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もちもち思い出、ねこじま和菓子ウィーク!
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〇猫たちの記憶
(今日は無性に和菓子が食べたくなるなあ……)
万条 幸次
は、近くの和菓子屋に入り、色々迷っていた。
「たい焼きと……ねこまん詰め合わせをください」
買ってから、あんこ被ったなぁ、と気づく。
座って食べようと思ったら、見覚えのある顔を見つけた。
「あっ、幸次くんも和菓子食べに来たの?」
ポニーテールを揺らし屈託なく話しかけてきた
響 タルト
は、幸次が所属するねこみゅ(猫さん大好きコミュ)の仲間だ。
「ねこまんかあ、美味しそうだね。僕も一つもらおうかな。えっ、黒餡と白餡があるの? それじゃ詰め合わせを」
素早く買い物を済ませ戻ってくる。
「なんだか和菓子の匂いに惹かれちゃってね。僕も一緒に食べていこうかな」
「うん、どうぞ」
二人は一緒に和菓子を食べ始めた。
「うん、美味しい! 可愛いけど、伝統の味だよね」
ねこまんを食べたタルトは満足そうな笑顔になる。
一方幸次はたい焼きを取り出す。
(ねこまんは一旦置いてたい焼きからにしよう)
幸次はたい焼きを尻尾から食べる派だ。
尻尾の先端はサクサクだから一番にそこから食べたい、という考えだ。
餡子の甘い味が口の中に広がる……
(あれ? 何か見えてきた)
幸次の目の前に、見覚えのない景色が広がった。
(たくさん花が植えられてて植物園っぽい……それに視線がかなり低い)
そうだ、猫の姿だから? と幸次は気づく。
幸次のろっこん『猫チェンジ』は猫に変身する能力なので、普段見慣れたといえば見慣れた視点なのだ。
周りは百合の花だらけで、進もうとしたら視界に人の足が入ってきた。
「こっちはダメだよ」とか声が聞こえてくる。
この光景の中では、幸次が思うようには動けないようだ。
視界の持ち主はそれでも前に進もうとする。
(あれ、急に視界が……)
ぐらついて視界が安定すると、視点がかなり高くなっている。
(……抱っこされたみたいだ)
視界が広がって、やってきた猫を頑張って帰している人たちが見えた。
「なるほど猫には百合の花って害があるんだ」
一方ねこまんを頬張っていたタルトも。
(……あれ? なんだろこのイメージ?)
ふと、ろっこん『チェシャ猫』で猫に変身したときのことを思い出す。
(これ、猫の目線? この景色、旧市街の……あっ、抜け道だ!)
草むらの周囲の景色には既視感があった。
(へえ、こんなところに抜け道があったのか~)
場面はしばらく進み、さらに見覚えのある場所へと変わった。
(これは……猫がたくさん並んでる? あっ、この景色、校長室だ!)
そういえば校長室で飼われているユキちゃんに子猫が生まれた時、島中の猫が集まったっけ、とタルトは思い出した。
(僕はあの時行ってないんだけど……あっ、もしかして)
急に周りが元に戻り、幸次はきょろきょろ周りを見回した。
そして思い当たる。
「あの風景、この前やってた花と緑の博覧会かな? もしかして響さんが猫の姿で歩いてたとか……」
そして隣で周囲を見回していたタルトと目が合った。
「花と緑の博覧会って……えっ、僕の思い出が見えてたの?」
「……やっぱりそうなんだ。ちなみにさ、俺の記憶って何が見えた?」
声を潜めた幸次に、タルトはニヤニヤして答える。
「知りたい? ……いやー驚いたよ、まさか幸次くんがねえ……」
「え? えええーっ?! 一体何を?!」
慌てる幸次の様子に、タルトは噴き出した。
「うそうそ、普通に猫の時の思い出だよ、ユキちゃんに子猫が生まれて猫たちが集まってきたときのかな」
「なんだ……」
ほっと胸をなでおろし、幸次はお茶をすすった。
「面白いなあ、僕としてはBL同人誌の思い出を見て欲しかったかも。でもお互い猫に変身するろっこん持ちだからなのかな?」
「そうかもね。今のろっこんはすごく気に入ってるよ」
そう答えて、一口残ったたい焼きの頭を幸次は口に入れる。
「ただ猫に慣れすぎて、普段でもうっかり手の甲を舐めちゃって慌てることがあるんだよねえ……」
「ああなるほど、獣人の習性……使えるかも?」
何やら別の方向に思考が飛んでいるらしいタルト。
ねこまんを食べ終えて、つい舌を出したくなるのを我慢するのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
天村花海
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
1000人
参加キャラクター数
16人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2021年10月10日
参加申し込みの期限
2021年10月17日 11時00分
アクション投稿の期限
2021年10月17日 11時00分
参加キャラクター一覧
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