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反転、膨張。変わって染まって?
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その頃、ルークはというと……?
「ふふっ、いい石が一杯ね……」
「つ、つかれた……」
『石の魔王』こと稀跡に振り回され、配下と共に石磨きを(流れ的に)やっていた所だった。別の場所では配下がピッケルで発掘作業中である。
(俺こそが魔王なんだ、こんなちまちま地味な作業なぞやってられるか!)
ルークは磨き終わった石を配下に押し付けると道具を片付け、坑道の奥へと進んでいく。だが、稀跡は気付かない!! 休憩時間を配下に知らせ、「貴方に、料理を任せてよかったわ」と料理を任せていた配下の一人を褒め、ランチタイムに入る。
磨き終わった鉱石や宝石がキラキラ輝く中、入口に近い休憩場所に戻ると彼らは仲良くランチタイムと洒落込んだ。
ルークはというと、つるはしでガンガン岩を砕き、道を作っていた。
「おーし、俺様がダンジョンマスターだ! ガンガン掘り進んでやるぜ~~!!」
魔王だからな、魔王! と燃えながら何故かめちゃくちゃ掘り進んでいた。
――ところ変わってBar魔王ストラル。
「漸く静かになりましたわね」
魔王が減り、穏やかな空気流れる中
マーガレット・ライカー
は熱心に何か書いていた。その内容は……乙女同士の恋愛……よくいう『百合』である。
※本来の彼女は隠れ腐女子である
彼女がいる席の近くでは、「まうまう」と呟く声。『まうの魔王』こと
穂現 まう
が己のろっこん『まうまう只今増殖中』を発動させるキーワードだ。すると音もなくもう一人まうが呼び出される。そして、二人でのんびりしていた。
まぁ、移動準備中の月詠にステーキを二人分注文したりしているが、まぁ、まだカオスではない。
「ホント、魔王ばかりでうんざりしていましたわ。ようやく集中できそうです」
と、マーガレットが呟いているのを二人はのんびり眺めていた。
「さっきまで、魔王一杯だった」
まうもまたぽつり、と呟いて先に出されたオニオンスープを口にする。
その光景を茫然と見ていた者が一人。いつの間にかここに来ていた
響 蒼留人
が、魔王一杯状態で放心状態から復帰。マーガレットへと歩み寄った。
「マガレ! 実は……」
「私はそう、私は『GL魔王マーガレット』!」
「……ん? ちょっと様子がおかしくないか?」
突然の名乗りに、蒼留人は目が点になった。マーガレット自身は
(まぁ、女性なんだし『女王』じゃないのかとかちょっと思うところもありますが、『魔女王』とかちょっと語呂が悪いですし)
とか考えた上でびしっ、とペンを突きつけた。
「私の使命……それは、この世にGLの良さを広めることッ!」
「GL? それって……ギリシャライフ同好会とか、じゃないよな?」
間髪入れず差し込まれた蒼留人の問いかけに「いいえっ!」とツッコミを入れるマーガレット。彼女はぐっ、とペンを握り締めた。
「何を言ってるんですか? そんなわけないでしょう! いいですか? GLとはガールズラブです。清らかな乙女同士の……。別名は百合ですわ。薔薇など言われるBLなど邪道、GLこそ至高。GLこそ至宝なのです」
力説するあまりペンが妙にミシミシ言っている気がするが、とりあえず頭の外に置く。蒼留人はなんか様子がおかしい彼女に対し不安を覚えた。
「な、なぁマガレ。一体どうしちまったんだよ……目を覚ましてくれよ……」
蒼留人が心配そうに呼びかけるも、マーガレットの瞳に曇りはない。彼女は楽し気に何かの原稿を書いている。
(あぁ、双子同士の百合も素敵ですわねぇ)
因みに視線はまうとまうまうに向かっている。蒼留人が何を言ってもどこ吹く風だ。その現実に、蒼留人は愕然となった。そんな彼にマーガレットはさり気無く
「とりあえず、ミスター響。貴方をGL四天王に任命しますのでGL布教の先兵となるのです。いいですね?」
とにっこり笑って指名した。魔王化していない蒼留人は思わず背筋を伸ばした。何故か逆らえないような気がしたのだ。
(だめだ、戻りそうにない。いつものマガレと迫力が違う)
髪を揺らし、不敵に微笑むマーガレット。その眼差しは「受けてくれますよね?」と問いかけているようだった。
(俺を家来だと思ってるようだし、夢が覚めるまで言うことを聞くしかないか)
これは、姉がいる身のサガなのだろうか。ちょっとだけ頭痛を覚えながら蒼留人は1つため息を吐いた。
「……それで、GLで世界を征服ってどうするんだ?」
これは蒼留人の心からごく自然に湧いた疑問である。マーガレットは1つ頷くと書きかけの原稿を見せた。
「薄い本をばらまくにきまっているじゃありませんか!」
「何をどうすればそれを当たり前のように言うんだよ」
魔王であるマーガレットに、蒼留人が容赦なくツッコミを入れる。だが、マーガレットはびし、とペンを突きつけた。
「そっちに既に用意してあります。馬車馬のように働き配布するのです!」
ゴーゴーゴーキープムービング! と言い張るマーガレット。因みに本人は原稿があるので忙しいらしい。まさかの魔王ストラルでの執筆である。
そしてここにまず置いてある、と
示した場所
に嫌な予感を覚える。
青ざめた顔の彼であったが、
「いいですか? BLは敵! BLは敵なのです! GLこそ正義!」
とマーガレットが言っているのを聞き眩しい笑顔で「それは異議なしだ、任せろ!」と敬礼するのであった。
※蒼留人は腐女子が苦手である。
彼は何冊もの同人誌を持たされると、『罠の魔王』が用意したダンジョンへと向かうよう命じられたのだった。
蒼留人が同人誌を持って店を後にする背中を見送ったマーガレットは
「さて、私は尊い双子を……っていないわね!」
まうがいつの間にかいなくなったことに気付いた。
その頃のまうとまうまう。
「まうは魔王だぞー、がおー。猫は何の魔王…?」
『まうまうは配下だぞー、がおー。まうとまうまうにもふらせるがいいー』
そんなことを言いながら、もふもふとした猫をもふもふしていた。猫はくぁ~、と大きなあくびをしてそのまま眠り始める。
「もふもふ」『もふもふ』
まうとまうまうは、Barの外でほのぼのと猫もふりを堪能していた。
「もっともふもふするぞー!」『するぞー!!』
まうとまうまうは、眠った猫が起きないよう小さな声でそう言うと、猫を探しに出立するのであった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ホワイトシナリオ(100)
グループ参加
5人まで
シナリオジャンル
コメディ
バトル
オールジャンル
定員
1000人
参加キャラクター数
53人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2022年03月06日
参加申し込みの期限
2022年03月13日 11時00分
アクション投稿の期限
2022年03月13日 11時00分
参加キャラクター一覧
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