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反転、膨張。変わって染まって?
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「ぽっきり折れば魔王の力を喪失するに違いないのですにゃ~!」
「やはりか!」
ミーツェの攻撃を躱す事に集中していたルークは、どこからともなく聞こえた阿呂江の声も意識していない。いつの間にか彼女の配下が背後から近づき、思いっきり引き倒された。
「しまった!」
(勝利を掴んで民からの信頼を勝ち取ることで王として君臨できるのじゃ! 方法などどうでもよいわぁ!)
むんずと捕まれ、引っ張られる角。だが案外固く体重をかけても折れない。ルークは体勢を整えなおそうと襲い掛かる人を振り払い、ミーツェを押しのけようとする。
だが、そこに割り込むハルキ。丁度いい壁などが無かった為、その身体でルークの進行を妨害へ。
(案外壁走りとかできる物ですね……!)
魔王化した所為か身体能力が上がっているような気がしているが本当の所は全く不明である。だが、ハルキがルークの動きに完璧についていけているのは僥倖だった。
「意識がお留守じゃないか?」
不意に、サキリの声が聞こえた。そして赤い閃光。彼のろっこんをコピーしたフォルカのナイフが、ルークの角を根本から切り落としたのだ。
「うわあああああああっ!」
ルークは、その事実に愕然となり咆哮。だが、事態は変わらない。吸魂ミルちゃんはまだ潰れていないのだ!
「けが人さんはいませんかぁ~?」
後ろから、紫苑がおっとりとやってくる。彼女は地面に落ちた角を見つけると「まぁ!」と小さな声を上げた。
「それを潰したまえ!」
「これをですかぁ? えいっ」
ハルキの叫びに、紫苑は不思議そうにしながらも思いっきり吸魂ミルちゃんを潰した。その瞬間、今まで魔王を名乗っていた者達が正気に戻ったのだった。
「……? 何か聞こえた?」『何だろう』
まうとまうまうは、大型の猫型魔獣をもっふもっふしていた。だが、遠くから聞こえるルークの声で我に変わる。魔王な気分は消えてしまったが、まだまだもふりたりない。
「もふもふ」『もふもふ』
一度顔を見合わせたまうとまうまうは、黙って猫型魔獣をもふもふし続けた。
因みに、猫型魔獣は……その感触にうっとりしていた。
「……はっ!?」
Barアストラルで我に帰ったマーガレットは、書いていた内容に困惑した。
「な、なぜこのような……。それに、物凄く響さんに謝らなければならないような……」
とりあえず響さんを探さないと……と、彼女はBar魔王ストラルを後にした。
その後蒼留人と再会したマーガレットは必死に謝罪し、蒼留人は蒼留人で彼女が元に戻った事を素直に喜んでいた。
だが、薄い本は消えていない。どれだけの量の本が配布されたのか。それは、その場にいた者だけが知る事だろう。
「まだまだご飯はあるのだ。怪我した者は治療してもらうとよいのだ」
月詠がのんびりといい、料理を提供していく。
少し離れた場所では紫苑がケガ人を星の力で治療し……隅の方で複数の元魔王、元配下が薄い本を黙読している。
「うーん、何故ルークの角を折らねばとおもったんじゃろうな」
阿呂江が不思議に思いながらテーブルに肘を付く。だが、とても楽しかったのだろう。彼女は「なんだかわからないけれど、たのしかったっ」とご機嫌だ。
「それはあたしもそうなんだけど……まあ、いいか」
「まぁ、それならいいんだ……」
フォルカがフルーツジュースを飲みながらパンケーキを頬張り、向かいの席でサキリが苦笑する。
「とりあえず、結果的には吸魂ミルちゃんは潰すことができた。これでよかったのかな?」
「よかった、と思うよ」
そう言いながらハルキと共にオムライスを食べていると、まうとまうまうが三人の料理を見ていた。どうやら美味しそうだと思ったのだろう。
「おいしそう!」『あっちのも、いい匂い!』
まうとまうまうはサキリ達のオムライスとフォルカのパンケーキを見つめると、ややあって同じものを食べたいと月詠に打診しに行く。それを見送りながら、本当に解決できて安堵するのだった。
ルークについた吸魂ミルちゃん、除去完了!!
「あれ? ルークくんは……っ?!」
ルークの姿が見えない事に気付いたハルキがそれとなく探していると……、ルークは何故か燃え尽きたような様子で木の根元に座り込んでいた。
「俺が……俺がま、魔王……」
「知恵熱……かな?」
ハルキは、とりあえず治癒の光でどうにかなるだろうか、と心配になりながら紫苑を呼んでくることにした。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ホワイトシナリオ(100)
グループ参加
5人まで
シナリオジャンル
コメディ
バトル
オールジャンル
定員
1000人
参加キャラクター数
53人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2022年03月06日
参加申し込みの期限
2022年03月13日 11時00分
アクション投稿の期限
2022年03月13日 11時00分
参加キャラクター一覧
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