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ブルーベリー・パニック!
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「はぁ~、凄い。ブルーベリーがいっぱいだねー」
初島 優
がふむふむ、とブルーベリーの木を眺める。
農園の木々はおおよそ、腰から胸にかけての高さ。一メートルと数十センチ、といった高さで、背の低い者でも熟れたブルーベリーに十分手が届く。
「ブルーベリーの木ってなんだか可愛いなぁ」
細い幹や枝を眺めて目を細めるのはあらこめレッドもとい
新井 米太郎
だ。
「こんなにいっぱいなら、沢山もらっても大丈夫だね」
いそいそと持参したタッパーに摘んだブルーベリーをころころ入れていく。
「ん? 食べないのか?」
隣でブルーベリーを口に放り込んでいた
伊賀 解理
が、首をかしげて新井の手元を覗く。
「あ、お弟がね、ブルーベリー好きだから、お土産にしようと思って。あ後でちゃんと食べるよー」
冷や汗を浮かべながらおろおろと視線をあちこちに飛ばして、新井がぎくしゃくとブルーベリーに手を伸ばす。
「ふむ。白いブルーベリーなど、珍しいから喜ぶんじゃないか?」
挙動不審な新井の様子を気にする事もなく、伊賀は白いブルーベリーを口に放り込む。
「そそそ、そうだね、いっぱい摘むよ」
ばしゅばしゅ持ち込んだタッパーにブルーベリーを突っ込みながら、新井が少しずつ離れていく。
なんというか器用である。
「ふむ、甘酸っぱくて美味しいな」
伊賀はご機嫌で白いの、青いの、とブルーベリーを食べ比べている。
「わんっ! わんっ!」
ぷりぷりとご機嫌にお尻をゆらして、土の匂いを嗅ぐのはウェルシュコーギーのオス、ジョニーだ。
「一緒に入れて、良かった……楽しいかい?」
愛犬のご機嫌な様子に目を細めて、
メイソン・ブリッジス
はふわふわの毛を撫でてやる。
「うっわぁ……かわいいっ!」
ぷりぷりのお尻に魅了されたのか、
高梨 彩葉
が頬を高潮させて近寄ってきた。
「な、撫でても良いかな?」
期待に溢れたオーラは、高梨の可愛いもの好きを物語っている。
「あぁ、そっと……こうやって、首の辺りとかを……」
愛犬が怖い思いをしないように、とメイソンが手本を示すようにジョニーを撫でる。
「うん! 分かった……こ、こうかな……」
おずおずとジョニーに触れた高梨から幸福のオーラが溢れた。
「ふかふかっふかふかっ! もっふもふ……っ!!」
これは癒される。
賑やかな様子につられて、
シグレ・ナイトウォーカー
が顔を出す。
「賢そうな顔をしているな」
すっと屈んで手を差し伸べる。
「わんっ!」
一声鳴くとジョニーはシグレの手をすんすん嗅いで、指先をぺろりと舐める。
「仲良くしてくれるか……ふふっ、お前の仲間は俺の国では一番の人気者だ」
ジョニーの仲間はロイヤルファミリーにも愛されている。
自然、故国を思う気持ちと相まって、シグレの手は愛しむようにジョニーを撫でる。
「良い犬だな」
「ああ、ジョニーは良い子なんだ」
褒めちぎられて照れた訳でも無いだろうが、ジョニーはくるっと集まった人達の足元を回ると、ふんふん木々を嗅ぎまわりだした。
「可愛い……わんこのアミぐるみ、作ろうっ」
高梨が早くも帰宅後の予定を立てている。
愛嬌溢れるジョニーは人気者だ。楽しそうに過ごしながらも、『だいじょうぶだよね?』と確認するようにメイソンを常に振り返る。
「ほら、あまり離れないでくれよ」
苦笑しながら、メイソンが後を追う。
ブルーベリーを摘みながら、愛犬と戯れる様はなんとも微笑ましい。
「ふふっ……それにしても、白いブルーベリーなんて初めて見たな」
シグレが白い一粒を、ぷちっ摘み取り、口に放り込む。
「ん、味はそう変わらない、か?」
シグレの様子を見つめていた高梨がぶつぶつと何やら呟いている。
「味が変わらないなら、一緒でも大丈夫かな? んーでも分けた方が……」
どうやら、何かを考え込んでいるようだ。
「ん? どうしたんだ?」
「あ、えと、持ち帰ってジャムを作ろうと思ってて……」
農園から『ご自由にどうぞ』といわれたブルーベリー畑には青と白の二種類のブルーベリーがこれでもか! と実りまくっていた。
摘めるブルーベリーに種類があるとは思っていなかったのだ、と頬をかきかき説明する。
「なるほど。……それなら、いっそ三種類にしたらどうだ?」
「三種類?」
こてん、と高梨が首を傾げる。
「青いのだけ、白いのだけ、青と白をミックスしたの、と。もし味に差が出れば面白いんじゃないか?」
ぱぁあぁっと高梨が満面の笑みになる。
厚い前髪で目元が隠れ気味なのに、感情がとてもストレートに伝わってくる。
「そうしてみますっ♪」
うきうきとブルーベリーを摘み出す高梨に、微笑ましげに目を細めるとシグレもまた、ブルーベリーを摘みだした。
(行けなくなって泣きそうな顔してたアイツの為にも、せめてブルーベリーは土産として持ち帰ってやろう)
青いブルーベリーを摘み取ると口に放り込む。
「うん。良く熟している」
青いブルーベリーと白いブルーベリーを交互に食べてみたり、と味を比べながら楽しむ。
お土産用に、とガラス瓶に摘み取る様子はいかにも楽し気だ。
そして、ここにも・・・・・・二種類のブルーベリーに夢中になっている男がいた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
笠井 月子
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
コメディ
動物・自然
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年10月14日
参加申し込みの期限
2013年10月21日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年10月21日 11時00分
参加キャラクター一覧
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