように発射する。
咄嗟に傘を手放した絵梨菜は地面をころころと転がってそれを避けた。
「ふう、危ない危ない……そんな飛び道具までもってるとかずるいでしょ!」
何度も発射されるジェルの弾丸を絵梨菜は持ち前の反射神経と身のこなしでかわしていく。きっとチアリーディングの過酷な練習がそれを可能とするのだろう。身体能力が高くなければチアリーディングは務まらない。
それでも僅かに掠ってしまったのか彼女の衣服は徐々に溶かされていた。短くなったスカートからは麗しい太ももが覗く。
「やーん、制服溶かさないでよぉっ! もうっ短くなればなるほど、威力上がっちゃうんだからねっ!」
「奴を倒すには決定打が必要だ、援護する。決め手は任せたぞ」
ジェルの銃弾の雨を引き付け御剣は刀でそれらを打ち払いながらジェルバスターに牽制の一撃を加えていく。全ては後詰めの絵梨菜の為だ。
隙を見せたジェルバスターの様子に、すかさず懐に飛び込んだ絵梨菜はバトンを回転させる要領で刀を素早く回転させる。ジェルバスターの身体がズタズタに斬り裂かれ、ジェルバスターは身体を揺るがせた。
「いっくよぉーーッ! 必殺ッ! 超音速美脚乱舞ッッ!」
目にも止まらない速さで繰り出されたのは凄まじいまでの蹴りの数々。その速さは短くなったスカートの影響もあって既に足が肉眼で目視出来ない程に素早い。
蹴りの乱打に打ち据えられたジェルバスターはぶしゅうっと白い液体を噴出し、そのまま干からびる様にしおしおと小さくなっていき、最後には蒸発するように消えた。
「やったぁ! やったよ! これで寝子島の夜は安全だねっ……うぐっ!」
勝利の叫びをあげた絵梨菜だったが、次の瞬間がくっと膝をつく。
脳裏に浮きぶのは、もしもの光景。あのジェルバスターに組み敷かれ……衣服を溶かされながら胸も尻も弄ばれ、生気を吸われて堕ちていく姿。だらしない自分の顔がはっきりと浮かび、絵梨菜は赤面する。
「どうした? どこか怪我でも……」
「ううんっ! な、なんでもないの! いいから、全然、気にしなくていいから!」
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ウケッキ
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<悪魔ダスト2>トンネルの怪、白き腕の怨念
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ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
バトル
お色気
定員
20人
参加キャラクター数
6人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2022年07月29日
参加申し込みの期限
2022年08月05日 11時00分
アクション投稿の期限
2022年08月05日 11時00分
参加キャラクター一覧
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