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Satan's Quest2 ~坑道に潜むは巨影~
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魔戒の領主、ヴァレフォールの領内にある洞窟。
そこで暴れるグレンデ・ゴレムスの討伐にバアルーナによって集められたメンバーはあたっていた。
その中でも一人、ほかのメンバーとは別行動をする者がいる。
ティオレ・ユリウェイス
である。
彼女はある意味危険と言われるとあるルートを自ら担当すると買って出たのだ。その理由はまあ色々とあるのだが。
群がる悪鬼をスラッシュセイバーで打ち倒し、額から流れる汗を拭うとティオレは壁に背を預けて座る。
「さぁて……これだけやればあっちにこいつらがいくことはなさそうだねぇ。全く、数だけは多いってのが厄介か」
背を壁に預けながらティオレは思う。そろそろ自分は我慢が出来ないのだと。
戦いというものは危険と隣り合わせだ。危険が近づくと身体にはある本能が鎌首をもたげる。そう、生存本能や子孫を残そうとする本能である。
それは危険に近づけば近づくほどに強くなる。永き刻を生きる彼女もそれは変わらないのだ。
ティオレはおもむろに衣服を緩め、形のいい乳房を露出させる。坑道内のヒヤッとした風が彼女のある部分を隆起させた。
足を開き、自分へ向かって歩いてくる悪鬼共を誘うように彼女は手招きする。そんな誘いを見れば女性に目がない悪鬼たちにそれを拒む術はない。
群がるように彼女に押し寄せた悪鬼たちは背中から生気吸収用の触手を伸ばし、彼女へとそれを打ち込んだ。
砦とは本来、堅牢な物である。どんな攻撃にも耐えられるように作られ、その門は固い。
だがいかに頑丈な門と言えど、何度も何度も攻撃されればその扉はいずれ破壊されてしまうだろう。
そうなれば雪崩れ込む敵勢を抑える術はない。内部へと雪崩れ込んだ敵兵に砦の中は蹂躙されつくし、数の暴力に抗うことはできないのだ。
そう、普通であれば。
戦術の一つに、内に誘い込んで討滅するというものがある。そうなった場合、雪崩れ込んだ敵兵はまさに袋のネズミ。
逃げ場を塞がれ、退くことも行くともできずただ討ち取られていくのみ。用意周到な砦は堅牢の文字に偽りがない。崩れることなどありはしないのだ。
動かくなった悪鬼を掴むとティオレはそれを放り投げる。放り投げられた悪鬼は地面にぶつかって跳ね、転がっていく。
彼女は一糸纏わぬ姿であり、その体はねっとりとした粘液で汚れている。少々紅潮した肌が艶めかしい。
ふうっと吐息を吐くとティオレは再び壁に背を預けた。その周囲には大量の悪鬼たちが意識を失い、転がっている。
「あーあ、雑兵程度じゃぁ話にならないねぇ。魔戒っていうから少しは期待したんだが……おや、親玉のお出ましかい」
ティオレが視線を向けた方角には一際大きな悪鬼が立っている。大柄で背中から生える触手は太く、黒光りしていた。
その悪鬼とティオレが舌なめずりをしたのはほぼ同時のタイミング。二人の接戦が誰もいない坑道の奥で始まった。艶声が坑道に響き渡っていく。
一方、坑道内を徘徊する亡霊を担当していた
巫部 紫苑
は別の意味の戦いを強いられていた。
坑道内にはもちろん、トイレがないのである。当たり前と言ったら当たり前だが。
亡霊と戦っている内に彼女はもよおしてきてしまったのだ。
足を閉じながらスラッシュセイバー振るう彼女の額には汗が滲む。それもそうだろう、こと女性の体というのはそういうものを我慢しやすいようにはできていない。
彼女がそんな戦いをしているとは知らず、亡霊たちは次々に彼女へと押し寄せた。
彼らの耐久力はそこまでないようで、一度斬ればその体は霧散し、その場に溶けて消えてしまう。
だが次の瞬間には別の亡霊が紫苑へ向かって襲い掛かってきているのだ。息をつく暇もないというべきだろう。
彼女のろっこん【死音】は身に着けている者や当人から生じる音を消すものだ。それを用いれば亡霊の追撃をかわすのも容易く、彼女は時折身を隠しながら戦闘を行っていた。
岩陰に身を隠し紫苑は息を潜める。スラッシュセイバーの柄を握りしめ、その体勢はいつでも飛び出せるような姿勢だ。
彼女の前をきょろきょろと辺りを見回す亡霊が通り過ぎる。亡霊は完全に紫苑を見失っているようでただ上空をふらつくのみだ。
紫苑は音もなく走り出すとスラッシュセイバーを振り抜き、がら空きである亡霊の背中を斬りつけた。亡霊は断末魔の声を上げて霧散する。
その声に反応した他の亡霊が紫苑を取り囲んだ瞬間、紫苑はスラッシュセイバーに封じ込められている風の魔力を開放する。
荒れ狂う暴風が巻き起こり、それを身に纏った紫苑は通常の二倍の速度で疾駆すると辺りの亡霊たちを薙ぎ払ってその身をズタズタに斬り裂いた。
彼女の纏う風が止み、辺りからは亡霊の気配は消えている。どうやら紫苑の担当区域の亡霊は討伐し終えたようだ。
「はふぅ……これでこの辺りは大丈夫そうですねぇ。さて、どこかトイレは……あら、あらら?」
トイレのできる場所を探そうと歩こうとした紫苑であったが、その体からはへなへなと力が抜けてしまう。
地面にぺたんと座り込んだ彼女は足に力を込めるが、足は全くと言っていいほど動かない。付け加えれば筋肉痛のような鈍痛が身体全体に広がっている。
「いたた、なんでしょう。動けなくなってしまいましたねぇ」
何とか動こうと四苦八苦していたのだが、無情にも決壊の時は訪れる。
暖かく、それが何かを示す感覚が彼女の下腹部に広がった。濃密な特有な香りがふわっと漂ってくる。
冷えた坑道故か彼女の下腹部からは湯気が立っていた。それが何かは言わずともわかるだろう。
汚れてしまった衣服を見て紫苑はふうと溜め息をついた。
「あちゃあ……着替えありますかねぇ?」
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担当ゲームマスター
ウケッキ
前回シナリオ
Satan's Quest ~降り立つは悪魔の少女~
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
冒険
バトル
お色気
定員
20人
参加キャラクター数
6人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2021年09月10日
参加申し込みの期限
2021年09月17日 11時00分
アクション投稿の期限
2021年09月17日 11時00分
参加キャラクター一覧
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