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- 種族
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- 学年：職業
- 00月00日生 00歳
- AAA000000
【水泳大会】男が女で女が男で？！（あとカワウソとフツウ）
破：ぬるぬる？ きゅいきゅい？ 性転換とカワウソと……？
「あれ？」
恵御納 夏朝が我に帰ると……そこにはカワウソがなぜかいた。
「かわいい……！ じゃなくて、どういうこと？」
夏朝が辺りを見渡すと、『川を一部分もってきました！』というようなプールがあった。そして、あたりにカワウソがちらほら……。その反対側にもプールのような物があるが……妙に浅く見える。
そしてプールサイドはご機嫌な夏の景色を映している。かき氷やイカ焼きなどの屋台もあり、それらを食べている人たちもいる。
「ま……また『フツウ』なの？！」
水上 桜が周りの変化に対し思わず声を上げてしまう。しかし、周りにはかわいいカワウソがいっぱい！ その愛くるしい顔に彼女の表情も和やかになってしまう。
「なんだか和むわね……」
「そうだね。こんなに可愛いんだね、カワウソって」
夏夜もいつのまにかそこにおり、カワウソと戯れている。すると何人かの人の姿が変わっているように見えた。
「あっ……」
不思議でご機嫌なプールサイドで我に帰り、あたりを見渡していた鴻上 彰尋は見覚えのある影を見つけた。少しドキドキしながら声をかけると、その影……カワウソの宝石商は微笑んで帽子を取り会釈した。
「お久しぶりですね」「あ、はい……。今日はどうしてここに？」
彰尋が問いかけると、宝石商は「実はですね」と楽し気に話し始めた。
なんでも、彼曰くここにいるカワウソたちは人間が来たことを喜んでいるらしい。ここのカワウソたちは最近ちょっと退屈していたので、ちょうどよかったようだ。
彼らは人間と一緒に泳ごうと誘ってくれている、と。
「私も不思議な予感がして、ここに来たんです」
今日はなにか見ていきますか？ と宝石商が言おうとしたがプールの方からきゅいきゅいと愛らしいカワウソたちの声。彰尋が振り返ると宝石商は笑顔で「行っておあげなさい」と頷いた。
「これはまた……」
そこに合流した八神 修が辺りを見渡しながらため息を吐く。先ほどまでいた寝子高のプールとはかけ離れた不思議な場所に少し心が躍っているようだ。彼もまた宝石商に挨拶をすれば、宝石商は彰尋共々アドバイスをくれる。
「カワウソちゃん、かわいい～」
七夜 あおいが足元にやってきたカワウソを抱き上げ、嬉しそうに黄色い声を上げる。そんな姿もかわいいな、と思いながら修と彰尋があおいを見つめていると、ビキニ水着が眩しい巫部 紫苑が数匹のカワウソを引きつれて歩いてくる。
「あら～、八神さんたちも来ていたんですねぇ～」
「そのようだ。あっちに恵御納たちもいるみたいだ」
修が辺りを見渡し、夏夜たちの姿を見つけて示すと「うふふ～、あっちにもいましたね～」と紫苑がほっとした笑顔を見せる。
そのすぐ後、桜たちと合流しここへ来た面々を確認していると……浅いプール（？）の方に見覚えのある姿があるような気がする。
「あっちにも、誰かいるみたい」
「あ、本当ね」
「行ってみよう」
それに気づいた夏朝が示す方向を見、桜も頷く。夏夜に提案され、一同はとりあえず近づいてみることにした。
夏朝たちが気付くちょっと前。
「……ん？」
自分の出番を待っていた響 蒼留人はうっかりうとうとしてしまっていた。
（あぁ、いけない。もうすぐ１００ｍ個人メドレーか……）
起きなくては、と身を起こした途端、彼は異変に気付いた。胸部に感じる重み。そしてさらりと肩に感じる絹のような感触。よく見ると髪は長く伸び、胸は柔らかそうに膨らんでいる。あとなんか股間の辺りが物足りない。
「はっ？！」
思わず変な声が出たが、妙に高い。慌てて水面に己の顔を移せばどことなーく姉に似た自分の顔があった。しかも何人もの男子生徒が自分を見ている。あからさまに胸を見ている。
（女体化は経験あるが、水着姿とは……。うぅ、視線が気になる……）
恥ずかしさを覚えつつ横を見ると、一見勝気そうに見える顔立ちの、細マッチョのハンサムな少年が愕然とした表情で胸元を隠していた。
（胸がむき出しになっている……って？ 声も低い！ どういう事？！）
もうすぐ自分の番だとおもいつつ応援していた筈だった篠原 翠響は顔が強張っていた。
「もしかして……」
「いや、これって」
「「性転換してる？！」」
はもった声が、普段自分から出ているはずの声だった気がした。
「普段感じている胸の重みがない……なんか変な感じ」
（女子ってけっこう重いんだな、胸）
翠響が小声で呟いている横で、蒼留人が少し耳を赤くしているのは気のせいだろうか？ そんな２人に声をかけたのは小柄だが溌溂とした雰囲気の女性だった。ショートヘアーにぱっちりした目が愛らしい。
（その上筋肉もすごく綺麗だ……。あんな女子いたか？ ……はっ、いかん、そういう意味で見たんじゃ……）
と内心で蒼留人がドキドキしたり慌てたりしていると、女性がにっこり笑った。
「あれ？」
恵御納 夏朝が我に帰ると……そこにはカワウソがなぜかいた。
「かわいい……！ じゃなくて、どういうこと？」
夏朝が辺りを見渡すと、『川を一部分もってきました！』というようなプールがあった。そして、あたりにカワウソがちらほら……。その反対側にもプールのような物があるが……妙に浅く見える。
そしてプールサイドはご機嫌な夏の景色を映している。かき氷やイカ焼きなどの屋台もあり、それらを食べている人たちもいる。
「ま……また『フツウ』なの？！」
水上 桜が周りの変化に対し思わず声を上げてしまう。しかし、周りにはかわいいカワウソがいっぱい！ その愛くるしい顔に彼女の表情も和やかになってしまう。
「なんだか和むわね……」
「そうだね。こんなに可愛いんだね、カワウソって」
夏夜もいつのまにかそこにおり、カワウソと戯れている。すると何人かの人の姿が変わっているように見えた。
「あっ……」
不思議でご機嫌なプールサイドで我に帰り、あたりを見渡していた鴻上 彰尋は見覚えのある影を見つけた。少しドキドキしながら声をかけると、その影……カワウソの宝石商は微笑んで帽子を取り会釈した。
「お久しぶりですね」「あ、はい……。今日はどうしてここに？」
彰尋が問いかけると、宝石商は「実はですね」と楽し気に話し始めた。
なんでも、彼曰くここにいるカワウソたちは人間が来たことを喜んでいるらしい。ここのカワウソたちは最近ちょっと退屈していたので、ちょうどよかったようだ。
彼らは人間と一緒に泳ごうと誘ってくれている、と。
「私も不思議な予感がして、ここに来たんです」
今日はなにか見ていきますか？ と宝石商が言おうとしたがプールの方からきゅいきゅいと愛らしいカワウソたちの声。彰尋が振り返ると宝石商は笑顔で「行っておあげなさい」と頷いた。
「これはまた……」
そこに合流した八神 修が辺りを見渡しながらため息を吐く。先ほどまでいた寝子高のプールとはかけ離れた不思議な場所に少し心が躍っているようだ。彼もまた宝石商に挨拶をすれば、宝石商は彰尋共々アドバイスをくれる。
「カワウソちゃん、かわいい～」
七夜 あおいが足元にやってきたカワウソを抱き上げ、嬉しそうに黄色い声を上げる。そんな姿もかわいいな、と思いながら修と彰尋があおいを見つめていると、ビキニ水着が眩しい巫部 紫苑が数匹のカワウソを引きつれて歩いてくる。
「あら～、八神さんたちも来ていたんですねぇ～」
「そのようだ。あっちに恵御納たちもいるみたいだ」
修が辺りを見渡し、夏夜たちの姿を見つけて示すと「うふふ～、あっちにもいましたね～」と紫苑がほっとした笑顔を見せる。
そのすぐ後、桜たちと合流しここへ来た面々を確認していると……浅いプール（？）の方に見覚えのある姿があるような気がする。
「あっちにも、誰かいるみたい」
「あ、本当ね」
「行ってみよう」
それに気づいた夏朝が示す方向を見、桜も頷く。夏夜に提案され、一同はとりあえず近づいてみることにした。
夏朝たちが気付くちょっと前。
「……ん？」
自分の出番を待っていた響 蒼留人はうっかりうとうとしてしまっていた。
（あぁ、いけない。もうすぐ１００ｍ個人メドレーか……）
起きなくては、と身を起こした途端、彼は異変に気付いた。胸部に感じる重み。そしてさらりと肩に感じる絹のような感触。よく見ると髪は長く伸び、胸は柔らかそうに膨らんでいる。あとなんか股間の辺りが物足りない。
「はっ？！」
思わず変な声が出たが、妙に高い。慌てて水面に己の顔を移せばどことなーく姉に似た自分の顔があった。しかも何人もの男子生徒が自分を見ている。あからさまに胸を見ている。
（女体化は経験あるが、水着姿とは……。うぅ、視線が気になる……）
恥ずかしさを覚えつつ横を見ると、一見勝気そうに見える顔立ちの、細マッチョのハンサムな少年が愕然とした表情で胸元を隠していた。
（胸がむき出しになっている……って？ 声も低い！ どういう事？！）
もうすぐ自分の番だとおもいつつ応援していた筈だった篠原 翠響は顔が強張っていた。
「もしかして……」
「いや、これって」
「「性転換してる？！」」
はもった声が、普段自分から出ているはずの声だった気がした。
「普段感じている胸の重みがない……なんか変な感じ」
（女子ってけっこう重いんだな、胸）
翠響が小声で呟いている横で、蒼留人が少し耳を赤くしているのは気のせいだろうか？ そんな２人に声をかけたのは小柄だが溌溂とした雰囲気の女性だった。ショートヘアーにぱっちりした目が愛らしい。
（その上筋肉もすごく綺麗だ……。あんな女子いたか？ ……はっ、いかん、そういう意味で見たんじゃ……）
と内心で蒼留人がドキドキしたり慌てたりしていると、女性がにっこり笑った。
シナリオ
シナリオデータ
シナリオスケジュール
- シナリオガイド公開日
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- 2022年01月23日
- 参加申し込みの期限
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- 2022年01月30日 11時00分
- アクション投稿の期限
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- 2022年01月30日 11時00分
