this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
【終業式】夏休みを賭けた、ザ・ゲーム
<< もどる
1
…
8
9
10
11
12
つぎへ >>
【判定+Epilogue】
そして、結果は――こうなった。
__________________
☆『ねこモンフルコンプ』+『鈴木佐藤田中高橋!』の部
稲積 柚春
…不合格
風見鶏 スグリ
…合格
旅鴉 月詠
…不合格
楡宮 遠海
…不合格
羽生 碧南
…不合格
万条 幸次
…不合格
響 タルト
…合格
水上 桜
…不合格
雪寄 愛唯
…不合格
☆NOF15+NDEの部
朝鳥 さゆる
…不合格
サキリ・デイジーカッター
…不合格
椎井 莉鳥
…不合格
姫神 絵梨菜
…合格
八神 修
…合格
☆『タカシの果たし状+アニマルの森』の部
恵御納 夏朝
…不合格
恵御納 夏夜
…不合格
巫部 紫苑
…不合格
佐藤 英二
…不合格
野々ののこ…不合格
仙藤 蒼
…合格
白 真白
…合格
水守 流
…合格
__________________
「――よって、合格者が一人以上出たので、夏休みの廃止は廃止しまっす!」
「「「「「「いよっしやああああっ!」」」」」」」
いつのまにか現れた理事長の言葉に、会場に生徒達の大きな歓声が沸いた。
「いやー、よかったよかった。これも全てみんなの日頃の努力のたまものであって……」
理事長が生徒達の反応に胸を撫で下ろし、改めて長い演説を始めようとする。
だが、そんな話はすでにもう誰も聞いていなかった。
NOFの会場では、最後の最後で勝利を掴んだ修の勝利を讃える声が続いた。
「やったな、八神! これで夏休みの廃止が廃止だな!」
ラッセルが片手をあげてハイタッチのポーズで修を迎えながら言う。
「ああ。最後に根尾が迎え撃ってきたときにはヒヤヒヤしたけど、なんとか競り勝てたよ」
修も片手を上げてタッチに応えつつ、額の汗も拭わずに苦笑を浮かべる。本当に薄氷の勝利だったのだ。
「ふふふ。おぬしのおかげで儂もレバニラにありつける。一応、礼を言っておこうかの」
「……レバニラ?」
「ああ、それはこっちの話だから気にしないで」
イツトリの言葉に首を傾げる修に、サキリがすっと割って入る。
「さておき、テスト合格おめでとう。その腕なら大会も出られるんじゃないか?」
「……大会? どうだろうな。まあ、大学に入ったら考えてみるよ」
サキリの言葉は嬉しかったが、今の修にとって最優先すべき事項は受験も含めて残された高校生活を精一杯楽しむことだった。
「お疲れ様」
「おめでとう」
さゆると莉鳥も短いながらも、温かみのある労いの言葉をかけてくれた。
「私も中継だけどちゃんと見てたよ。最後のコンボとか凄くて、思わずダンスにもアドリブを入れちゃった♪」
NDEのプレイ中継を通して応援していた絵梨菜もチア服のまま会場に駆けつけていた。NOFで誰かが勝利することが絵梨菜のクリア条件であったために、じつは彼女もまたテスト合格者の一人であったりする。
「ありがとう。でも、俺一人の勝利じゃないよ。みんなで掴んだ勝利さ」
修は微笑み、そしてこの勝利の喜びをもっとも伝えたい人のもとに向かう。
「あおい。勝てたよ」
「うん。ちゃんと見てたよ。修君、カッコ良かった」
「……っ」
面と向かってそんな嬉しいことを言われて、修は思わず赤面してしまった。
(い、いかん。嬉しすぎて、ちょっと皆にお見せできないレベルに顔がニヤけてしまいそうだ……)
「そ、そういえば、まだスピーチが残っていたね。それと通知表を受け取ったら、いよいよ夏休……え?」
照れ隠しも含めて話を変えようとしたとき、修はいつのまにかこちらを窺っていた大勢の野良猫達と目が合った。
野良猫達は勝利のお祝いをしたそうな目でこちらを見ている。
『お祝いをしてもらいますか?』
⇒「はい」
「もちろん」
(……選択の余地がない……だと?)
――その後、修が大量の猫達にもっふもっふにされたことは言うまでもない。
「図鑑完成! 協力してくれたみんなのおかげだよ♪ ありがとう!」
タルトは、ねこモンチームの総力を結集して完成させた図鑑の入ったデータを伝説の剣のごとく掲げて言うと、仲間達から万雷の拍手と快哉の叫びが起きた。
「これで理事長の横暴は阻止できたわけだね。やれやれだ」
月詠が安堵の声を漏らしつつ、苦笑する。
「これで夏休みも遊べる! でも、もうしばらくゲームはしたくないなぁ……」
幸次がしみじみと言えば、誰もが同感とばかりに苦笑いを浮かべる。
「これで安心してライブ遠征の準備ができるわね。……って、あれ、水上さんは?」
遠海は共に奮闘した同じ学年の桜を探すが、いつのまにか彼女の姿は消えている。
「ああ。あの子ならちょっと言いたいことがあるって、どこかに向かいましたよ」
「言いたいこと? ああ、もしかして理事長に? あー、私も誘ってくれたらよかったのに。ねぇ?」
ファッキン理事長に言いたいこと山ほどあった遠海が愛唯に同意を求めようとすると。
「……って、あれ?」
気がつけば、そこには愛唯の姿はなかった。
愛唯はすでにこっそりと会場をあとにし、
「うふふ。久しぶりに青春時代に戻ったみたいでした」
と、満足そうな笑みを浮かべていたのだった。
そして、スグリと柚春も、二人の協力により図鑑の完成に成功し、二人はその喜びをわかちあい、また互いの健闘を讃えあっていた。
「やったネ、柚春チャン! これも柚春チャンがレアアイテムをゲットしておいてくれたおかげだヨ☆」
「ううん。風見鶏君が頑張ってくれたおかげだよ」
「はい☆」
「え?」
おもむろに手を上げるスグリの意図がわからずに柚春は目をぱちくりさせる。
「ほら、こういうときはハイタッチ☆デショ?」
「あ、そ、そうだね。ごめん」
慌てて手を持ち上げて、ぎこちなくも、柚春はスグリとハイタッチをかわす。
「これで夏休みも一緒に遊べるネ☆」
それはスグリにとってみれば、何気なく口にした一言かもしれない。
けれど、
「……うん!」
柚春にとって、とても大きな意味を持つ一言になった。
(僕、夏休みも風見鶏君と一緒に遊びに行ったりして、いいんだね)
そう信じることができたからだ。
碧南は気がつけばテストそっちのけで乙女ゲームに没頭し、無事に佐藤とのトゥルーエンドを迎えていた。
「羽生さん、惜しかったわね」
「いえ、大丈夫です! 私、今、幸せなので!」
労いの言葉をかける鷲尾先生に、碧南は元気一杯に宣言した。
その碧南の表情は正々堂々と戦って負けたスポーツ選手のような清々しいものであった。
夏朝と夏夜はよく似た顔で、それぞれに安堵の息を吐いていた。
「……なんとか夏休みの廃止は廃止にできたか。クリアしてくれた人達に感謝しなければいけないな」
「うん。でも、夏夜ちゃんもよく頑張ったよ」
夏朝は、本心からそう言って夏夜の健闘を讃えた。
決してゲーマーというわけでもない夏夜が伝説のクソゲーとまで言われたタカシのRTAを条件クリア寸前まで持っていたのだ。それは奇跡と言っても言い過ぎではなかった。
「夏朝の方こそ、後遺症のリスクの中で凄かったよ。あと少しでコンプリートだったんだろう?」
「うん。でも、おかげでしばらくアニマルの森はもういいかな」
苦笑混じりに夏朝が呟けば、ようやく夏夜も笑ってくれる。
こうして、夏朝と夏夜は理事長と地縛霊(?)を殲滅せずに夏休みを迎えられることになった。
紫苑は、重箱を片づけ終えたときには、すでにテストは終わっていた。
「あら? 残念……。テストはクリアできませんでしたね」
まだほとんど進んでいないタカシの画面を眺めつつも、紫苑は言葉ほど残念そうではない。
彼女にとっては、試験をクリアできなかった悔しさよりも、みんなと楽しくお弁当を食べられた喜びの方が大きかったのである。
「というわけで、食後のおやつにしましょう♪」
「「「まだ食うの!?」」」
驚いた紫苑の周囲の生徒達の受けた衝撃は理事長の暴挙を耳にしたときに勝るとも劣らなかったとか。
ののこはギャン泣きしていた。
「うわー---ん!」
「の、野々さん、ど、どうして泣いてるの!?」
隣にいる英二は大層慌てふためいていた。
確かに、英二とののこはタカシのRTAには失敗した。
だが、夏休み廃止の撤回条件である一人以上のテスト合格はすでに達成されているのだ。
だから、ののこがどうして泣いているのかが、英二にはまったくわからなかったのだが――。
「試験落ちちゃった……。終わっちゃった……。私の夏休み……」
「え? 大丈夫だよ。試験に合格した人がほかにいるから、夏休みは全員貰えるよ」
「本当!?」
シャキーンとののこは立ち直ると、「教えてくれてありがとう英二くん!」と英二の手を取り、ぶんぶんと握手をするとそのまま「ばっびゅーん!」と自分の教室に帰っていった。
「……元気だなぁ。ていうか、このあとまだスピーチが残ってるんだけど」
しばしポカーンと消えていったののこの背中の残像を目で追った後、英二もまた自身の教室に向かって歩き出した。
蒼と真白、そして流の三人は三人揃って合格していた。
これだけでも三人の情熱・プレイスキルは賞賛に値する。
しかし、驚嘆すべきは、クリア条件を満たした者同士でもその僅かなタイム差で優劣を競いあっていたということだ。
「……クリアできたよ! でも、負けたぁ!」
クリアタイムが3位だった真白は、喜びと悔しさがないまぜになったような、複雑な溜め息を吐いた。
最後の洞窟、既存のプレイ動画の動きをなぞって、迅速にクリアまで進めた真白だが、よりスピーディにゲームを進めた他の二人のタイムにはあと一歩及ばなかった。
「ああっ! 2位かぁっ! あと少しだったのにっ!」
僅差で惜敗した蒼は悔しそうに天を仰いだ。
銃を使い、最小限の動きで、敵を倒しながら進めた彼女のプレイは鮮やかだったが、1位の流のタイムにはわずかに、本当にわずかに届かなかったのである。
「やった……! やったぜ……! これで夏休みもゲームができる! あのゲームもこのゲーム! やったぜ!」
そして、栄光の1位を掴んだ流は、ようやく取り戻した夏休みを謳歌している自分を想像しながら快哉を叫んだ。
彼が選んだのは、メニュー画面を開くことで敵位置をリセットする裏(バグ)技を活用した進め方。
一見、遠回りに見えるこのやり方が、さまざまな要素によって結果的に一位を掴ませたのは、周到にレギュレーションチェックまで重ねたうえで正々堂々と最速でクリアしようとした彼のゲームと夏休みへの想いの賜物であると言えた。
それにしても、多くの生徒達が「もうしばらくゲームはいいや……」という顔をしているなかで、今後もゲームをする気満々の流は流石と言うほかない。
「負けたわ。おめでとう」
「次は負けないよ!」
「へへへ。いや、運が良かったのさ」
蒼と真白に拍手を送られ、少し照れる流。
そこには、本気でぶつかりあったスポーツマン同士の戦いの後のような清々しい空気が流れている。
と、そのとき、ピロンという効果音とともに、放置されたエンディング画面上にタカシからの隠しメッセージが表示された。
『こーんなゲームにマジになっちゃってどうすんの?』
「「「やかましいわ!!!」」」
三人が声を揃えて突っ込んだのは言わずもがなである。
<< もどる
1
…
8
9
10
11
12
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
【終業式】夏休みを賭けた、ザ・ゲーム
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
水月 鏡花
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
5人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
ゲーム
定員
1000人
参加キャラクター数
26人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2022年03月17日
参加申し込みの期限
2022年03月24日 11時00分
アクション投稿の期限
2022年03月24日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!