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今日は本屋でお手伝い。
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白 真白
がそのバイトの事を知ったのは、『ブック・ライフ』に立ち寄った時の事だった。日頃からちょくちょく来ていたその店先で、模様替えの為のバイトを募集する張り紙を見かけたのだ。
(ふむ……バイトかぁ)
ちょっとお金欲しいし私もやってみようかな、そんなノリで参加しようと応募した真白と同じように、
羽奈瀬 リン
も同じ張り紙を見て、面白そうだと興味を惹かれたクチだった。
普段は来店すると真っ直ぐコンピューターや宇宙学についての本のコーナーへ向かいがちだけど、模様替えのお手伝いをするのなら、色々な本を目にすることになるだろう。そうやって、たまには違うジャンルの本に触れるのも楽しそうだな、と思ったのだ。
とはいえ中学生の彼の場合、『ならバイトに応募して』というわけに行かなくて。
「あの、僕もお手伝いできますか?」
「ん~。リン君まだ中学生だし、まずいよ~。おじさん捕まっちゃうよ~」
案の定、顔見知りの気安さもあって尋ねたリンに、尋ねられた店長はそう困り顔になった。けれどもあくまでも『お手伝い』だと重ねると、それなら良いのかな~? どうかな~? と天井を見上げて唸る。
そうして最終的に、職場見学的な感じにすれば良いのかな~、と首を捻りながら、
「お手伝いだとバイト代はあげられないけど~」
「バイト代? 大丈夫です、お小遣いはちゃんと親からもらってるので」
というやり取りを経て、リンも参加出来る事になったのだった。
閑話休題。
当日、そんなこんなでやって来た臨時バイト(お手伝い含む)5人の中に、
落合 まゆら
も立っていた。力仕事だというので、自前の水筒も持参している。
もちろんそれはコーディネートも同様で、今日の彼女はこの前『NYAN☆DO』で買ったニャンドゥのTシャツとジーンズ、スニーカーという出で立ちだ。ちなみに首にかけているタオルは、やはりこの前買った『ようこそぼくの村』タオルである。
今日まゆらがバイトに来たのは、1日仕事で8000円とそれなりの額のバイト料に惹かれたから、だけではなかった。気晴らしというか、気分転換になれば――と思ったのだ。
寝子島アニメーション学院の声優科2年に在籍する彼女は、幸運にもすでに声優デビューを果たすことが出来た。のはいいけれど、色々不安に駆られたりもしていて。
そんな折にラノベを買いに来たこの本屋で、バイト募集の張り紙を見かけた。そうして、バイトでそんな不安を紛らわせられたら――と応募したのである。
という事情まではもちろん説明することもなく、簡単に自己紹介を済ませたまゆらの次に名乗りを上げたのは、
宇佐見 望月
だった。
「うさぎ屋から来ました望月でーっす!」
そんな元気の良い挨拶は、彼自身の性格ももちろんだが、顔見知りゆえの気安さも多分に含まれている。何しろ彼の実家『うさぎ屋』は同じ旧市街にある参道商店街に軒を連ねる、いわば商売仲間だ。
そして何より彼自身、『ブック・ライフ』にはニャンダム本を始め色々と通っている、常連客でもあって。ゆえに「今日は真面目にバイトしに来ました」と断りつつも、自己紹介を終えた望月は勢い良く、ぺこ! と店長に向かって頭を下げた。
「参考書とかお世話になりました! 何とか無事合格出来ました!」
「そうだったね~。どこだったっけ~?」
「……二次です、マタ大の、介護学科……」
が、詳細を聞かれてついつい声が小さくなってしまうのは、仕方のない事かも知れない。別にマタ大が悪いと言っているわけではないが、家から通える大学なのに「どっかで下宿できるお金を貯めてます」と公言するのは、ちょっと気まずかったりする。
もっと言うなら、恐らくは店長も望月の姉や姪から、彼が脳味噌ところてんで困ってた話や、それ以外の色んな事だって見聞きしているだろうし――嗚呼、恐るべし商店街ネットワーク。が、すぐにぱっと顔を上げて望月は、力強い口調で力説した。
「でも、ウチから独立するのに資金貯めてるのは本当です。力仕事ならお手のもんなんでよろしくお願いしまっす!」
「ありがとうね~、今日は棚も動かすから助かるよ~」
「ハイ、棚動かしっすね! 任せてください!」
店長の言葉に、ぐっ、と力拳を作って胸を張る望月である。そんなやり取りを聞きながら、ここが本屋さんの裏側かぁ、と
夏風 遥
こっそり辺りを見回した。
普段、客としてやって来たのでは絶対に目にすることがない場所に、それでなくとも興味と好奇がかき立てられるというものだ。まして読書も本も好きな身からすれば、その感慨もひとしおで。
困っているみたいだったから私もお手伝いしよう、と思って応募したアルバイトだったけれど、参加して良かった、としみじみ考える。
(大好きな本に囲まれて、ちょっと幸せかも)
じーん、と感動を噛み締めながら自己紹介を済ませると、いよいよ担当場所の割り振りだ。自分はどこになるのだろう、とドキドキしながら店長の言葉を待つ。
もちろん、どこであっても精いっぱい全力で手伝うつもりだが、強いて言えば絵本が気になる――とついついそちらに視線を向けていた遥に、気付いた望月が「ならいっしょに行こうぜ!」と背中を叩いた。どうやら彼は、絵本コーナーの担当らしい。
「え? でも、あの……」
「あ~、じゃあ夏風さんには望月君と一緒に絵本コーナーをお願いしようかな~。その後で壁面本棚をお願いするよ~」
そんな事を勝手に決めて良いのかと、おろおろ店長の方に視線を向けた遥に、当の店長はまったく気にした様子もなく頷いた。はい! と大きく返事をして、遥はぺこんと頭を下げる。
そうしてそれぞれのコーナーに分かれて、作業開始となったのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
蓮華・水無月
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
定員
5人
参加キャラクター数
5人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2021年06月17日
参加申し込みの期限
2021年06月24日 11時00分
アクション投稿の期限
2021年06月24日 11時00分
参加キャラクター一覧
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