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シオ・レイゼルオーク
はぽかんとしてしまった。
家を出て、近所の民家の塀のところにスズメがいるのが見えてしまって、気づいたら塀の上だった。
(どうなってるの?)
頭の上で耳がぴくぴくと動く三角の耳、スカートを貫通している長い尻尾。
「猫、化? あ、凄い」
塀の上などどんなにバランス感覚が良くてもふらつくのに、スムーズに歩けてしまう。
「この身軽さは凄いわね」
と、視線を感じた。ふと見下ろすと、こちらを見上げているのは友人の白石妙子だった。
「塀の上? シオさん大丈夫? なんか凄いわね。猫耳……」
妙子の様子にくすくすと笑う。
「白石さんもね?」
白石 妙子
は友人のシオの猫耳姿を目撃したわけなのだが、彼女に言われて頭に手をやると。
「耳!? 犬……? やだ、恥ずかしい……」
中途半端なタレ耳である。
「多分、スコティッシュフォールドの耳じゃないですか?」
「ええ、なんで?」
ピンポイントで折れ耳のスコティッシュフォールド耳が生えるとは。
耳を持って、上へ引っ張ってみるが。
「いたたたっ。……取れない……」
絶望。
「凄く可愛いですよ?」
「あ、ええっと」
正直、シオの猫耳の似合い方は異常だ。そんな彼女と買い物でもしようということになった。
スーパーのバーゲンセールにやってきたのだが、
「凄い人ですね……!」
「バーゲンセールの籠に近づけるかしら」
「行きましょう」
シオが進み始めた。まずは人の間にするりと入り込む。体勢を低くし、体を捻りながら、人混みを進んで行く。
まるで猫のように。
最終的に目当ての服を購入できたのだった。
「息子のTシャツがこんなに安く」
スーパーの外でお互いの戦利品を確認し合う。
「猫って、体が本当に柔らかいんですね。人混みが簡単に抜けられました」
シオの言葉に妙子も頷く。
「身軽ですし、自分の身体じゃないみたいですね」
帰り道、このまま帰宅するという話だったのだが、途中で細い路地にあるお洒落な喫茶店を見つけた。
花の香りがするアイスミルクとキャットフード風クッキーをテイクアウトし、高い塀の向こうに見つけた草っぱらでごろんと横になる。というか気づいたらなっていた。
「んーっ」
シオが猫のように体を伸ばし、三角耳をぺたんとさせる。
「あー、気持ちいです」
「そうですね。猫だからですかね」
妙子も頷いて、丸まる。
「ぽかぽかします。ふにゅあ……」
妙子は青空に目を細める。大人同士のショッピングでこんな過ごし方は普段ならないだろう。
「猫の集まりがあるのかもしれないですね」
確かに数匹の猫が集まってきていた。
猫の集会に参加できるだろうか。
シオは猫達に声をかける。
「にゃ~。クッキー、一緒に食べませんか?」
のんびりほのぼの。そんな様子を見ていた妙子は折れ耳に触れた。
(帰る前に消えてくれるといいけど)
息子に見られたらさすがに恥ずかし過ぎる。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
高城ヒト
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
動物・自然
定員
10人
参加キャラクター数
9人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2022年07月12日
参加申し込みの期限
2022年07月19日 11時00分
アクション投稿の期限
2022年07月19日 11時00分
参加キャラクター一覧
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