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けもののくらし
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ティオレ・ユリウェイス
は首を傾げた。何度か来たことがある寝子島という場所。いつものことだと思っていたが、今回は自分の体に違和感がある。
顔だけで振り返ると、腰の辺りからふさふさの尻尾が生えていた。頭に三角の耳がピンと立っていて、体の重さが普段の2分の1だ。
誰もいないことを確認し、くるりと1回転。身体は柔らかい方だが、さらにしなやかに動けているような気がする。
「それで?」
一体なぜこのような状態になっているのだろう。この寝子島ではまったく役に立たないだろう。
歩いていると、曲がり角で高校生らしき少年、もとい邪衣士とぶつかりそうになった。
彼の持っていたチラシが地面に落ちる。
「それは」
邪衣 士
はとあるチラシを手に寝子島神社へ向かっていた。チラシによると組手の相手を募集している人がいるらしい。
(そういえば、2年前は落雷神社で辻投げを……)
そこまで思い出したが、今は考えないことにした。
神社へ向かう途中、年上の女性とばったり会ったのだが。
「組手の相手?」
落としたチラシを拾ってくれた女性がチラシに興味を持ったらしく、二人で向かうことにしたのだが。
「組手の相手……。いつもはいないの?」
「俺も初めて聞きました。あ」
神社が見えて来た。境内に佇んでいるのは、トラ耳尻尾の老人。
「二人、いない?」
「そう見えますね」
士とティオレは顔を見合わせる。
どうやら双子の老人らしい。
鳥居をくぐって、近づくと、地面に挑戦者が何人も沈められていた。
「次が来たか」
「これは良い。二人か」
黄色のトラ柄耳と白のトラ柄耳の双子。
それぞれ、相手をすることになった。
ティオレは黄色のトラ柄耳の老人と向かい合った。
「わしらに勝てる奴はおらんのかと嘆いていたところだ」
お互い、一礼。
ティオレは手刀で身構えだ。一流の剣術を持つティオレだが、剣がない状況での戦闘も相応の実力がある。
「男も女も関係ない。勝負じゃ!」
老人は腕を広げ真上に、その凄まじい脚力で飛び上がった。
「!」
彼は着地と同時に間合いに踏み込んで来た。拳の側面で頭を狙ってくる。ティオレはそれを手刀で受け止め、手首を持ってぐるりと老人の体を回転させ、地面に叩きつける、はずだった。
「甘いっ」
老人の尻尾がばねのように跳ね、体勢を立て直すと、足払いをされた。
「っ!」
足をすくわれ、体のバランスが傾く。自分の三角耳がピクリと動いたような気がした。
地面に手をつき、逆立ち状態で後方へ飛び退いて構え直す。
老人も同時だった。
「やるのう?」
「これでも、おじいさんが思っているより長く生きてるのよ」
「ほう」
老人は右ストレートを仕掛けてきた。純粋な早い拳。
ティオレはすっと目を細め、老人の腕にふわっと飛び乗った。
「何!?」
跳躍したティオレは老人の背後へ着地し、
「勝負だから、ごめんなさい?」
回し蹴りが老人のわき腹にヒット。
「ぐおおおおっ」
少し心配になる声をあげって吹っ飛んで行った。
士は白トラ柄耳の老人と向かい合って、一礼。
「おじいさん、ルールはあるのか?」
「いいや。ぶつかり合うのみよ」
純粋な体術のぶつかり合い。士はボクシングの構えを取った。やや防御に振った体勢だ。
近距離戦、組み付けばこちらの思う壺である。
「良い構えだっ」
風を切る音。
気付けば目の前に迫っていた老人の拳が耳の横を通り過ぎ、頬に傷を作って後方へ。
「くっ」
今のはわざと外された。それは分かった。
「次は、当てるぞ!」
びゅんという音。やはり風が巻き起こった。顔面だ。
士は腕でガード、拳を受け止める。
「ぐっ」
重い拳だ。
しかし、チャンスだ。
前のめりの老人は隙だらけ。
「はっ」
拳の勢いを受け流しながら老人の腹に一発。
「がはっ。……やるな、しかし、受けるだけか!?」
拳の乱れ突き。
身体を捻りながら腕でガードしつつ、腹に数発。
「ワンパターンは続かんぞ!」
ついに腹への一撃が受け止められてしまった。士は一度引く。それから一気に間合いへ踏み込み、真正面から腹に乱れ突き。
「がふっ」
老人は腹を押さえ、その場に膝をついたのだった。
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担当ゲームマスター
高城ヒト
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
動物・自然
定員
10人
参加キャラクター数
9人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2022年07月12日
参加申し込みの期限
2022年07月19日 11時00分
アクション投稿の期限
2022年07月19日 11時00分
参加キャラクター一覧
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