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反転、膨張。変わって染まって?
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ところ変わって、『罠の魔王』ことティオレのダンジョン。
「な、なんだこりゃー!」
つるはしを手から落としながら、うっかりダンジョンに出てきた魔王ルークは思わず声を上げた。
「また来たのです! 沢山の魔王たちがダンジョンでやられてしまったのですなの!」
と、ノリでついてきてしまった明里が罠に引っかかったまま声を上げた。傍らではどうにか解除できないか愛唯が紐と格闘している。
「と、取れません!! どうすれば……!!」
「だ、誰か鋏が欲しいのー!!」
モンスター達は他の魔王を相手するのに忙しいらしく、そこにはいない。ルークは仕方なく持っていた剣で紐を斬るとぶっきらぼうに「次は無いからな」なんて言いながらため息を吐いた。
ルークは二人のお礼に手をヒラヒラさせて答えると、とりあえず明るい方へと出て行った。
『罠の魔王』のダンジョンは、生半可な魔王にはクリアできないほどの物だった。入ってすぐ逃げて帰ってくる物、罠にかかって泣きを見る者、モンスターにやられて気絶する者などなど。その様子を見、ティオレは冷たい果実のジュースを飲みながらテーブルに肘を付き両手の指を重ねた。眼鏡をかけていたならば逆光が目を隠していたかもしれない。
(この塔は、魔王が増え過ぎた)
故に、彼女は魔王級のモンスターと至高の罠を用意しダンジョンとしたのである。
(魔王がインフレ化したこの塔で少しでも魔王の数を減らさねば)
すなわち
魔王の魔王による魔王減少の為のダンジョン
なのである。
しかし実の所リタイアした者をサキリがうまく逃がし、紫苑が癒す事で入口まで自力で帰る事ができたようだ。
「なんだい。皆軟だねぇ」
と、言ってため息を吐くフォルカ。彼女は退屈そうに月詠お手製のジュースを飲んでいた。
「おお! 旨そうな匂いがするな!!」
腹ペコだったルークは、月詠の方へふらふらと歩いていく。
「ようこそ、なのだ。まずはご馳走をどうぞなのだ」
月詠は空腹そうな彼をテーブルへと案内し、ご馳走とビールを用意する。彼は目を輝かせ、椅子に座った。
「お前、気に入った! 俺のシェフにしてやるぞ!」
「お代わり自由なのだ」
ルークの言葉にまんざらでもない、という笑みを浮かべ月詠は一礼する。もりもりと食べ、ビールをのむ彼の姿を見ながら、月詠は真面目に考察する。
(ふむ、あとで甘いカクテルも出して酔わせていこう。酔っぱらったら介抱のついでで吸魂ミルちゃんを取るのだ)
そのチャンスを伺おうと甘いカクテルを作る月詠。だが、彼はある程度食べ、ビールを飲み干すと
「気合十分だ! 俺もアスレチックにチャレンジするぜ!」
と意気揚々ともと来た道へと走っていく。月詠、これにはちょっと目を見開く。
「読みが外れたのだ?」
月詠は、ふむ、と考察する。
「ねこを愛でるのですにゃ、ねこが世界もふもふ征服するの手伝うですにゃー!」
そこへ、
ミーツェ・M・フェリス
こと『ねこの魔王』が猫な配下を伴って登場、疲れた者達を猫の愛らしさで癒していく。
彼女の周りではリタイアしてしまった者たちがよれよれの状態で食事をしていた。その上いつの間にかやってきた蒼留人が同人誌を配布しており、一部は「尊い」とか言いながら読んでいる。ゆるいカオスが形成されていた。
「良かったら読んでくれ!」
「? ありがとうですにゃ~」
ミーツェも蒼留人から一冊貰うものの、配下が欲しがったのでそれを渡す。
彼女はあたりを見渡し「さっきまでルークの声が聞こえていたにゃ~」と呟いた。
「やっと戻って来れた……」「何か食べますか? お腹ペコペコなのです!」
と、そこへ愛唯が明里と共にスタート地点に戻ってくる。二人は妙に和む空間が出来上がっていた事に面食らう。そんな二人を月詠が「ご飯はこっちにあるよ」と手招き。
二人が何を食べようかと話している様子を一瞥し、フォルカはふん、と鼻を鳴らして椅子から立ち上がる。
「よし、次はアタシの番だね」
彼女は意気揚々とダンジョンへと入っていった。その背中を見つめていたミーツェだったが、愛唯と明里がルークの話をしているのを聞くと
「ちょっと行ってみますにゃ」
と配下と共にダンジョンへと入っていくのだった。
説明しよう! ミーツェは何故か『ルークを倒さねばならない』と思っているのである! 故に話題に上がった事でルークがダンジョンにいる事を悟ったのだ!
(
ルーク・ポーラスター
……。勝手に君臨するとはいい度胸ですにゃ。ミーツェが倒して制圧するのですにゃ~!)
密かに気合を入れるミーツェ。だがしかし、本当に何故そんな心持なのか分からないのである!!
「とにかく行くのですにゃ」
ミーツェの号令に配下達も頷く……のだが、一部の配下の姿がない。不思議に思っていると
「もふもふ」『もふもふ』
「ミャ~、魔王様たすけてですにゃー」
まうとまうまうが、配下だろう猫獣人をもっふもっふしていた。アグレッシブにもっふもっふされた配下は1匹だけではない。
(な、なんかもふもふされそうですにゃ……)
早くダンジョンへ行かねば、と考えるミーツェだが、
「あ、こっちにも……」『ほんとうだ……』
「みっ?!」
ここでまうとまうまうと目が合ってしまう。
「もふもふ」『もふもふ』
「るっ、ルークを追うのですにゃーっ!」
ミーツェはまうとまうまうに追いかけられながらもダンジョンの中へと向かうのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ホワイトシナリオ(100)
グループ参加
5人まで
シナリオジャンル
コメディ
バトル
オールジャンル
定員
1000人
参加キャラクター数
53人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2022年03月06日
参加申し込みの期限
2022年03月13日 11時00分
アクション投稿の期限
2022年03月13日 11時00分
参加キャラクター一覧
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