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【水泳大会】男が女で女が男で?!(あとカワウソとフツウ)
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「えーっと、2人とも次に泳ぐ選手だったな。こっちだ!」
「100m個人メドレーの?」
と翠響が問うと、小柄な女性が「違う、違う」と首を振って別の場所を指さす。そこはカワウソがいたプールの近くにある……妙に浅すぎるプールだった。
「これ……? って、なんだこのプール、水が足りないぞ?! こんなんで泳げるか!!」
「それになんか水、おかしくない?」
思わず蒼留人が険しい表情で抗議する。その横で翠響が怪訝そうな顔で指摘する。というのも、浅すぎるプールの中身が、明らかに水ではなかったのだ。
妙にてらてらしていた。
妙に粘っこそうだった。
なんか、ぷるぷるしているように見えた。
「飛び込んだら危ないですよ。なんたって浅いですから。泳ぐより滑る感じでしょうか」
そう言ったのはムキムキとした体の割にちょいベビーフェイスなハンサムだった。どこか穏やかな空気を纏った彼は「怪我に気を付けて」と2人に微笑みかける。
「本当に、コレ?」「いや、どうみてもこれってローションじゃあ……」
翠響と蒼留人は顔を見合わせ困惑する。だが、その間にも他の選手は前を向いていた。慌てて二人もスタート準備に入る。
(どうみても泳ぐというより、滑る……?)
陽光に照らされる(?)ローション。物凄く違和感しかない。
「よぉーいっ」 ――パフッ♪
妙に気の抜ける合図と共に、全員ぬるぬるにゅるにゅるのローションプールへと滑り出す。妙に腹がプールの底にこすれてヒリヒリするがそれは無視して進まねばならない!
(滑る滑る滑る!? ど、どうしたら……!)
翠響がじたばたしながらわたわたしていた。下手すれば後退する状況でめちゃくちゃじたばたしていた。
(ちょっとそこ危ない! 水着が脱げる!)
同じようにじたばたしていた蒼留人もまた胸の装甲の厚さに面食らい、これでこぼれ出たら大変だと顔が真っ赤になっていた。だが幸運にも無事だ!
そこで彼は思いついた。
――うつぶせだと胸が邪魔だし、背泳ぎならいけるか?
思ったが吉日。蒼留人はどうにか仰向けになるとする~~っと背泳ぎモードで滑っていく。長くなった髪の毛がローションまみれになるが、これは勝利の為に必要な犠牲だ。
(おっ! これは好感触!! いける!!)
思いのほかスムーズに進むことに、蒼留人はぐっ、と内心でガッツポーズ。先ほどまでが嘘のように、スムーズに進んでいく。
一人わたわたしていた翠響を置き去りに、彼はターンを決めて早々にゴールを決めていた。
(えええええええっ?!)
そのアナウンスに、ようやくターンをした翠響は焦った。焦りに焦った。慣れない動きで一生懸命滑っていた。
周りに応援され、どうにかこうにかゴールすることができたが結果は最下位で……。
(疲れた……)
よろよろとプールサイドにあがった翠響は、がっくりと膝を付いた。
そこにかけられるお湯。ローションを落とす為らしい。持ってきたのは先にゴールしていた蒼留人だった。
「お……お疲れ。がんばったな……」
「なんとでもいいなさいよ」
水泳にもちょっと自信のある身としては、この結果はやはり悔しい物である。しかしあのぬちゃぬちゃのなか半ばパニックになってわたわた進んでどうにかゴールできただけでも己を褒めても良いのではないだろうか……。
「お疲れ様。参加賞のジュースです」
先ほどのムキムキしているわりにおっとりしているような男性が、2人によく冷えたスイカのジュースをご馳走してくれた。
「二人とも頑張ったな。次はカワウソとのチーム戦が始まる。観戦しながら休んでおこう」
溌溂とした小柄な女性の言葉に、2人は頷く。そうしながらも
(あの女の人、なんとなく可愛くて目で追ってしまうな……)
と少し頬を赤くする蒼留人だった。
「「……」」
ローションプールでのわたわたしたレースを見た夏朝たちは、ぽかんとしていた。性転換にローション。ちょっと……というか、かなり大変そうに思えた。
「まぁ、二人とも無事にゴールできたからよかった……のかな」
夏夜が苦笑しているとカワウソたちが一同の足元にやってくる。カワウソの宝石商が「おお!」と声を上げると
「いよいよ時間ですよ。みなさん、楽しんできてください」
とカワウソたちについていくように促す。
「いってみようよ」
あおいに促され、一同も川を改造したようなプールへと足を運んだ。その先にあるプールは水がとても澄んでおり、そこには沢山の石。いわもあり、魚も泳いでいる。よく見ればザリガニも……。
「まるで川みたいだ……」「あぁ……」
修と彰尋が頷き合っていると、カワウソたちがいつの間にか1人につき1匹寄り添っている。宝石商はカワウソから話を聞き、微笑んでこういった。
「説明しよう。君たちはカワウソくんたちタッグを組んで泳いでもらうよ。ただし彼らはちょっと気まぐれだから注意してくれたまえ」
その内容に、一同ちょっと困惑するのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
学校生活
スポーツ
お色気
定員
20人
参加キャラクター数
16人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2022年01月23日
参加申し込みの期限
2022年01月30日 11時00分
アクション投稿の期限
2022年01月30日 11時00分
参加キャラクター一覧
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