this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
南紀白浜を臨海学校で味わい尽くす!
<< もどる
1
…
3
4
5
6
7
…
32
つぎへ >>
佐藤 英二
は歩きながら目で探す。砂浜に多くの生徒が入り乱れる中、
野々 ののこ
の姿を見つけた。大きな身振り手振りで生徒達に泳ぎ方を教えている。
「初心者ではないけど……」
やや遠慮がちに生徒達の中に加わった。
「クロールはこんな感じね」
「遠泳も同じ泳ぎ方でいいのですか」
一人の女子が不安そうな顔で聞いた。ののこはきりっとした目になり、軽く咳払いをした。
「良い質問にビビッとなったね。クロールの基本は同じだけど、そこに遠泳にふさわしいガバッとした感じを加えるよ」
「ガバッと?」
「そう、こんな感じ」
腰を折った姿勢で頭を下げる。クロールの手の動きを繰り返し、顔を真横に向けた。
「ガバッとね」
集まった生徒達は困ったような顔で笑う。
英二は助け舟を出すつもりで軽く手を挙げた。
「あの、野々さん。少しいいかな」
「いいよ。なんでも質問してよ」
「実際に泳いで教えた方が早いと思うんだけど」
「うん、そうだね! ばっひゅーんと採用するね」
元気な一言でののこは海へと駆け込んだ。生徒達は慌てて後に続き、英二は朗らかな笑みで従った。
ののこの熱血指導は続く。率先して泳いで見せた。
「こんな感じで泳いでね。疲れたら休んでもいいよ。なにも考えないで海に、ぷかーって浮いていたら回復するから」
「眠くなりそうだ」
英二は柔らかい表情で空を見上げた。大海原のような色に目が細くなる。
「良い天気だね」
「そうだね」
英二はののこの目を見て共に笑顔を交わした。
浜辺に近いところの水泳教室とは別に実戦形式で泳ぐ者達がいた。押し寄せる波を物ともせず、体全体を使って突き進む。
その一人に
朝鳥 さゆる
がいた。何者も寄せ付けない。すらりとした肢体で波を切り裂き、目に見えないゴールを目指す。
表情はないに等しい。無心の状態で波に抗って泳いだ。適宜、息継ぎをした。
次第に海の色が変わってきた。明るい青さは暗く沈み、さゆるを呑み込もうとした。外海が近いのか。波も荒くなる。揉まれる感覚を全身に受けた。
さゆるはターンを決めた。今度は波から逃げるように泳ぎ始める。速度はほとんど変わらず、明るい海へと戻ってきた。周囲の人も増えてきたところで立ち上がる。
歩きながら軽く頭を振って余計な海水を振り落とす。砂浜に置かれたタオルを掴み、水着の上から拭いた。用を終えたタオルを肩から羽織り、誰に声を掛けることなくホテルへと帰っていった。
夕方を迎え、ほとんどの生徒が海から引き上げる。まだ興奮が収まらない数人が閑散とした砂浜で奇声を上げながら走り回った。
水泳部の協力もあって充実した二日となった。
<< もどる
1
…
3
4
5
6
7
…
32
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
南紀白浜を臨海学校で味わい尽くす!
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
黒羽カラス
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
学校生活
動物・自然
NPC交流
定員
30人
参加キャラクター数
21人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2022年03月30日
参加申し込みの期限
2022年04月06日 11時00分
アクション投稿の期限
2022年04月06日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!