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反転、膨張。変わって染まって?
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「うふふ、可愛らしいわね」
美和はそういって、そっと千恵の頭を撫でる。そんな時だった。千恵が、美和の胸に吸い付いた吸魂ミルちゃんを目視したのは。
「ねぇ、これって……」
千恵がそういって美和へ手を伸ばそうとした瞬間、美和が立ち上がった。そして、その視線の先に……不思議な魅力のある男性が、キラキラした瞳で美和の前へと現れた。
少し時間を巻き戻す。
(今日は、美和ちゃん先生にお呼ばれしましたっ)
緊張気味に美和の見える席にいるのは、
狗民 きとり
。「お呼ばれだから、ちゃんとドレスを着ていかなくちゃ」と思い込んでしまった彼女は、自分を口説いてくる声すべてにはわはわしていた。
ちなみに、『いぬみん星』のお姫様に扮する時と違い、きとりはお祝い事い相応しい、赤いドレス姿である。
その傍らには、普段は忘れられたりすることも多い
黒崎 俊介
の姿が! 彼はモテモテになっており、ちょっと嬉しそうだ。といっても恋愛的な意味より人に認識されている事の喜びかもしれないが。
「君もケーキを食べてみてごらん。とても美味しいよ」
「は、はぃ……」
きとりは真っ赤になりながら俊介に頷く。だが、恥ずかしさでケーキの味が分からないほどだった。
普段きとりは『本体さん』と呼ぶ犬っぽい帽子(?)を着用しているが、今日はお留守番。故に物凄く大人しくなっているのだ。借りてきた仔犬状態とも言おうか。
そんな姿を微笑ましく見ていた俊介だが、彼は口説いてくる女性たちをそのままに、水を探しに席を立った。
入れ替わりにやってきたのは、
「ふわわ! 美和ちゃん先生がすっごくかわいくて、いっぱい甘えたくなっちゃうよ~。 なのに男の人がいっぱいで近づけないよ~」
と、もだもだしている
春山 小枝
だった。
「せ、先生とても綺麗……」
ドギマギしながらきとりが相槌を打つも、状況打破に動ける状態ではない。きとりは美和のモテっぷりにも頬を赤くする。
「美和ちゃん先生に甘えたい気分なのになぁ……。小さな動物なら近づける?
こんなところに子猫とかいてくれたら……
」
はわはわしているきとりだったが、小枝の言葉にちょっとだけきょとん、となってしまう。そんな彼女は、何故かこの会場内でとことこと歩いている子猫を見つけてしまった。真っ白い子猫は誰かの飼い猫だったのだろうか? 愛らしい桃色のリボンをつけていた。
「あ、あのっ! そ、そこ……」
「はわっ! かわいぃ~♪ それじゃ、そっと近づいてみようっと」
きとりが見つけた子猫は、疲れたのか2人がいるテーブルの前で丸まってしまった。そこに続き横になる小枝。
「!? ね、寝ちゃ……」
きとりがそういっている間にも、小枝のろっこん『ちいさきもののゆめ』が発動し、子猫が動き出した。子猫はちょっとどやっ、とした笑みを浮かべているように見え思わずきとりは微笑ましく思ってしまう。
(むふふん!こんなにかわいい猫ちゃんなら、取り巻きの人にもいじめられないでしょ!)
小枝が乗り移った子猫はとっとこと駆け出し、美和の許へ! ところが誤算があった! それは……沢山の人、人、人。子猫は沢山の足に狼狽える。
(みゃっ!? テーブルに逃げなくちゃ!!)
慌ててテーブルへ飛び移るも、今度はジュースの入ったグラスを落しそうになる。
「危ないっ!」
きとりがグラスを受け取ったお陰でどうにか事なき終え、彼女は小さくため息を吐く。だが、この子猫(in小枝)が状況打破したくて美和へ近づこうとしている事には気付いた。
(確かに、寄ってくる人は邪魔だけど……)
きとりは、子猫を抱えるとどうにか美和の所へ行こうとする。だが……、きとりに手を差し伸べ踊りに誘う物、きとりの髪を褒める者、きとりの手を握ろうとする者……ときとりを口説く人の波が立ちはだかり、立ち往生! モテモテ状況になれていない初心な少女は顔を真っ赤にして座り込んでしまった!
(ど、ど、どどどうすれば……!)
だが、その時、救世主は現れた。すらりとした彼は、そっと手を差し伸べる。
「大丈夫かい? ほら……」
「え? えっと……」
きとりの手を取り、立たせてくれたのは先程水を取りに行った俊介だった。
「さあ、子猫ちゃんおいで。僕と一緒に行こう」
俊介は、子猫(in小枝)抱えて歩き出す。最初はきょとんとしてしまった小枝だが、その行先が美和だとしり、チャンスだと思った。
(でもなんでかな?)
不思議に思った小枝だが、俊介は美和へ片膝を付き優しい顔でこういった。
「久保田先生、僕と結婚してくれないか? 何故だろう、君のはにかんだ顔に一目ぼれしてしまったんだ」
「(えっ?!)」
その言葉に、きとりと子猫(in小枝)は面食らった。勿論美和もそうなのだが、次の瞬間には目をキラキラさせ……。
「不束者ですが、よろしくおねがいしますっ!」
ティアラが落ちそうになりながらも、ぺこりと頭を下げた。同時にあがる悲鳴、黄色い声、拍手。これらにきとりと小枝がびっくりしてしまった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ホワイトシナリオ(100)
グループ参加
5人まで
シナリオジャンル
コメディ
バトル
オールジャンル
定員
1000人
参加キャラクター数
53人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2022年03月06日
参加申し込みの期限
2022年03月13日 11時00分
アクション投稿の期限
2022年03月13日 11時00分
参加キャラクター一覧
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