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ブルーベリー・パニック!
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さて、再び時を少しばかり遡り、農園で暴走劇が繰り広げられていたころ、猫又川では……。
「きもち、いい・・・・・・」
ぱしゃぱしゃと川に入っる様子は無邪気そのものだ。
「あ、あまり深い所はだめじゃぞ、危ない」
「・・・・・・うん・・・・・・零、いるから・・・・・・へいき」
素直に頷き、頬を染める魂行。
(可愛い・・・・・・可愛いのぉ)
恋人の愛らしい仕草。恋人から寄せられる信頼。恋人の薄く色づいた、
(だから、見てはいかんっ)
思わず川の中にしゃがみ込む。
流れる水が冷たい。
「うぅ、目のやりどころに困ったのう」
顔が熱い。くらくらする。
「零・・・・・・みず・・・・・・」
ぱしゃっ、と魂行が水をかけてくる。
言いつけを守って浅瀬で遊ぶのは、大変好ましい。好ましいが浅瀬かつ真っ昼間、良く晴れたお天道様の下である。
「わっ・・・・・・つめたいでござるよ」
「きもち・・・・・・いい?」
こてん、と首を傾げられて、ふと気が付いた。
「ああ・・・・・・気持ちいい、が・・・・・・どうしようかのぉ」
思わず着衣のまま川に入っていたのだ。
座り込んだこともあって、夏神は全身びしょ濡れだ。
「・・・・・・」
魂行が川から上がると、荷物をがさごそ漁り始めた。
「凪ちゃん?」
どうしたのか、と夏神も川から上がる。
「零・・・・・・ハイ・・・・・・」
差し出されたのは魂行が着ていたのと色違いのポンチョだ。
「もってきてた、から・・・・・・」
「貸してくれるでござるか?」
こくん、と頷く。
「で、では・・・・・・」
まさか自分まで全裸になるわけにもいかない。ずぶ濡れのままでは不快だし、何より風邪を引いてしまうかも知れない。
色々と葛藤しつつも、夏神は素直に好意に甘えることにする。
「ありがたく、かりるでござるよ」
「・・・・・・零と・・・・・・おそろい・・・・・・」
変えのポンチョを渡すと、魂行も自分のポンチョを着る。その間に、と夏神が慌てて服を縫いでポンチョに着替えた。
(お、落ち着かないでござるなぁ・・・・・・)
ひらっとしたポンチョの下、普段は守られている素肌が心許なさに緊張する。
居心地悪そうにもじもじする夏神を見て、魂行は嬉しそうだ。
・・・・・・そして。
「!?」
ふわりと風がおこって、夏神のポンチョをめくる。
慌てて、ポンチョを押さえしゃがみ込む夏神。
「零・・・・・・かわいい・・・・・・」
真っ赤になって慌てる姿が可愛い。
(もっと・・・・・・めくれたら・・・・・・もっと・・・・・・かわい、い?)
「!?!?」
あわあわと慌てる夏神を見て、はぁっと熱っぽいため息をつく。
「な、凪ちゃん・・・・・・?」
「零・・・・・・おそろい・・・・・・」
ポンチョのこと・・・・・・ではなかった。
「・・・・・・みて・・・・・・」
ぴらり、と魂行のポンチョがめくれる。
「あ・・・・・・///」
「な・・・・・・」
見られるのが気持ちいい魂行。
ブルーベリーの効果なんだか、恋人のせいなんだか、最早良く解らない夏神。
「凪ちゃんっ!」
がしぃっと夏神が肩を掴む。
「ふぁ・・・・・・」
「もう、我慢の限界でござるぅー!!」
彼は健闘した。しかし理性の壁は脆くも崩れ、魂行を草原に押し倒す。
その時!
「合意の上でも、野外はどうかと思うよ」
「え、えっちなのはだめだよお///」
八神と戌井の二人がかりで夏神をひっぺがす。
「え?」
「うぐっ」
八神が二人の口にずぼっとペットボトルを突っ込む。
ごぼごぼと中身が減っていく。
「正気に戻れ」
小山内が赤くなりながら、上着を脱ぐと魂行の身体にかけてやる。
「そして取り合えず服を着ろ」
ペットボトルの中身が無くなって、二人の口からぽろりと落ちる。
「う、うぅ……」
うめく魂行の背を、おろおろと小山内がさすってやる。
「拙者は何を……」
ふるふると頭を振る夏神の顔色が悪い。
「だ、大丈夫?」
1、2、3……。
「うわぁぁぁぁぁっ忘れるのじゃー!!」
今日一日で一年分程まとめて表情を変えたであろう、夏神が絶叫した。
戌井が驚いてしりもちをつく。
その拍子にリュックが肩から落ちて口が開く。
「!?」
暴走したのか、と小山内が白いブルーベリーが入った袋を取り出そうと鞄に手を入れるが、焦ってなかなか取り出せない。
「落ちつ、」
八神が慌てる。
「わぁ!?」
結果。
ぶしゅうっ!
「ふぁ、///」
戌井のリュックから生クリームが。
小山内の手元から練乳が。
びゅるびゅると飛び出して、全員の顔面やら衣服やらに降りかかる!
(うぅ……べとべとする……)
びちびちと、白い液体が肌にあたる度、魂行は気持ち良さそうに微笑む。
どうやら、彼女は白いブルーベリーで敏感になってしまったようだ。
「……」
べっとりと顔についた練乳を、八神が無言でぬぐう。
「わすれ、白、わすれ……」
夏神は壊れたようにカタカタ笑っている。
「うぅ……カオスだよぉ」
戌井がとほほ、と肩を落とした。
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あとがき
担当マスター:
笠井 月子
ファンレターはマスターページから!
ご参加ありがとうございました!笠井月子です。
皆様のアクションを拝見して噴出しつつ、ほくそ笑んで作業に当たりました。
犠牲者の皆様、果敢にEROSと倫理規定に挑んだ本能に忠実な皆様に心からの敬意と哀悼の意を示します。
(もうちょっとはっちゃけた方が良かったかなぁ)
今回、抽選と確立の魔術によって需要と供給のバランスが難しくうぬぅーうぬぅーと唸りました。
そして需要と供給と割合の奇跡によってホモォ ┌(┌ ^o^)┐が蔓延っています。
悪しからずご了承下さい。
またお会いできるのを楽しみにしています。
個別コメントにお礼等ちょこっとお送りしました。
本当に、ありがとうございました!
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
笠井 月子
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
コメディ
動物・自然
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年10月14日
参加申し込みの期限
2013年10月21日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年10月21日 11時00分
参加キャラクター一覧
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