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反転、膨張。変わって染まって?
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その時。彼らと一緒に考えていた瑠樹は二匹をちらりと見て「かわいいなぁ」と瞳を細めながら
「今って隔離状態なのかねぇ? 隔離状態なら、縫い包みとかに和んでミラちゃんをめいっぱい和ませて脱力させたいなぁ」
とのんびりという。だが、テオの猫パンチによる隔離状態かどうかはちょっとわからない。
その間にもラッセルがおやつの貢ぎ物をし、テオとミラは匂いを嗅いでいる。しかし食いつかない所をみると何か予知されているのかもしれない。
が、そこに鋭いホイッスルの音が響いた!
(なんだかうまくいかないみたいですし……!)
業を煮やした萌々子が、ピリリから借りた笛を思いっきり吹いたのだ。いきなりの事にミラもテオも目を真ん丸に見開いている。
「ミラさん! 貴方が愛したテオさんは
そんなデレデレフニャフニャのダメ男だったんですか!
」
『えっ?! な、なんてこと言うんですか!!』
突然の叱責にミラは思わずフーッ! と唸り声をあげた。だが萌々子は更に言葉を続ける。
「他者を寄せ付けない孤高の姿で! 貴方のアタックにも靡かない! 簡単には好意を見せない! そんな姿に惹かれていたんでしょう!」
『でも、たまにはデレデレして欲しいって思ってもいいじゃありませんかっ! 寂しいじゃないですかっ!』
ミラは俗に言うイカ耳状態でさらに唸る。そこへ智瑜が真剣な表情で言葉を繋いだ。
「その気持ち、よくわかります。私だって……。でも、私は吸魂ミルちゃんの力じゃなくて義弘先生とイチャイチャしたいです! こんなデレデレしたくなるぐらい好きになって欲しいんです! だから、現実で好きになってもらうように努力するんですっ」
『!!』
ふと、義弘をみると彼は自分の事を言われているとも知らず、ミラの頭を幸せそうに撫で真白と共に猫の良さを話し合っている。いや聞いてくれホント!
「ミラちゃんはこのままでいいんですか? 本当に好きになって欲しいって、思わないんですか?!」
智瑜は目に涙を浮かべながら、真剣に言葉を重ねる。そこにラッセルも加わった。
「今のテオは、普通のテオじゃないんだぞ。そのまんまデレデレして失態してた姿がテオに知られたら、もっとツンツンされかねねーじゃん……。あんたはそれでもいいのか? 大体……むなしいだろうが……」
『……でも……』
3人の言葉を聞いても尚、ミラはデレデレのテオに未練があるのだろう。いやいやと首を振った。
「ミラちゃん、お願いですにゃ……」
しゅんとしたミラも可愛い、とてれてれしながらもハルくんがミラの尻尾に触れた。
と、ここまでは真剣に説得していて程よくシリアスなのだが……ハルくん、そのままがばり! とミラの背中を吸い始めた!! 急にテレテレ度が加速し発作的に猫吸いを始めてしまったためから、ミラは予知できず困惑! そのままきゅっ、と尻尾を掴まれる。その上……。
「今日もかわいいねぇ。和むなぁ~」
『はうぅっ?!』
と、ぬいぐるみにテレテレし、ミラが和んでくれるといいなぁ、と瑠樹が祈りながら呟くとろっこん『ゆるゆる和みと恩恵の輪』が発動! これによりミラの心がちょっと軟化した!
「あ~~っ! やっぱりネコかわいい! いい匂い!! もふもふもふ~っ!」
真白がテオを吸っていた。ついでにめっちゃもふもふしていた。その傍らでは義弘もまた「日向の匂いだ……」とミラに和んでいた。
「ほんとうにかわいい~♪ ん? 先生も? こんなことになったのもすべてうっかり桐島義弘先生に接近してしまったから? でももう関係ないかも~♪ みんなかわいい~」
いろんなものにきゃっきゃうふふしていたまゆらもいつの間にかテオとミラを交互にもふもふしテレテレしている!
(え? ええ?! これは……これは……)
ミラはめちゃくちゃ困惑した。人に囲まれまくっている。予知しても予知しても隙間が出そうなほどに。そして、いつの間にか恵御納夫妻も戻ってきていた。
「とても愛さているのだな……。こういう光景も和むというものだ。そういえば、《未来予知》とか聞いた。私はろっこんを持たないが、使う様子を見ても構わないか……?」
『……今は無理ですにゃぁ……』
久隆が穏やかに、優しく問いかければミラは(瑠樹のろっこん効果も相まって)先ほどよりも軟化した態度で首を振る。ちなみに理沙はテオの耳をもふもふ掃除していた。
「うふふ♪ いい匂い……っ。まぁ! ダニはいやよ!」
ごめんね、と言って彼女は耳についていたダニ……ではなく吸魂ミルちゃんをぷにゅっ!! と潰した。
――刹那、テレテレしていた気持ちが、徐々に静まっていった。
因みに、テオは再び夢の中に沈みこんだのだろう。耳をちょっとぴるるっ、と振るわせて寝息を立て始めていた。
一方その頃。
「……」「……あー……これは……」
カフェで甘い空気を醸し出していた絢と真優理は、赤面したままお互いの顔も見れない状態になっていた。何を言ったりしたか思い出せるから、余計に恥ずかしい。
「か、帰りましょうか」
「そう、ね」
ぎこちない動きで席を立った二人は、急いで支払いを済ませると脱兎の勢いで店を後にしたのだった。
テオについた吸魂ミルちゃん除去完了!
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ホワイトシナリオ(100)
グループ参加
5人まで
シナリオジャンル
コメディ
バトル
オールジャンル
定員
1000人
参加キャラクター数
53人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2022年03月06日
参加申し込みの期限
2022年03月13日 11時00分
アクション投稿の期限
2022年03月13日 11時00分
参加キャラクター一覧
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