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反転、膨張。変わって染まって?
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「実に仲の良いご夫婦だな……。猫達も可愛らしいが、あのように仲の良い夫婦をみているのも幸せになれるものだな」
幸せそうな顔で義弘が恵御納夫妻を見つめる。智瑜は「そうですねぇ」と返事しながらもちらり、と彼を見つめる。
(私も、あんな風に先生となれたらいいのですが……)
恋する乙女な智瑜が、頬を赤く染めて夫婦に羨望の眼差しを向ける。その傍ら、ゆりは甘々夫婦とデレデレ猫コンビの甘すぎるコラボレーションにプラスされた恋する乙女の視線にちょっとだけ怖気づいた。
(ヤバッ! カオス度マジヤバい!!)
困惑しているゆりだったが、ふと何かの気配を覚えふりかえる。と、そこにはネコミミフードのパーカーを着た小学生ぐらいの男の子が一人立ってた。正体はパペットの付喪神・
えみな ハルくん
である。
「ミル……って確か前にどっか行った牛のはずにゃ!?」
ゆりは『ひと』である。おかしなトラブルに巻き込まれた経験はあるものの、『ひと』故にハルくんの言っていた言葉は解らない。
「そのミルって……何?」
「デレデレなテオも可愛いけどさすがにこのままにしておくのはやっぱりちょっとまずいよねー。吸魂ミルちゃんを早く取らないと」
ゆりの言葉を聞いているかいないかはさておき、いつのまにかやって来ていた
白 真白
は白い髪を揺らしルンルン気分でテオとミラに歩み寄る。
「! 気を付けてください!」
ハルくんと真白の声で我に帰った智瑜の言葉に、ヒラヒラと手を振り歩み寄る真白。だが、次の瞬間!!
「はぁ~♪ テオもミラもかぁわいぃ~!! もふもふでふわふわ~♪」
とデレデレモードになってテオとミラをもふりに向かっていた。しかしミラは予測済みだったようで、自分の身体でガード! 真白はミラをめちゃくちゃもふもふしていた。勿論、テオの耳についてしまった吸魂ミルちゃんには届いていない。
なんかゆるいムードにおもわず写真にとる一同(除く反応しない面々)。
「ミラありがとー。でもテオも吸いたいなぁ♪ ね、ね? 先っちょ! 先っちょだけでいいからぁ~」
『ん~、ミラかわいいにゃ~』『テオさまぁ擽ったいですにゃ~♡ テオさまはミラのだからダメですにゃ~♡』
テオに真白の声は届いておらず、ミラは引き続き背中でガード! 手が伸びたら尻尾でバシバシ! それでも真白はミラの背中をとても幸せそうな顔で吸っていた。
その間にハルくんもテオへ近づこうとしていたのだが、これも予測済みなのだろう。近づこうとするたびにミラが体勢を変え、真白が横たわって近づけなくなってしまう。ミラは吸っている真白すらも利用しているようだ。
「近づけないにゃ……」
「やっぱり、ミラちゃんが『予測している』みたいですね」
しょんぼりするハルくん。智瑜がため息交じりにその様子を見、頭を悩ませる。彼女は「まだ何かあるはずです」とハルくんを励ました。
そこにやってきたのが、ラッセル。彼はテオとミラが毛づくろいし合っている様にびっくりしながらそこへと踏み出した。
「テオとミラはここにいたのか! で、テオの耳に『吸魂ミルちゃん』とやらがくっついてるんだな? いるのが見えた」
「だけどミラちゃんが予測しているのか近づけなくて……」
ラッセルの問いかけに智瑜が答え、協力を願っていると……いつの間にか義弘が彼の元に来ていた。
「桜井! 今日も親切でいい子だな。宮祀たちが困っているようだ、力になって欲しい」
そう言ってラッセルと智瑜の頭を優しく撫でる義弘。めちゃくちゃ影響を受けている数学教師の言葉と言動に、ラッセルは混乱しそうになる。
(え? なんて……? 普段クールな先生の優しい言葉の破壊力半端ないな……。じゃなくて! 宮祀は宮祀で顔を真っ赤にしてなにかめちゃくちゃ堪えているし!!)
ラッセルは、この現状に突っ込むことはとりあえずやめよう、と決めた。
「……早く解放されたい……。褒められるのめちゃくちゃ恥ずいし」
ゆりが力なく呟いたその時。顔を上げるとのんびりした雰囲気が漂っている事に気付いた。というより、そんな少年が一人佇んでいた。
「皆デレデレしてるねぇ……神魂の影響かなぁ?」
なんか収拾がつかないような状況に現れた、もう一人の『デレデレしていない者』。柔和な小学生、
曖浜 瑠樹
である。
「あれ? お姉さんたちはデレデレしてないねぇ」
「そうなんですよね。今、デレデレしていないのは私とラッセルさん、ゆりさんぐらいなんです」
智瑜が不安げに周囲を見渡し、ゆりもまた「これってどうにかできるの?」と思わず呟いた。
「ミラちゃん、事態収拾の邪魔をしちゃだめだよぉ! このままじゃ大変な事になっちゃうよぉ?」
『いいんですの! 今がいっちばん幸せでこのままがいいんです~ゴロゴロ……』
瑠樹がちょっと眉を下げて説得するが、ミラは譲らない。
(うーん、お日様の匂い幸せだよぉ~! でも、私が猫吸いしている間に……!)
真白も手を入れようとするもやさしい猫パンチで防がれてしまう。おまけにデレデレ効果の所為だろうか、真白はミラを猫吸いし続けていた。
「うーん、とりあえずデートでも盛り上げてみるか?」
ラッセルは購入したての『人をダメにする系クッション』を取り出した。これで寛いでもらおうと考えたようだ。ミラとテオは気になったようですぐにひょいっ、と飛び乗った。
『気持ちいです~』『ミラ、もっとこっちにおいで』
寛ごうとしたミラをテオが呼び、ぺろぺろ毛づくろい再開。べったり状態で隙が無い。程よく沈み込んだ二匹の猫はお互いに毛づくろいをし始めた。
(ん~……なんか楽しそう)
通りがかった
落合 まゆら
は、その様子をみてなんとなくそう思った。だが、視線を寛ぐネコ(テオとミラ)を移した途端胸の奥がぽかぽかしてきた。
「仲良しでかわいいなぁ。なんかこうてれてれしちゃう? ふふっ、とっても仲良しなのね」
と幸せそうな顔になる。
そんな彼女の傍を別の猫が通りかかる。すこしぽっちゃりした三毛猫は、大きなあくびをして彼女のそばで眠り始めた。
「この猫もかわいいなぁ。ふふ、お昼寝しちゃうの?」
まゆらは、てれてれしながらしばし三毛猫をもふもふするのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ホワイトシナリオ(100)
グループ参加
5人まで
シナリオジャンル
コメディ
バトル
オールジャンル
定員
1000人
参加キャラクター数
53人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2022年03月06日
参加申し込みの期限
2022年03月13日 11時00分
アクション投稿の期限
2022年03月13日 11時00分
参加キャラクター一覧
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