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パートナーは異能の猫!
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水槻 清恋
は見覚えのない森の中をひたすら走っていた。
顔だけで振り返ると、追いかけてくるのは無数の猫達だ。炎や水をまとい、それらで攻撃を仕掛けてくる。
「なんで寄りにも寄って猫なのよ」
苦手な動物をピンポイントで責められている。
立ちすくんでいたものの、ようやく体が言うことを聞いてくれた。このまま逃げ切りたい。
「あれは」
前方に見えてきたのは、山小屋のような建物である。どうにかドアを開けて中へ飛び込み、近くにあったテーブルやイスでドアを塞ぐ。その影響でテーブルに置いてあった箱が一つ落ちてしまったのだが、
「え」
箱が開き、現れたのは白と水色の牛柄の猫だった。
「みゃっ!」
「!?」
まさかの罠かと思ったが、書置きが目に入った。
その内容は、
「つまり、猫の力を借りてこの森を脱出しろ……ってこと?」
謎の人物が用意したであろう箱から出て来たこの猫は味方なのだろうか。
「悪いけど、猫の力は借りない」
「にゅ~」
お構いなしに水猫が清恋の足元にすり寄ってくる。初対面だというのに、懐き過ぎだと思いつつ、外の様子を思い出した。あの猫達の凶暴な感じ、一人でなんとかできるだろうか。
「……」
少し考え、水猫を見る。
異能の猫、 味方の猫、互角の力。
清恋は肩を落とした。
「わかった。力を借りるわ」
非常に不本意だが。
(でも本当にこの猫が自分の窮地を救えるの?)
半信半疑だが、出口をさがすには必要だろう。
「行くわよ」
清恋は窓から外へ飛び出た。水猫もついてくる。
走っていると、斜め前方の草むらから数匹の猫達が現れた。
「!」
こちらに向けて放たれたのは鎌鼬のような風。雷を纏っていることから、風猫と雷猫の合わせ技らしい。
「っ!」
避けられないかもしれない。しかし、とっさに声を出した。
「水猫、水しぶきよ!」
草むらに向かって、水を放つ。あちらは技を打った直後の為か、動かない。
数匹の猫達は悲鳴を上げ、後ろへ吹っ飛んでいた。
「不本意だけど、やるわね」
「にゃん!」
水猫は嬉しそうに鳴いた。
このまま走り抜ける。
「っ! 次から次へと」
囲まれているような気がする。次の瞬間、目の前に火猫が落ちてきた。木に登っていたのだろう。
しかし、
「水猫、ひっかく!」
命令をすると、水猫が清恋の肩へ飛び乗り、火猫に対し、爪で引っ掻くの技を繰り出した。
「きゃうっ」
火猫はぽとりと地面に落ちる。清恋が水猫の首根っこを捕まえて、そのまま走り出す。
「やるじゃない」
「みゅーん」
コンビネーションがぴったりだった。相性が良いのだろう。
進路を塞ぐ猫は片っ端から水しぶきの餌食だ。
やがて、光の扉が目の前へ。
「悪くなかったわ。ありがとう」
目を見ずに言って、光の中へ。
「にゃにゃ!」
応援でもしているかのような声が背後から聞こえた気がした。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
高城ヒト
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ★(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
バトル
動物・自然
定員
10人
参加キャラクター数
6人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2022年03月08日
参加申し込みの期限
2022年03月15日 11時00分
アクション投稿の期限
2022年03月15日 11時00分
参加キャラクター一覧
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