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反転、膨張。変わって染まって?
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「まぁ……これはこれは……」
そう呟いているのは、どこか凛とした佇まいの
薬師寺 亜美佳
。彼女の視線は、黒崎先生に突如プロポーズされた美和へと釘付けになっていた。
「うん、少し準備が必要かしらね」
彼女は更衣室を見つけると、ドレス姿のままそこへと消えてしまった。
因みに彼女の周りには誰もいない。どうやら吸魂ミルちゃんの影響を受けていないようだ。
(この姿よりも、今はこっちの気分なのよ)
亜美佳は、ハンガーにかかった白いタキシードを手ににっこりと微笑んだ。
「……え? どういう事?!」
「いや、その、ボクも訳が分からない」
恵御納ツインズもまた拍手に面食らう。というのも、いつの間にか俊介と美和が見つめ合い自分たちの世界に入り込んでいるように見えたのだ。
「結婚式なの? あの二人の結婚式なのねこれは!!」
ケーキを食べながらもちょっと涙声の深夜子が見つめる中、二人はいつの間にか広げられた白いヴァージンロードを歩いていく。美和はベールを深くかぶっており、ドレスの後ろのほうを持っているのは千恵である。
(あれ? いつの間に結婚式がスタートしてる? これじゃ近づけないよ~)
千恵は突如の展開に困惑しながらもトレーンベアラーの役目を頑張っていた。
道の両脇にはあの二人にメロメロになっている男女。口々に美和や俊介を口説こうとしながらも写真を取ったりしている。カオスである。
「あぁ! み、美和ちゃん先生憧れの……!! でも時間も気になります!」
綾花は突然起こった状況に、少々感涙を流しかけたが吸魂ミルちゃんが気がかりだ。たしか今、美和の胸に吸い付いているので、それを潰さねばならない。
綾花がやっていたようにお願いすればどいてくれるメロメロな人々。それは夏夜の実験でもある程度推測出来ている。
深夜子が言ったように、美和は俊介と結婚式を挙げているように見える中、綾花はぽん、と手を打つ。
「結婚式と言えば、お色直しですよね? それでちょっと策を練りたいと思います!」
「それ、面白そうだね! でも、近づくにはちょっと人が多いかな……」
夏朝がごっちゃりとした会場を見てため息を吐く。だが、夏夜は眼鏡を正し、クールに言った。
「減らすには、ちょっと騒ぎを起こしてもらうのも致し方ないんじゃないか?」
「……本気の目だ」
思わず英二が慄くが、彼にも一応案はある。
(この状況的に、僕もモテモテっぽいし……。ろっこんをつかって、近づいてみようかな……)
彼のろっこん『薄い存在感』は発動すると100秒間は周囲から英二の存在を「赤の他人」と認識させる。
「ボクも、美和ちゃん先生を油断させる術があるんだけど……」
「それ、お色直し作戦と同時並行できる? だったらなんでも使おうよ!」
夏朝が英二の言葉に頷いた。
「あれは……」
俊介が美和へと突如プロポーズしたのを見た想花は、眼鏡を正す。そして、その近くで同じ高校の先輩たちが何か作戦をたてている事にもうすうす気づく。普段おどおどしている想花であるが、今はモテモテになっている事で自信にあふれ、魅力もアップ(しているかもしれない)状態だった。
「先輩たち、どうしたんですか?」
想花が問いかけると、夏夜は不思議に思いながらも事情を説明する。相手がもれいびか否かわからない為「美和ちゃん先生に悪い物が付いている為、それを取る為に力を借りたい」という具合だったが。
「なんかモテモテな感じで人が沢山いるから、まずはそれをどうにかしなくちゃいけないんだよね……」
英二が頭を掻きながら説明すると、想花は胸をとん、と叩いた。
「だったら、僕に任せてくれないか?」
そういって、彼女はにっこり、と周囲に微笑む。今の彼女は自信に満ち溢れている。磨かれた自信と魅力で引き付けようというのだ。
事実、いつの間にか想花の周りへと何人かの人が寄って行き、少し人の壁が薄れた気がする。
「さぁ、先輩方!」
想花は、いろんな人にちやほらされながらも、夏朝たちに笑いかけた。
「……なんか、他の人よりチヤホヤ度、高くない?」
「な、なんでしょう……」
夏夜と綾花は、顔を見合わせる。だが、悠長にしている場合ではない。一同は、作戦を開始する事にした。
(あれ~? なんかごろごとどころじゃない??)
小枝は困惑していた。今、彼女はリングキャットになっている状態だった。白いヴァージンロードを進み、いつの間にか牧師役になっているきとりの前にいる。
(ね、ネコさん……!)
きとりはぷるぷる震えながらも、合図して子猫(小枝)を呼ぶ。とてとてと美和たちへ駆け寄る子猫は、このままどこからかジャンプして美和へアタックしようか、と考えた。
「で、では指輪の交換、を……お願いします」
牧師役をやるはめになったきとりだが、いまもメロメロ状態の人から口説かれたりしていて正直しんどい。それでも「美和ちゃん先生のお式ですから……」と頑張る姿は意地らしい。本当は本体さんが恋しいのだが。
初々しくも指輪を交換する二人。だが、その周囲が騒がしい事に気付く余地もなかった。
一部の参列者(?)同士が、離れた場所で争いあっている。その原因は人を減らすべく策を練った夏夜。彼女に頼まれたメロメロ軍団が、別のメロメロ軍団に喧嘩を売ったためだ。
「それでも何か足りませんね。お色直しするタイミングが……」
綾花が心配そうに美和たちを見つめている。と、いよいよ誓いの口づけに……。
「もう強制的にいっちゃう?」
夏朝が周囲を見てそう言った時、ベールがあげられて……。
――ちょっとまったっ!!
凛々しい声が、会場内に響き渡った。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ホワイトシナリオ(100)
グループ参加
5人まで
シナリオジャンル
コメディ
バトル
オールジャンル
定員
1000人
参加キャラクター数
53人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2022年03月06日
参加申し込みの期限
2022年03月13日 11時00分
アクション投稿の期限
2022年03月13日 11時00分
参加キャラクター一覧
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