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\ オーバータイム!/
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ブルーベリー・パニック!
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2、風雲、急を告げ……
思い思いにブルーベリー狩りを楽しんでいた。
(あれ・・・・・・)
深雪はふと違和感を自覚する。
(体が、熱い?)
風邪でも引いてしまったのだろうか。そういえば、なんだかぼうっとして、頭が働かない。
「深雪?」
「・・・・・・あ」
渚砂に声をかけられて、ぼうっと返事を返す。
「! 顔、赤いぞ・・・・・・大丈夫か?」
渚砂が、前髪をかきあげて額同士を合わせる。
「熱っぽい・・・・・・ちょっと木陰で休んだほうがいいな」
「ん・・・・・・」
素直に頷くと渚砂に手を引かれて、農園の片隅に生えている大きな木の木陰に移動する。
初夏の少し湿度を含んだ甘い風が、火照った体に気持ちいい。
「体調優れなかったのか?」
幹にもたれるように座り込んだ深雪の横に膝をついて、渚砂が申し訳なさそうに眉を下げる。
「ごめん、気がつけなくて・・・・・・今日はもう、帰ったほうが」
そっとのばした手に、深雪が抱きついてきた。
「み、深雪!? どうした、の?」
予想外の反応に、渚砂が動揺する。
「渚砂・・・・・・」
返された返事は弱々しく、まるで泣き声のようだった。
(急に体調、悪くなって不安、なの、か?)
とりあえず落ち着けよう、と背中を撫でてやる。
しがみついてくる深雪の体が震えている。
「み、深雪? どうした?」
戸惑う渚砂の声に深雪が顔を上げる。
「!」
頬を赤く染め、しっとりと輝く赤い瞳からぽろぽろと涙を流す深雪。
彼の持つ、危うげで近寄り難い、と言われる雰囲気が、今は儚げで(性的な意味で)大変危うい雰囲気にすり替わっている。
「渚砂・・・・・・」
吐息混じりに呼ばれる名前。切なげな上目使い。
どこからか聞こえてくる悩ましげなピアノの音色。
心なしか周囲の情景にピンクのフィルターがかかっているような気もするが、目の前のどピンクな同居人に比べれば大した問題ではない。
いや、なにがどう問題なのだったか。深雪はやっぱり美人だなぁ。いやそういう問題じゃない。だから何が問題だったのか。そうだ、深雪具合悪そうだったんだ。等とどうにも上手く働かない脳味噌を叱咤激励して、渚砂が口を開く。
「大丈夫だから」
(いや、何が!? っていうか・・・・・・)
混乱しているのだろうか、自分も少し変なのだろうか?
渚砂の視線が深雪(の肌)に釘付けになっている。
(深雪の肌・・・・・・甘そう・・・・・・)
「渚砂」
熱のこもった吐息が深雪の唇からこぼれる。
吐息混じりに呼ばれる名前の、なんと甘いことか。
「深雪・・・・・・」
囁き返せば、薄く深雪が笑う。そっと近づいてくる吐息。支えるように手を背に回した・・・・・・。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
笠井 月子
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
コメディ
動物・自然
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年10月14日
参加申し込みの期限
2013年10月21日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年10月21日 11時00分
参加キャラクター一覧
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