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裏山サバイバルバトル~右手には水鉄砲を、左手には勝利を~
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【拝啓、剣崎エレナ大将閣下様】
このサバイバルバトルのフィールドを地図化し、メールで全体へ指示を飛ばしているリラは、再び自身のダウジングが揺れるのを感じていた。
「どんどん近づいておりますね。そろそろ到着でございます」
リラは当初の予定を大幅に変更することになった。リラの『神魂ダウジング』を使って、少人数部隊で安全ルートを通り、一人でも多くの兵を敵の陣地へ届かせる事を目的としていた。
しかし、途中途中での体育科・芸術科チームに有利な不確定の要因が重なったことと、他の生徒たちが決められた配置場所をしっかりと動いたなどの思った以上の出来により作戦を大幅に変更した。
その結果、要所要所において体育科と芸術科のチームが優位に作戦を展開することができたのだ。
しかし、その結果、一つの敵の一団をこちらに通す形になってしまった。
「皆様、ここが戦いの天王山でございます。奮闘を期待いたします」
そう言って、エレナたちにメールを送ると、自らも水圧式拳銃を手にとって、味方の陣地とは別の方向へ歩きだした。その先には、確か杏子たちがいたはずである。
そして、一方こちらはエレナたち大将の篭る陣地では、シダが普通科を徹底的にこき下ろしていた。主に、残った一般女子生徒に向かって。
「くれぐれも気をつけてほしい シダあやうくお嫁さんに行けなくなる所だった」
そう言うシダの顔もこころなしか引き締まっている。
「そんな……なんと言うことを」
「シダさん、頑張りましょう」
と言って士気を上げる女子生徒たち。ちなみに、男子生徒は全て杏子へついていった。
「メールで「お戻りになりませ」っていうのは、そういうことだったのか」
と、スーパーハイドロキャノン水鉄砲を手にしつつ、現れたのは
伊賀 解理
。本陣奇襲のため出払っていたのだが、戦力として呼び戻されたのである。
「ぜんざいカレー先輩、作戦とかなさそうだけどあの気迫はちょっと憎めない、けど気を付けて」
そう言われて一瞬首をかしげる解理。しかし、答えはすぐにやってきた。
「私の名前は
財前 華蓮
! ざ・い・ぜ・ん! か・れ・ん! ですわ!」
それも、敵陣に響きわたるほど大きな声で、やってきた。ぜんざいカレーではない、
財前 華蓮
である。
「……暴走しちゃってるね」
「無事に帰ったら美味しいご飯でも食べたいアルよ」
その後に続くのは
八重崎 五郎八
と
畑中 華菜子
である。この三人、ほかの場所が激戦区になってしまったという幸運に助けられ、偶然にもそれらをすり抜けて敵陣にたどり着いたのである。
恐るべき信念、というか執念である。
「目標は剣崎エレナ! それ以外はただの障害物ですわー!」
そう叫ぶ華蓮。
解理は目でエレナの方を見る。エレナは万が一を考えて岩陰に隠れているのだが、なにやら考えている様子だ。
(「あれ、やっちゃっていいかな?」)
そう目で聞く解理、それに対しエレナはひとつ頷いた。
その合図を構わないと解釈した解理は、シダに攻撃開始の合図を送る。
「分かった、撃つ」
一斉に華蓮に砲火が集中する。が、予期せぬことが起こった。
何故か、華蓮に当たらないのだ。
「剣崎さんに決闘を申し込みますわ! 受け入れられるまで引きませんわ!」
「な、なんという闘志アルか!」
「言いにくいけれど、執念さまさまだよね」
華菜子と五郎八は、一応、援護はして、何人かの生徒を打ち抜く。
「それにさっき食べたラーメンが重いアルよ。ラーメンの神様の助けてアル!」
「運動する前に食べるからだよ。自業自得」
と、いいつつもお互い楽しそうである。
特に、五郎八としてはエレナと華蓮の対決まで奇跡的に持っていけたこと自体、運がいいと思っていた。
どうやら華蓮の気の済むかどうかは横に置いたとしても、自分たちにとっていい状況になったようである。
「ま、勝つにせよ負けるにせよ華蓮さんのケアかな」
そう、五郎八は呟くと、別の生徒をスーパーハイドロキャノン水鉄砲で狙い打つ。
「きゃぁっ!」
「普通科には負けないッ!」
生徒が徐々に数を減っていく体育科と芸術科のチーム。そんな時、解理の放ったスーパーハイドロキャノン水鉄砲が、華菜子を捉えた。
「な、なんだこりゃアルー。さ、最後に美味しいラーメンを一杯食べたかったアルよぉー」
がくりと崩れ落ちる華菜子。
「ああ! 畑中さんがやられてしまった~! でも貴女の死は無駄にはしないわ~」
それを見た華蓮が、さらに歌うようにしながら前へ出てくる。好機とばかりにシダの放った水圧式拳銃が、華蓮を捉えたと思った瞬間。
「まだ、まだやられませんわ!」
「いざとなった時が来たようだね、こういうのも悪くない……かな?」
華蓮を危ないと見てとった五郎八が、駆け寄って庇う。まるで、最後の言葉のようなものを残して倒れた。
「八重崎さんもやられてしまった~! 貴女の死を糧に私、生きていくのよ~」
完全に裏声で、ミュージカルのように華蓮は動いた。
「シダ、怖い」
「……仕方ないわね。 ほら、私はここよ」
怖がるシダと、ドン引きの生徒たち。解理にサインを送りつつ、エレナが立ち上がった。
そして何故か撃つのを止めた体育科・芸術科チーム。
「剣崎さんに決闘を申し込みますわ!」
「受けて立ちますわ」
華蓮の要求をあっさりと承諾するエレナ。
そして、西部劇風に始まる決闘……、誰もが唖然として見守る中、一歩進んだ瞬間だった。
華蓮の狙いは二歩目でいきなり振り向いて、撃つこと。勝てばいい、そう思っていた。
「まぁ、残念だったね」
「えっ」
ピシュンッ! と解理が放ったスーパーハイドロキャノン水鉄砲が華蓮の胸に直撃した。
エレナは少しだけ振り向いて、そのままの表情で言った。
「ぜんざいカレーさん、私は、次期生徒会長と言われる女。簡単に負けるわけにはいかないのよ」
「私の名前は
財前 華蓮
ですわ! 剣崎ィ!! あなたって人はー! キーッ!」
後半は言葉として成立してない華蓮の怒りも、もう興味なしといったようで、エレナには届いていないようだった。
「終わった?」
「そのようだね。……お? リラさんから、メールだ」
なにやら歌を歌いながら携帯を操作する解理。
「何か、指示が来た?」
覗き込むシダに、解理はメールを見せながら笑った。
「チェックメイト、ってやつかもね?」
そう言って、エレナと打ち合わせに走るのであった……。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
じんの
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
スポーツ
バトル
動物・自然
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2012年12月25日
参加申し込みの期限
2013年01月01日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年01月01日 11時00分
参加キャラクター一覧
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