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\ オーバータイム!/
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一方、瀬莉も教えてもらった仕事をテキパキとこなしていた。
「こちらがお部屋になります。お部屋の説明ですが…」
と、部屋を案内したかと思えば、今度は配膳の準備に調理場へと向かう。
「それではごゆっくり。失礼いたします」
部屋への配膳が終わったら、次は布団の用意で別の部屋へと足を運ぶ。
押し入れから布団を出そうとした時、その重さでバランスを崩してしまった。
「わわっ!」
「あらあら、大丈夫?」
その声とともに、布団が軽くなる。
「布団って重いわよね」
そこには布団を抱えたツムギがいた。
「あ、すみません…」
瀬莉はしょぼんと落ち込んだが、ツムギはそんな瀬莉に声をかける。
「いいのよ。みんなで協力するお仕事なんですもの。気にしないで。瀬莉さんがお手伝いしてくれるだけで私たちはとても助かっているのよ」
ツムギはニコッと笑いながら布団を広げた。
瀬莉はホッとして、ツムギと一緒に布団を用意した。
「あの、ツムギさん、ありがとうございます」
その言葉にツムギは優しく微笑んだ。
瀬莉とツムギが布団を敷いているころ、龍樹もまた、忙しく宿を駆け回っていた。
「龍樹! 次は風呂掃除に行くぞ!」
ゲンが掃除用のブラシを持ち、廊下の拭き掃除を終わらせた龍樹に声をかける。
「ゲンさん、ちょっと休ませてくんねー?」
息を切らしながらゲンを見上げる龍樹だったが、そんな叫びも虚しくブラシを手に持たされる。
「何を言うか! ビシバシ行くぞ!」
ゲンはそう言うとズンズンと歩いていく。
ゲンの言葉に、はぁとため息が出そうになった龍樹だったが、ゲンが言葉を続けた。
「これが終わったらお前は休憩だ。それまでがんばれ!」
『がんばれ』、それは大旦那にも言われた言葉だった。
男だから、というわけではないと思うが、がんばれと言われると不思議と力が湧いてくる。
「よっしゃー! ゲンさん、俺頑張るぜ! あれ、でも『お前は』って…ゲンさんは休憩しないのか?」
疑問に思い、ゲンに声をかける。
「俺は休憩はしない」
ゲンの言葉に龍樹はさらに疑問を投げかける。
「なんで休憩しないんだ? さすがにこんな力仕事してたら疲れるだろ」
ゲンはふっと笑って答えた。
「そうだな、さすがに疲れたと思う時もある。だが、俺はこの仕事、この宿が好きだ。そんな場所が俺の手で綺麗になるなら、こんな嬉しいことはない。休む暇があるなら、その分掃除していたいんだ」
そう言ったゲンの横顔は優しいものだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
ぬも
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
定員
10人
参加キャラクター数
3人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2021年06月28日
参加申し込みの期限
2021年07月05日 11時00分
アクション投稿の期限
2021年07月05日 11時00分
参加キャラクター一覧
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