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現われしはそうめんの魔獣ソウメーン。君は食べ尽くせるか!?
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寝子島に突如として現れた素麺型魔獣【ソウメーン】。
それは空気中の水分を吸収し、ゆっくりとだが確実に無限に増え続けるという驚異の魔獣。
その体には通常の攻撃は一切効果がなく、食べるしかそれを倒す手はないのだ。
「素麺の無料配布はこちらでーすっ! 料理部の活動なので皆さんも美味しい素麺、いかがですかー?」
鉄板とシートに覆われた巨大施設の前で呼び込みをしているのはイヴァだった。彼女はちーあの仲間であり、一番の常識人だ。
ソウメーンを食べ尽くすにはこの人数では難しいと判断した
八神 修
の策により通行人へ料理活動をする部活の催し物として振舞ってしまおうというものだった。
味も素材としても素麺となんら変わりはないソウメーンを振舞うことは特に人体に問題はない。ただの美味しい素麺なのだから。
イヴァの呼び込みと
檜扇 唱華
による多種多様な素麺レシピの数々が功を奏し、ソウメーンを隠すために用意された巨大施設の前に仮設された食事ブースは満席だった。
「こっちに来て座るといいわ。今、素麺を持ってくるから……もう、なんで私がこんなことを――」
客の案内と注文された素麺料理を運ぶのに精を出しながらイザナは文句を垂れる。本来は面倒くさがりな彼女のこと、こんな事はしない。
だが唱華と
白石 妙子
にやんわりとキッチンに入る事を止められたイザナはしぶしぶと配膳係をしているのだ。量が多く食べれるわけでもないので仕方ないといった所である。
その施設の中、キッチンではてきぱきと動き、注文を難なくこなす唱華の姿があった。
彼女はフライパンから焼き上げた素麺を取り出して皿に盛る。それは水気を切って紅ショウガと混ぜ合わせて焼いたものだった。オリーブオイルの香りが食欲を誘う。
そのまま流れる動作で彼女はもう一つのフライパンからチーズの香る素麺を取り出した。シュレッドチーズがふんだんに用いられたそれは見た目はピザといっても遜色はないだろう。
ベーコンやサラミ、アスパラガスが入っているそのピザ風素麺は注文数も多く、客たちの人気のレシピとなっているようだった。
「唱華さん、あの油素麺一つ追加でお願いしますっ!」
「わかりました。今、お作り致します。それにしても……このソウメーンですが、切るまで少し動くこと以外は普通の素麺と変わりませんわね」
びよびよ蠢くソウメーンの一部を市販サイズの素麺へと切り揃えながら唱華はそう呟いた。
鍋の水の中へ投入し火をつける。それが煮えるまでの間、彼女は別の作業へと取り掛かる。一流のメイドはただ待っているだけではないのだ。
オーブンから火傷しないように注意しつつ、取り出したのは素麺を用いた彼女考案のおやつ。形はクロワッサンに似ている。
溶かしたバターと砂糖を混ぜ込みグラニュー糖をかけて焼く。更に焼き上がった所にグラニュー糖を追加で振りかけ甘く仕上げたこの素麺は子供連れの客に人気だった。素麺とは思えないそのスイーツ感は女性にも好評だ。
横で作業していた妙子が甘い香りに誘われ顔を向ける。
「わぁ、美味しそうですね。素麺がこんな風になるなんて……びっくりですよ」
「ふふ、工夫次第でどのようにもなるものですよ。おひとつどうですか? そろそろ香りに誘われてきそうなちーあ様がいらっしゃるでしょうから、多めに焼いておいたんです」
「それじゃあ、一つ貰いますね……あ、甘いっ本当に素麺とは思えないですよっ」
サクッとした触感に甘いグラニュー糖、いい焼き加減の香ばしさ。それらが合わさったそれは極上のおやつだ。既に素麺とは思えない。お菓子風素麺とでもいうべきか。
「あまぁぁあーい匂いがするのですよぉーーっ!」
「噂をすれば、ですね。ちーあさん、丁度、今焼き上がった所です。これをどうぞ」
用意していた小さなピンク色の袋にお菓子風素麺をいくつか入れるとちーあに手渡した。ちーあは良い笑顔を見せる。
「ありがとうなのですっ! それじゃあっちで頑張っているヤガミの方へ持っていくのですよーっ」
ぱたぱたと走って去っていくちーあを唱華は笑顔で見送った。
「さて、注文もどんどん来ているようですし、もうひと頑張りしましょうか」
「そうですね、頑張って私も作っちゃいますよっ」
唱華は追加で注文の入ったピザ風素麺やお菓子風素麺を手際よく制作していく。
予想以上の客の入りに注文が殺到するキッチンは戦々恐々となるかに思われたが、彼女のおかげでそうならずにすんでいる。流石はメイドといった所。
妙子の隣で作業しているのは珍しく露出の少ない服装を着ているツクヨだった。長い髪をアップにして纏め、彼女は料理に勤しんでいる。
戦闘狂のイメージが強い彼女ではあるが、現在とある理由により料理を習得し始めている。その手際はよく、元より少しの心得はあった為かその上達は早い。
「そうです、その感じで調味料を加えて炒めて……そうそう、良い感じですよ」
妙子はツクヨに横で教えながら自分の担当の料理を仕上げにかかる。
この場所にはちーあが用意した食材がかなりの量並んでいるのだが、いかんせんあのちーあセレクト。よくわからない素材も混じっている。
そのうちの一つ、クルミのような金色の実を掴むと妙子はそれを器具で軽く砕き、フライパンの中の素麺と混ぜ合わせていく。
「くるみやピーナッツのようなものですかね。金色でちょっと豪華そうに見えるのが良い所かも」
軽く味見をして問題なしと判断した妙子はそれを更に盛り付ける。なぜか面が金色に発光しているようだ。見るからに怪しい。
仕上がった特製の素麺は彼女がキッチンで働く物へのまかないとして用意した物だったが、配られた素麺を食べ尽くし、追加はないのかと催促に来た
ティオレ・ユリウェイス
の目に留まる。
「もうどんぶりが空なんだけど何か追加で、変わった物は……あるじゃないか。金色なんて、そそるねぇ、よしそれ貰ってくよっ」
妙子の前に置いてあった金色の素麺をひょいっと掴んだティオレはそのまま客席へと消えていった。
「持っていかれてしまいましたね……もう金色の実はないようですから何か別の作らないと……あれ、なんだか体が熱いような……?」
そういった妙子は額にじっとりと汗をかいていた。キッチンの熱がそうさせたのかと思われたが、どうやらそれだけではない様子。
足をもじもじとさせながら、下半身に響くある感覚に覚えがあった妙子はふらふらとしながら休憩を申し出て他の者と調理班を交代した。
物陰に移動しながら服と擦れる乳房のある部分が主張していることに気が付いた妙子は荒い息を吐きながら壁を背にして座り込んだ。手が下腹部に伸びる。
「はぁはぁ、これは……不味い、ですよね……でもぉ、もう、我慢が……あぁっ」
誰も来ない物陰で彼女は一人、荒い息を吐くのであった。
その頃、金色の素麺を持って行ったティオレはその強烈な味に驚いていた。
見た目にも眩しい金色の素麺、それは味は言葉では到底表せない何とも言えない味だったのだ。
普通の者が慣れ親しんだ素麺の味ではない。夜の世界にもいた彼女だからこそ、その味に検討がつく。
「これ……男の、あれじゃないかっ! 何で、こんな味に……まあ、食えないこともないから食べるけど」
麺をすすり、ちゅるちゅると食べるティオレは片手で髪を掻きあげる。その仕草はじっとりと浮かぶ汗も相まって妙に艶めかしい。
食べれば食べるほどに目のやり場に困るような彼女の食べ方は到底、子供には見せられないだろう。といっても彼女的には普通に食べているだけなのだが。
「ここまで結構、食べたけどだいぶ腹に溜まってくるね、これ。ネコジマにけったいな魔獣も出たもんだよ、ホント」
妙な味のする金色の素麺を平らげたティオレは立ち上がり、辺りを見回す。物色するようなその瞳はまるでハンターのようだ。
(なんだか妙にざわつくねぇ……身体が火照ってるみたいだし、これなんか入れられたか。あれは……)
歩いて火照りを発散させてくれる獲物を探していたティオレは遠くで聞こえる荒い息を察知する。
静かに歩いて近づくとそこには服をはだけた妙子が座り込んでいた。ティオレには気づかず、目を閉じているようだ。
彼女に覆い被さると、ティオレはその唇を奪った。妙子は目を見開く。
「んっ、むぐぅっ……!?」
「ちゅっはむっ、あんなもん使っといて、自分だけとか……ずるいんじゃないかい?」
「えっティオレさん、いったい何のこと、あっだめですっ、そこはぁ、私には子供も、夫も……むぐっ」
「れろっ、ちゅっ、関係ないね。二人ともここにはいないじゃないか。これは夢だとでも思えばいい。そう、熱に浮かされた……夢ってね」
妙子の服に手を滑りこませ、ティオレの手が彼女の肌の上を撫で回す。乳房を揉み潰されるが妙子は抵抗する様子はない。
「熱に……浮かされた……夢……ですよね」
「ああ、その通りだよ。これは……夢だ」
二人の荒い吐息が誰も来ない物陰に響き渡っていく。
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担当ゲームマスター
ウケッキ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
SF・ファンタジー
定員
20人
参加キャラクター数
5人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2021年08月07日
参加申し込みの期限
2021年08月14日 11時00分
アクション投稿の期限
2021年08月14日 11時00分
参加キャラクター一覧
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